情報システム部門での経験から生まれた、格言、迷言集です。

【猫にふたたび】

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■原典:

 猫にまたたび

■意味:

 デジャブ現象のこと。

■解説:

 以前に、同じシーンを経験しているような錯覚を、デジャブ現象と呼びます。システム開発の現場では、錯覚でなく、本当に同じようなことを 繰り返しているケースが多い気がするのは、私だけでしょうか?

●用例:

 

現木さん

いや~、古株部長には、まいるよ。

 

川伊さん

今度は何?

 

現木さん

ホカノ産業様の案件で、上位の会計システムとの連携があるんだ。

 

川伊さん

あれ?最初は既存の生産管理システムの置き換えだけのはずでしょ。今も連携してないんだから。

 

現木さん

そうなんだけど、どうせシステムを置き換えるんだったら、最初から連携しようって。

 

川伊さん

そんなことしたら、データ検証だけで、最低でも3ヶ月、決算時期と重なったら、今期中の検収なんて無理になっちゃうわよ。

 

現木さん

そのあたりも説明して、ステップを分けようとしてたんだけど、駄目だったんだ。

 

川伊さん

って、この前も、ツギノ機械様の案件で、同じようなこと言ってなかった?

 

軽井主任

「猫にふたたび」ってやつだな。

 

古株部長

軽井君!何か言ったかね。

 

川伊さん

そのパターンも、「猫にふたたび」ね。


登場人物と相関図

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