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授業も試験もIT化-情報処理技術者試験は?

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 「このタブレットいいな。早く使ってみた~い!」

 通信教育のチャレンジ2年生の宣伝を見た娘が言った。

■通信教育にもタブレット端末が登場

  進研ゼミのチャレンジx年生のコースで、来年の4月からタブレット端末で勉強するコースが始まるそうだ(紙面のテキストを使うコースも選べる。また他の通信教育ではすでにタブレット端末を使っているものもある)。楽しく勉強が進められそうだし、漢字の書き順が違うと正解にならなかったりするからためになるだろう。なにより、子供が興味を持って楽しくやってくれそうなのが嬉しい。

 タブレット端末が普及してきたし、電子書籍も増えてきた。そのうち、学校の教科書もタブレット端末になる日も来るのではないだろうか。すると重い教科書や辞書をランドセルや鞄にパンパンに詰めて登校する、っていう姿もなくなる。ちょっと寂しい気もするが。

■テストはコンピュータで即座に採点

 タブレット端末を学校が取り入れるようになれば、テストの採点も楽に早くできるようになるだろう。

 小学生向け学習塾の日能研では、コンピュータで試験をしている訳ではないが、公開試験の採点は早い。早いときには翌日にWebで結果を見ることができる。その仕組みはこうだ。テストが終わると同時に全員の回答用紙をスキャンして本部に送信する。それを、国語の問題1はA班が担当、というように分担して採点する。その結果を個人ごとに集めて総合点をつける。全員のデータが集まっているので平均点や順位もすぐに出せる。回答用紙をすぐにデータ化しているところがミソだ。

■情報処理技術者試験の採点はなぜ遅い?

 このサイトの読者なら何度も受けたことがあるであろう情報処理技術者試験。私も10回以上落ちた(4回は受かった)。ひとつ解せないのは、この試験は受験してから結果が出るまでに3カ月もかかること。

 他の試験と比べて受験者が多いのは分かる。正解かどうかを十分に吟味している、という話も聞いた。しかし情報処理の看板的な試験の採点日数が日能研の90倍もかかっていいのか? 「情報処理」の意地で、最新の情報処理技術を駆使していち早く結果を出してほしいものだ。それができれば年に4回とか6回とか試験回数も増やせるしね。そう思うのは私だけ?

■ベンダーの資格試験はPCで

 ベンダー主催の資格試験では、パソコンで回答するものも多い。これだと結果もすぐに出る。

 ただ、いいことばかりではない。昔、私がマイクロソフトのある資格試験を受けたときのこと、テスト時間が終了後即座に結果が判定された。

 「Failure!(不合格)」

 あ~あ、一瞬のうちに受験料の2万円がパー(+_+)。もしかしたら受かるかもしれないという淡い期待を持って待つ楽しみも欲しかったのに……。

 abekkanでした。

 「チャレンジ2年生はタブレット端末で」

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