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「No Brilliant Jerks」のアンケート結果のご報告。

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サーチマン佐藤です。
こんにちは。

一つ豆知識。

ワールドカップのラグビーって、
一度、日本代表チームとして出ると、
その後、二度と他の国のチームの代表として出られない。
そういうルールがあるらしいですね。

つまり、そういう覚悟で出ていると。
へええ。


では、本題へ。

前回の記事では、
能力と人間性、Brilliant Jerk問題」を
提起しましたね。

沢山のお便り、頂きました。
あまりに沢山で、しかも長くて、
週末、読み切れませんでした。

それだけ、深刻な問題ということでしょうかね。

本当に、本当にありがとうございました。
お便り、全部読んで、
アンケート結果まとめました。

まず、その結果からいきましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【質問】
「No Brilliant Jerks」のポリシー、どう思いますか?
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【回答結果】

・「大賛成」
120票(35.0%)

・「どちらかといえば賛成」
127票(37.1%)

・「どちらでもいい」
28票(8.1%)

・「どちらかといえば反対」
25票(7.3%)

・「大反対」
28票(8.1%)

・「そのほか」
14票(4.0%)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「大賛成」「賛成」で、72%でしたね。
圧倒的でした。

お便り、みていきましょう。


【読者から】
==========================
知識や技術があっても、
やはり人間性が伴わないと、
気持ち良く仕事できないですね。
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【読者から】
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チームのパフォーマンスに悪影響である点、
大いに賛同します。

これからという若者が、
何人も潰されていくのを見ました。

私もサーチマンさん同様、
反骨心で知識の習得に変えられたクチです。

お客さんにはもっとキツい方も居ましたが...

身内の反面教師として、
人生で一度は出会ってもいいのではないかと思い、
今回の回答といたしました。
==========================

アナタ自身の
「仕事って何だ?」の定義にもよりますが、
もちろん、成果を出すことは大事ですが、
人間性が伴わない人と仕事すると、
ぶっちゃけ、気分が悪いですからね。

で、多くの人が、
そんな気分の悪いことは味わいたくない、
「仕事は、気分よくやりたい」と。

私も、概ね同意します。


ただね、気分は悪いけど、
「成果を出す」という意味では、
一人くらいならOKという意見も多かった。

【読者から】
==========================
結局はチーム構成のバランスです。
優秀だけどクソは1名までなら許せるかな。

クソの質ですかね。
良いものを提供しようっていうプロ根性が無いやつとは
仕事したくないです。
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【読者から】
==========================
以前は私もNoと思っていましたが、
この手の人の瞬間最大風速的なパワーは、
目を見張るものがあります。

管理者の立場だと、
PJの窮地を救えることになり得る人材として、
一人くらい抱えておいてもよいと、
最近は思うようになりました。
==========================

気持ち、わかる~(笑)。

私も、プロジェクトリーダーの時、
切羽詰まるとか、炎上でもすれば、
気分が悪かろうが、
メンバーが反対しようが、
「Brilliant Jerk」投入ですよ(苦笑)。

チームで仕事と言いますが、
突出して出来る人がいると、
解決することも、多々ありますからね。

でも、さすがに、二人以上いると、
下手すると、向こうが団体になって、
こっちの精神がもたないですらね。

一人くらいなら、いいと。
そのへんは、現実感ありますし、
このあたりまでは、私も賛成かな。


あと、大反対の意見もありました。

【読者から】
==========================
同質性の集団になって、
異質なものの排除につながる。

そこにイノベーションは生まれない。

それに気づいていて、そうならないように、
No Brilliant Jerkならよい
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すみません、私、
よくわからないのですが、
自分の職場やチーム作る時、
異質な方を排除するの、当然でしょ?

イノベーションが生まれない??
すみません、これも意味がわからないです。
異質な方がいたら、混乱するだけでは?

そういえば、
「多様性が大事」と言う人もいますが、

少なくとも、チームを作る時は、
何でもかんでも、
多様性がいいって話じゃないと、
私は思いますけどね。

同質の価値観で、
違った能力の人を集める。

私は、これがいいと思いますが、
そういう意味ですかね?

違うような気がするので、
よかったら、是非、
詳しいお便りくださいませ。

(他の方でも、わかる方いたら、お便りください)


ということで、まあ、
「No Brilliant Jerks」問題は、
一概に言えることでないですが、

たぶん、少し前までは、
こんな議論すらなかったと思うんですよ。

「仕事ができれば、人間性は関係ない」
みたいな価値観だったと思いますが、

現在、多くの人が、
「No Brilliant Jerks」には、
肯定的であると。

そんな結果がわかりました。
参考にして頂ければ。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。

●追伸
強すぎるストレスは、
人の思考力を奪い、人を潰してしまう。

しかし、ノーストレスだと、また成長しない。
ゆるゆるなんだよね。
そういう年配の方、いるでしょ。

適度なストレスが、一番人間を成長させる。

なんとなくですが、今、幸せそうな人って、
過去に「Brilliant Jerks」に出会っている気もして、

運よく、適度なストレスになったのではないだろうか?
(サーチマンの仮説)

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