生涯現役のITエンジニアを目指して、日々成長していくためのコラムを紹介します

地域課題をITで解決しよう

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エンジニアライフの読者の皆様、こんにちは。

北陸(石川県金沢)在住で、テクニカルライター&プログラマーの平田豊(ひらたゆたか)です。

先日(2018/4/12)、地元金沢の交流会に参加してきたので、その様子をお伝えします。北陸と言えば、都心と比べると田舎であることには間違いないのですが、IT系のイベントは意外に多く、かつ頻繁に開催されていて、とてもすべてに参加するのは難しいほどです。

Code for Kanazawa

筆者が参加したイベントは、一般社団法人Code for Kanazawa(略してCfK)が主催する交流会です。ITの技術を活用して、地域の課題を解決していくというのがテーマに掲げられています。CfKのホームページは以下にあります。

http://codeforkanazawa.org/

上記ホームページに記載してあるビジョンを引用します。

Code for Kanazawa(CfK)は、市民の課題を集め、その課題を整理・分析した上で、メンバーが実際に課題解決となるソフトウェアやハードウェア(仕組みや方法)を開発します。
私たちは、デザインをして、ソフトウェアコードを書き、課題を解決するサービスを完成させるのです。さらに、そのサービスを提供し続ける力も持ちます。

なんだかかっこいいですね。単にみんなで集まって議論するだけではなく、問題分析を行い、その原因に対してITで処置を行うという「なぜなぜ分析」の基本の流れにしたがっていると言えます。

ホームページにも記載がありますが、CfKはCode for America(CfA)という米国の非営利組織をモデルとしています。

イベント情報

CfKの交流会は毎月行われており、今回筆者が参加した会では30回目であり、数年以上継続しているということになります。

今回のイベントはITビジネスプラザ武蔵(石川県金沢市武蔵町)のサロンスペースで開催されました。サロンスペースは無料で使うことができます。

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CfKのイベントの開催情報は下記Facebookページから参照することができます。

https://www.facebook.com/CivicHackNight/

今回のテーマ

今回は「雪かき」がテーマでした。今年は全国的に大雪でしたが、特に北陸地方は過去6年ぶりの大雪で、とても大変でした。普段は大雪というとせいぜい30センチですが、今年は70センチ以上も積もり、完全に交通機関がマヒし、食料も品薄になるという酷い有様でした。

金沢は年々雪が降らなくなってきたこともあり、今年の大雪には住民全員が不慣れな対応を余儀なくされました。雪を捨てる場所がなくなり、残った雪をどうすればいいのか、雪を捨てる場所で建物の管理会社からクレームが入ったり、スタックした車が路上に放置されていたりと、散々な状況でした。

いざこうした自然災害が発生した場合、付近住民が協力して助け合いができればよいのですが、雪かきに対するノウハウが標準化されていないため、ノウハウを共通化して、雪かきのためのサイトを作ったらどうかという話が出ました。

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楽しい時間は早い

イベントは2時間(19:00~21:00)でしたが、今年の大雪に筆者もそうですが、皆様大変苦労されたため、とにかくたくさんの苦労話が出てきて、ブレスト的に意見を出し終わったところで、今回はタイムアップとなりました。今後も引き続き、アウトプットしていくために議論が行われていくとのことです。

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今回、筆者は初参加でしたが、ITエンジニアの方だけではなく、市議会議員やテレビ局の方と面識を持てたことが新鮮で驚きでもありました。なかなかIT業界以外の方とつながりを持つことがないので、貴重な体験をさせていただきました。

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