いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。

珍獣大売り出し

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■珍獣襲来

 先週だったかなぁ。夜の街に咲く可憐な花に心寄せていたとき、突然携帯が鳴った。Twitterでメッセージが着ていた。なんだろうと思ったら、美人(一応)編集者さんからメッセージが着てた。メッセージには一言。

 「壁画さん週間」

 (コラムニストの間では、私は壁画さんと呼ばれている)

 つまり、月末まで毎日コラムをアップするらしい。某新聞の天声○語じゃないんだ、凄まじい無茶振りだよ。クリスマスのときもそうだった。1本30分ペースで3本のコラムをリアルタイムで書かされた。そのとき、当の本人はアルコール片手に '`ィ (゚д゚)/ になってた。

■珍獣の由縁

 なぜ私が美人(一応)編集者さんのことを珍獣と呼ぶのか。それは、そのまんま珍獣だからだ。彼女の人物像を述べると、織田信長のような行動力で前田慶次のように傾(かぶ)く。ハムスターの愛嬌、脚はカモシカ(本人曰く美脚)を持ち備え、脳みそはアルコールで動くIntel® Celeron® Processor 500 MHz、声はたらちゃん綾波レイを足して2で割った、そんな人だ。

 まぁ、自由奔放というか、自由奔放で、まさにフリーダムというのが当てはまる。美人には間違いなく美人だが、付き合うと絶対に振り回されそうな、そういう力強さもある。そんな彼女が、この野生の王国、エンジニアライフを支えてきたのだ。

■野生の王国を仕切る力量

 一般的に考えると、相応に破天荒な人ではある。だが、大胆不敵な行動力でいろいろなものを動かしてきたのも事実だ。普通の人であれば、無理だろう、と尻込みするような企画に体当たりで挑んだりしている。最近だと、Gitの勉強会を開いて大盛況だったようだ。最後に撮った写真の人数を見て、思わず「すげぇ」と言葉がもれた。また、エンジニアライフの勉強会を、凄まじい行動力とスピードで開催したのも記憶に新しい。

 私のコラムにしても、内容が変態過ぎて普通のところでは公開できないと思うし、私も手加減して書く。コラムに172個もおっぱい並べるような真似はまずできないだろう。しかも、おっぱいの数を150個チェックさせるという、明らかにおバカな注文も笑顔でこなしてくれる。そういう力量に支えられて、これだけ類まれ(珍妙?)なエンジニアライフが成り立っているのだと思う。

■珍獣世界侵略

 そんな美人(一応)編集者さんが、エンジニアライフを離れて世界侵略を始めるらしい。まだ見ぬ新しい世界を切り開いていくとのことだ。エンジニアライフで身につけた変態性を発揮するために部署に移るとか。

 思えば、こういう駆け引き無しの勝負ができる人が減ったように思う。体裁ばかり考えて、常に無難な選択しかできない。考えてばかりいることで、思い切った行動ができない人がお多い。そんなしがらみを跳ね除けて、ありのままの自分で突っ走れる。そういうところは素晴らしいと思う。

 大げさに言うなら、現代人の失った素直さ、行動力を失わずに持ち続けている。そういう類稀なる輝くものを、美人(一応)編集者さんは持っている。そして多くの人を惹きつける明るさを持ち備えている。名物編集者がいなくなるのはちと寂しいが、今後の活躍に期待したい。私も、より尖ったコラムを書いていければと思う。

 いままでありがとう、そして、これからも頑張ろう。珍獣よ、世界に羽ばたけ。

--業務連絡--

寿司食いたい。回らないやつ。

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