痩せる仕組みと痩せない仕組み
「ぷふぁ~」 運動のあとのビールは美味い!
仕事ができる人の中には、筋トレとかマラソンとかのトレーニングをして体を鍛えている人が多い。私もそれに見習おう。いつやるの? いつやるの? 今でしょう!ってことで、フィットネスクラブに通い始めた。でも、このやる気がいつまで続くかなぁ?
■トレーニングを続けるための仕組み
トレーニングを続けている人は、中だるみが起こることをあらかじめ想定しており、続けられる仕組みを作っているようだ。例えば、
- トレーニングを始めたことを周囲に宣言する
- 一緒にやる人を探す
- 自宅や会社に近い通いやすいフィットネスクラブを選ぶ
- マラソン大会に出る
- 自分に対して、褒美やペナルティを与える
などなど。トレーニングを続けていられている人は「続ける仕組み」をうまく作った人だ。「続ける仕組み」が同時に「痩せる仕組み」になっている。仕組み作りって大切だ。
■マーケティングでも
そう言えば、ピーター・ドラッカーが、「マーケティングとは、製品が顧客にぴったりと合って、ひとりでに売れてしまうようにすること」と言っていた。顧客がどんなものを欲しがっているかをよく理解して、その要求を満たした製品を作れば、宣伝なんかしなくても自然に売れる。マーケティングによって「売れる仕組み」を作ってしまう。ここでもやはり仕組み作りが重要視されている。
■システム開発でも
ITのシステム開発でも、いろいろな仕組みが取り入れらている。レビューして、チェックシートを使って、テストして、という「バグを出さない仕組み」。リリースノートを書いて、疑似本番環境でテストして、第三者が確認して、という「リリースのミスを防ぐ仕組み」。バグチケットを発行して、担当を振り分けて、修正後に責任者が承認する、という「バグの改修漏れを防ぐ仕組み」、などなど。
完璧な仕組みを作っておけば、障害なんて絶対に発生しない(はずなんだけどね......)。
■仕組み作りが世界を制す
トレーニングでも、マーケティングでも、システム開発でも、何をするにも、うまくやる仕組みを作ることが大切だ。いい仕組みを作った者がその世界を制することができる。仕組みにはめられる側ではなく、仕組みを作る側になって、賢く生きようではないか。
■痩せない仕組み
「ぷふぁ~」 運動のあとのビールは美味い。
フィットネスクラブに行く→ビールを飲む→痩せない→フィットネスクラブに行く→......
あれっ?、フィットネスクラブとビール業界の「儲かる仕組み」にはまっちゃったかな(~_~;)
abekkanでした。
関連ブログ:仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか