犠牲バントはやめよう -会議や仕事は終了時間を決めておこう
エンドレス会議はやめよう
「日本人はスタート時間しか守らない」という記事を読みました。日本人は開始時間は守るけど終了時間は守らないという話です。言われてみるとまったくその通りだと思います。
私の職場では、エンドレス会議が行われることがときどきあります。会議の開始時間は決まっていますが、終了時間は決まっていないのです。次の会議の予定が入っていて会議室を追い出されない限り会議が終わらないのです。そんな職場、多くありませんか? これはやめてほしいと思っています。
何のためのフレックスタイム?
私の以前の職場ではフレックスタイムが適用されていました。コアタイムが11時から15時なので11時に出社してもOKです。
でも、いくら早く出社したところで15時に帰れるわけではありません。やらなければならないタスクがたくさんあってなかなか処理しきれないので帰れません。たまに自分のタスクを早い時間に処理し終えたとして早く帰るとどうなるでしょうか? 「あいつは余裕がありそうだ」と思われて新たなタスクが積まれるのです。で、結局遅くまでいることになります。
朝早く出社して早くタスクをこなしてもさらにタスクを積まれてしまう。早く来るだけ多く働くことになる。ならば朝は遅く来ることにしよう。ということになって結局みんな11時出社になってしまったのです。これでは何のためのフレックスタイムだかわかりません。
犠牲バントはやめよう
私は今、テレビで高校野球を見ながらこのコラムを書いています。特に高校野球では犠牲バントが多用されます。チームのために自分が犠牲になることが美徳とされています。日本ではチームプレーが重視され、個人プレーで目立ち過ぎると疎まれます。
仕事もチーム全体で成果を出そうとします。それはいいことです。けれども自分のタスクが終わっても、まだ仕事をしている人がいたら手伝ってあげるのが当然だ。先に帰るなんて薄情だ。と思っている人が多いのは困ります。早く帰りにくくて付き合い残業をさせられると仕事の効率も悪いしモチベーションも下がります。犠牲バントをするのが当たり前、という考え方は変えていくべきだと思います。
ちなみに私が所属するソフトボールチームでは犠牲バントはしません。1点を争う試合でなくて、10対20とかになる試合が多いのでランナーを送って1点を取りに行ってもしょーがないからなのですが(笑)。
あべっかんでした。
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