自分で思うほどに若さはもうない
8月が終わりますが、今年の夏はそこまで夏らしい日がなかったのが北海道の8月でした。これを書いているのは 8/30 ですが、窓を開けると涼しい......ではなく、やや肌寒いほどです。ただ私の自宅、リビングと寝室とで温度が結構変わるので、単純に気温が低いというわけではないとは思えます。それでも真夏日以上になる日数は、ここ数年と比較するとかなり少なかったように感じました。
在宅勤務で働けているのもあり、暑い中外出も出勤も行っていない恵まれている環境ですが、当然のように体は衰えてきているのを感じています。私自身いい年齢というか、何かの区切りまであと10年ないぞ、という年齢になってしまったので当然といえば当然なのですが、それを抜いても動かしていない肉体は物凄く簡単に衰えてしまいます。焼肉のカルビがつらくなってきた、だけではないのです。
最近も朝にゴミ捨てをしようと出たときに、突然足の力が抜けてしまい、そのままもつれて倒れこむという、本人には「何故?!」と思える出来事がありました。どれだけ体を動かしていないのかと言えるような出来事ですが、日頃の不摂生と年齢を重ねてきたことにより、このようなことは誰にでも起こりえるのではないでしょうか。今迄普通にできたことが突然できなくなる、ということではなく失敗する回数が徐々に増えてくる形です。
このような失敗が増えてくることは、実のところ肉体が絡む部分だけではなく、日々の業務においても出てくることがあります。例えばこれまでの知見から提案を行っていったが、今のご時世には適していない旧態依然のものになってしまった、など IT 界隈にいるのであればあまりよろしくないことをしてしまう場面です。後で振り返ると反省しきり、となるのですが、作業を進めている時には自分の考えに絶対な自信を持っていることが多く、さらには他人の意見を参考にしない、言われても経験豊富な言葉使いで意識せずに反論してしまっていることがあります。その人の性格が大きいところではありますが、年齢による部分も大きいとは私個人の中では感じているところです。
日頃は意識して、他人の意見に耳を傾けたり自分が主導権を取らないように注意して仕事を進めています。ですが業務量が増え立て込んでくるにつれ、そこまで意識を向けることが難しくなり、ある意味での脊髄反射的にバシバシと言い放ったりしてしまうことが増えてきます。そのような場面が増えるにつれ、後々になって反省することも起きてしまいます。
いつぞやのコラムにも似た話題を書いたことがありますが、年齢を重ねてくるとかなり意識していなければこういったことを防ぐのは難しくなります。肉体的にもまずいですし、精神的にまずいというのが年を重ねてきたことの現れです。日常の過ごし方を注意していくしかないのですが、注意しすぎることはないといっても良いでしょう。まだ自分は大丈夫、と思っている人ほど突然訪れる冒頭のようなイベントでがっくりときますし、実はもう片足を突っ込んでいると周りから見られていることもあり得ます。自分の感覚ほどあてにならないものもないのです。
一定ラインを超えた年齢になった人は、これでもかと注意して日々を過ごしてください。それは多分、平和な日々を過ごすためにとても大切なことなのではないか、そう私は考えています。