羽生結弦のパレードでゴミを拾え! -ネットでの呼びかけを上手に使おう
祝賀パレードでゴミ掃除
先日、仙台市で羽生結弦の祝賀パレードが行われました。そこには10万人のファンが集まりました。けれども終わったあと、驚くほどゴミが落ちていませんでした。事前にファンがTwitter で、ゴミ袋を持参して回りのゴミも拾って帰ろう、と呼びかけていたことがその理由だそうです(「羽生結弦のパレードでファンのマナーに驚き Twitterで袋持参呼びかけ」参照)。
ネット上では悪い意見は淘汰され、良い提言は残る
ネット上では悪い意見は淘汰されます。いや、悪い話でなくても、少し片寄った見解を書くと反対派から猛烈な反撃をくらって炎上してしまいます。私も炎上してしまったこともあります。
ネット上にはうかつに悪い話は書けませんが、逆にゴミを拾おうというような良い意見を書くと賛同されて広がります。読んだ人は日ごろ後ろめたい行動をしている(のは私だけ?)ので、たまには良いこともしておこうという気になって行動したのでしょう。好きな羽生結弦選手のためでもありますし。
ネット上での緩い連帯感
野球場で広島カープファンがヤクルトファンに絡んだという話もありました。その話に対して、あるカープファンの人は「同じカープファンとして申し訳ない」と呟いていました。
カープファンとか結弦ファンとかいうネット上の緩いつながりで連帯感が生まれ、行動につながります。そして悪い部分は淘汰されて消えてゆき、良いところが残ります。これっていい仕組みになっているなあと思いました。
この仕組みはうまく利用したいものです。社会を良くするために何かしたいと思っている人は、ネット上での連帯感を使って呼びかけてみてはどうでしょうか。私もやってみようかな。私が何かもっともらしいことを言ってネット上で呼びかければ、全国のあべっかんファン10万人が答えてくれることでしょうから。いや、1万人。いや、100人。いや、10人くらいかな?!
あべっかんでした。