不満は、文の長さじゃない。長くてもスーッとが大事。
サーチマン佐藤です。
こんにちは。
わかりにくい文章って、ありますよね。
書いている方は、そんな意識なくとも、
読む方は、凄く時間がかかる。
特にね、思いついたままの文章。
ビジネスマンとしては、是非、
そんな文章は避けたいところですが、
その一つの原因は、
「助詞」の使い方にあります。
例えば、その典型的な悪い例は、
以下の様な文章。
=================
私はゴルフが好きですが、
実は、マラソンが苦手で、
あと、テニスも好きです。
=================
言いたいことはわかりますが、
違和感あるでしょ(笑)。
その理由、わかりますか?
少し時間とりますので
文章の勉強として、
是非、その理由を考え、
文章も、正しく修正してみてください。
・・・ブレイク・・・・・
いかがですか。
では、説明しますね。
この文章は、
助詞の使い方が間違っていて、
「テニスも」の「も」という助詞は、
直前の文章に対して類似を表す助詞なのに、
直前の文章が、
反対の意味を表しているから、
違和感を感じる。
ですかね。
そこで、こんな文章にすれば
スーッと読めますよね。
=================
私はゴルフが好きですが、
テニスも好きです。
でも、マラソンは苦手です。
=================
違和感なく、スーッといくでしょ(笑)。
ま、これは極端な例ですが、
でも、言いたいことは、
例え、短い文章であっても、
間違った文法で違和感を感じると、
読む時間は長くなる。
「?」を引きずって、
スーッと読めないから。
よく、「簡潔に報告」と言いますが、
文章を短くすればいい、
と思っている人も多いですよね。
もちろん、基本的に短くはOKなのですが、
しかし、短くて間違っていたら、
読む時間は長くなる。
逆に、多少長くても正しければ、
スーッと読めれば、
読む時間は短くなる。
ベストは、簡潔に短くて、
言いたいことは全て含み、
違和感なくスーッと読めること。
あと、リズムとね。
このへんに文章作成の妙味があるし、
要望あれば、
もう少しテクニック的なことも伝えたいですが、
今日は、ひとまず置いといて。
そんなことを伝えたくなったのは、
私の受講生で、
こんな感想をくれた方がいたから。
【受講生から】
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やり始めたら、あっという間に終わりました。
普段目に見えないパケットが、
実際に目で見て体験できる。
試験の度に覚えては忘れる、
物理層~アプリケーション層も、
目で見る事が出来て感激です。
百聞は一見にしかず!
あまりにあっけなく終わり、
少し物足りなかったので、
つい、「まぁまぁ良かった」を
押してしまいました。
しかし、こんなに短時間でパケットについて学べて、
『体験出来て』(これが一般書籍と違いますね!)、
理解できて、書籍読むより
ずっと時短ですし、とても良かったです。
書いていて、
ジワジワと良かったことを実感してます。
ごめんなさい、
「凄く良かった」に
変えられるなら変更しておいてほしいです^^;;
どうもありがとうございました。
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この受講生は、現在開講中の
以下の講習を受講頂きました。
「パケットキャプチャの基礎講習」
https://www.searchman.info/moushi/wireshark.html
まもなく閉講しますので、
よかったら、是非受講頂ければと思いますが、
この種の講習で、
一番多い不平・不満は、
「スーッとできました」というもの。
いえいえ(苦笑)。
私は、スーッっとできるように、
内容の構成、文章の配置、
それこそ、助詞一つに至るまで、
心血注いでいるのですよ。
ですので、
講習の宣伝になってしまいますが、
スーッとできることをお望みの場合は、
私の講習は有効かと思います。
時間の大幅な節約にもなります。
そうでなければ、
自力でやるのもいいかもしれません。
まあ、とにもかくにも、
助詞の使い方一つで
文章は一気にスーッとする。
上司に報告する文章、
お客さんに伝える文章、
大事な人に送る文章、
お互い気をつけていきましょう。
ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。
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