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コミュニケーションができない人はお仕置きよ!

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 また、殺しか……

 先日、あるIT系会社に勤める女性が殺害される事件があった。その女性に振られた同じ職場にいた男性が犯人だったようだ。「勤めていたIT系の会社で、」というところが気になってしまう。

■一方通行のコミュニケーション

 IT系の職場ではメールでの連絡が基本。隣の席の人にもメールで連絡する。でもメールでの連絡は一方通行だ。たまによく知らない他部署の人から「来週までにこれをやっておいてください」と大勢宛に送られるメールがある。送った方はちゃんと伝えたつもりだろう。もらった方は、「誰だこいつ」「なんでこんな面倒なことが必要なのよ」とシカトしてしまうこともある。

 メールは所詮は一方通行。「了解」の返事がもらえればいいのだが、そうでなければ相手がまじめに読んだか、要求に答えてくれるのかは分からない。それを要求に答えてくれるだろうと勝手に都合よく思っている人が結構多くないだろうか。

 そんな職場にいると、「好きな人に自分の思いが伝わっているはずだ」と勘違いするヤツがでてくる。冒頭のような事件はこんな一方通行のコミュニケーションが起因していたのかもしれない。

■相手に伝わるコミュニケーション力の向上方法

 以前のコラムでも紹介したが、私は「ドラマチックコミュニケーション」という野原秀樹氏のセミナーに参加したことがある。

 そこで気持ちを相手にパスするゲームをやった。 15人くらいで輪になって一人が架空のボールを持つ。「私からあなたへ」と言って他の一人に目でサインを送って架空のボールをパスする。自分にボールをパスされた、と思った人がさらにパスを繰り返す。

 これを少し続けると、「自分にじゃないよな」と思ってパスが途絶えたり、2人が「自分か」と思ってボールが増えてしまったりする。 コミュニケーションでは、「あなたに話すんだよ」と相手を聞く体制にさせることが大事だ。言いっぱなしのUDPではだめ。TCP/IPのコネクションを確立してから核心の話を始めること。そんなコミュニケーションのやり方を学べるセミナーだった。

 来月、12/5にもこのセミナーが開催される。興味のある方は行ってみるといいだろう。詳しくはこちら

■Mな人向け(?)のコミュニケーション力の向上方法

 「ドS美人面接官vsモテたいエンジニア 転職十番勝負」では、モテたいエンジニア君が落とし穴に落とされたりイスごと飛ばされたりと、美人面接官にいじめられながら面接での受け答えやアピール方法を教わっていく。話は現実離れしているが、参考になるところはあるだろう。

 そしてもっと刺激が欲しい人、異性とのコミュニケーション力を磨きたい人にはこんなサイトもある。

Momoko

 恋愛サバイバル教官 神崎桃子 オフィシャルサイト

 男女の駆け引きの会話は、ここで愛のムチを受けながら勉強してみよう。

 こんな教官にちょっといじめられてみたいabekkanでした。

Comment(2)

コメント

メラビアンの法則ではないですが、言葉はコミュニケーションのほんの一部でしかないので、言葉以外の部分(ノンハーバル)でコミュニケーションを体験することは大事ですよね。

私もノンハーバル・コミュニケーションに関するワークのネタをいくつかもってますので、またご紹介させてもらいますね♪

abekkan

> キャリア・コンサルタント高橋さん

コメントありがとうございます。

ノンバーバルなコミュニケーションですね。
ムチとか(笑)

次回のネタも期待しています!

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