トリグラフの4つのハードル
はじめまして! トリブログ@ITナビゲーターの西脇です。
この連載ではわたしたち株式会社トリグラフとそのサービスを知っていただき、興味を持っていただくために毎回様々な視点から奮闘っぷりをご紹介して参ります。
その第1回である今回は、わたしたちが「ITベンチャー」としての第一歩をどう踏み出し、どう成長していこうとしているのかを代表の片瀬からお話しさせていただきます。
こんにちは。トリグラフ代表の片瀬です。
今回は中期(3年くらい)で達成したい4つのハードルについて書いてみたいと思います。
●第1ハードル:立上1年の会社存続の資産作り
会社を立ち上げると、まず必要になるのはお金です。
資本主義社会において、お金がなくなるということは会社が倒産するということになり、まず第1に考えるのは従業員の給料、そしてオフィスの家賃などなどいろいろと発生します。
では、どうやって会社を存続させる(お金を集める)かというと、やり方は3つあります。
- 資本金を集める
- 売上を作る
- 銀行など金融機関から借入をする
当初1年という限定ですと、1の方法をとる会社も多いかと思います。
会社を見るときに、「立ち上げ間もなく、資本金が多い会社」は戦略として1を選んでいる可能性があります。
では、トリグラフはどうかというと資本金約1000万円程度と、とても1年も会社を存続する体力はありません、ということで、トリグラフで第一ハードルをクリアするために、「2. 売上を作る」に注力しました。
※3もありますが、立上早々の企業ではそこまで多くの借り入れをすることはできません。
しかし、立ち上げ早々にいきなり取引を開始してくれる会社などなかなか存在するはずもなく、まずは、社員全員の知人の範囲から営業活動を開始していきました。
結果、現時点では第1ハードルをクリアできる状態まで売上をもってくることができました。
そういう経緯から、新しく取引を開始していただいた企業様には本当に感謝しており、社員一同、そんな取引先の皆様に恩返しできるよう日々尽力しています。
そして、会社が良い方向に成長することがそんな取引先企業様への一番の恩返しだとも思って会社経営にも励んでいます。
●第2ハードル:知名度の向上・新規取引先の開拓
当然会社を長期的に存続していくために、第1ハードルでクリアした資産だけでは足りません。もちろん、いつまでも旧知の企業様からの取引だけでは会社の成長もなく、それでは取引先の皆様に本当の意味での恩返しができません。
そこで、現在トリグラフでできる業務内の認知度を上げて、新規の取引先を増やしていく必要があります。
一定の認知度まで押し上げて、問合せ→取引開始が循環するビジネスモデルを形成できれば、ある程度長いスパンで会社を安定させることができます。
●第3ハードル:サービス中心の事業立ち上げ
現在トリグラフの人員の大半はエンジニアの皆様になります。
ということは、現時点でのビジネスの中心は人の働きに依存する受託中心のビジネスになっていますので、上記での第2ハードルはこのビジネスを安定軌道させることを指しています。
そこで、この第3ハードルでは、より営業もしくは広告宣伝に力を入れると利益が拡大する事業の立ち上げが目標になります。
現在でもサービス中心のビジネスも存在しているので、それをしっかりと事業化していくことができれば第3ハードルクリアになると考えています。
●第4ハードル:現在全く想像できないビジネスの立ち上げ
これは企業の夢の部分になりますが、実現可能・不可能は置いておいて、現在全く行っていない、もしくは全く想像もできない事業を立ち上げられたら面白いと思っています。
想像の内容は何でもよいと思っています、銀座にカフェをオープンしてみたいでもよいですし、北極で油田を掘ってみたいでもよいですし(笑)。
将来こんなこともできるかも、と思って日々仕事をしていると面白いですよね。
これが、立ち上げ時点で考えている4つのハードルになります。
現状トリグラフはなんとか第1ハードルをクリアしたところなので足もともしっかりと固めつつ、しかし夢を持って、日々邁進していきたいです。
一歩ずつ確実に、常に前を見てがんばることは、会社においても個人にとっても大切なこと。わたしも自分の「第4のハードル」を見つけ、飛び越える日に向けてがんばります!
最後に、トリグラフではこれからいっしょに会社を作っていく仲間を自社サイトにて募集していますので、ぜひわたしたちに会いにきてください。
では、また次回。
株式会社トリグラフ
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トリグラフ・ブログ「TRIBLOG」
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