【噂をすれば賭け】
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■原典:
噂をすれば影
■意味:
噂ごとは真実をたしかめたくなり、賭けに発展する。
■解説:
噂といっても、陰口や悪口といったものから、単なる憶測なども含まれます。受注が取れそうだとか、次のシステム要件はどうだとか、そういう話は、やはり気になるものです。
●用例:
現木さん、聞いた? ツギノ機械様の案件で、USBプリンタを無線LAN接続するって。
聞いた聞いた。50台くらい、設備機械があって、それぞれの横に置いたプリンタから現品票を印刷するって。
でも、USBプリンタを無線LAN接続するって所がわかんないのよ。
え?有線LANに無線アダプタを付けるって聞いたけど。
有線LANも無線LANも持ってない、USB接続しか出来ないプリンタを無線LAN接続するのよ。
じゃ、どちらが正しいか、賭けようか? そこの自販機のジュースでどう。
いいけど。でもちょっと不安になってきたな。軽井主任から聞いた話だから。
それなら、僕の勝ちだね。あ、物尻主任。ツギノ機械様の案件で、お伺いしたいことが・・・。
ああ、USBプリンタを無線LAN接続するって話ね。デバイスサーバーというのを使って、USB機器を
LAN接続して、あたかもUSBで接続しているように使える技術だよ。お客様のご要望で、USB端子しか
ないプリンタを使うんだけど、有線では工事も大変で、デバイスサーバーで対応することになったんだよ。
「噂をすれば賭け」だな。僕にもおごってよ。
軽井主任。また、いい情報があれば、教えてくださいね。
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