台風の報道を見て政治のことも知っとかなくっちゃと思った話
台風で河川が氾濫したけど治水ってどうなってるの?
台風で河川が氾濫して多くの人が被災しました。ネットには河川の氾濫に関してさまざまな情報が流れていました。
- 反対されながらも八ッ場ダムを作ったから被害が少なくなった
- いや八ッ場ダムはあまり役に立っていない
- ダムの緊急放流は一度に大量に放水するわけではなく、入りきらない水を流すだけ
- 首都圏外郭放水路のおかげで被害が少なくてすんだ
- 河川の氾濫で都心が被害を受けないように、政治家がわざと埼玉や江戸川区に水害を起こす地域を作っている
ネットにはいろんな情報があり、中にはいい加減な情報もあります。いったいどこまでが本当なのかわかりませんでした。
学校で教わらなかったこと、教えるべきこと
治水のことは私は何も知りません。何も知らない人が多いのではないでしょうか。小学校や中学校でちゃんと教えてくれればよかったのに。
学生時代、私は受験のためにたくさん勉強しました。たくさん勉強したはずなのに、社会人になってから、知っておくべきだったのに知らなかったことがたくさんあることに気づきました。
学生時代に難しい計算問題や微分積分を勉強するよりも、社会の仕組みのこと、政治や経済のことを早いうちに知っておくべきだったと私は思っています。来年から小中学校でプログラミングの学習が始まります。プログラミングもいいのですが、その前に教えることがあるのでは? IT系のエンジニアがそれを言っちゃぁいけないんですけどね。
政治や経済のことも知っておかないと
政治をよく知らないと、選挙に興味を持ちません。私は政治には疎いほうですが、選挙にだけは行くようにしています。
消費税が上がったり、カジノを作ることが具体化してきたときになって、「けしからん」と騒ぎ出す人がいます。「何をいまさら。だったら、選挙のときにあの人を選ばなきゃよかったのに」と私は思います。政治に疎い人が多いとろくな政治家が現れず、廻り廻って自分も洪水や増税で苦しむことになるかもしれません。
ITエンジニアも、ITだけではなく政治や経済のことも勉強しておきましょう。シムシティをやってみるとか(笑)。
でもその前に、週末の秋の情報処理試験をがんばりましょう。
あべっかんでした。
台風で被災したかたにお見舞いを申し上げます。早くもとの生活に戻れますように。