日常の繰り返しは惰性や怠惰すらも正義化する。今日の自分との勝負に勝てたのか【第246回】
日常の繰り返しの中に惰性や怠惰は少なからず存在する。
そもそも惰性や怠惰を含めた繰り返されやすい日常で、幸せや満足が継続するなら、それはそれでいい生活サイクルを営んでいると思う。
今の生活の延長線上に明るい未来を感じられないのであれば、見直さないといけないのかもしれない。
私はどうか。
今は良い。しかし50歳を超え、健康的には下り坂になっていくと思う。健康は仕事の基盤というか前提なので、工夫と知識とノウハウでサイクルを改善していっても、健康の悪化により全体的に衰退していく可能性もあるのだ。いや、長期的にはその可能性は高い。
サラリーマン時代は会社の中に、自分に意見をしてくれたり評価してくれる人が多く存在していたので、今のサイクルでよいかどうか見直すきっかけが多くあったように思える。
独立して11年が経ち、業績は11期連続増収になり調子が良い。しかし、年々自分に対して意見を言ってくれる機会が減ってきているような気がする。工夫をしながら、生活をしていくと繰り返し行っている所作が正しいと思いこんだり、多少良くないことでも「仕方がない。自分は一所懸命やっている。」と思いこんだりするのではないだろうか。
多くの人は老ける。
先輩方のFacebookを見ていると、なんとなく、健康が緩やかに落ちていく中、いろいろなことが体力的に面倒くさくなり、気力も減衰していくサイクルなような気がする。
これに逆らい、自分の明るい老後のためには、仕事、趣味、健康（睡眠も含めて）など、それぞれに日々の目標を立てて、その目標を達成するために日々工夫をし、改善の行動をしていくことが大事なのだと思うようになった。その目標に達しない理由や、プロセスが自分の日常を見直すセンサーになるはずだ。
日々分との勝負に勝てるように頑張ろう。
そして、1日の最後に、今日の自分との勝負に勝てたのかを考えて、明日に向けて工夫をしよう。
それでは今日はこの辺で。
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