非営利団体の代表を務めながら、システムエンジニアを目指す高校生のコラム

ゲーム製作いよいよスタート!(高校クラブ奮闘日誌2)

»

 お久しぶりです、サトにゃんです。

 今年の夏は異常なくらい暑くて自分も夏バテ気味です……。みなさん、体調に十分に気を付けてくださいね。水分補給もしっかりと!!

 ではでは、中途半端に終わっていた前回の続きを書きたいと思います。

■ 誰も知らないゲーム製作

 部長としてGOサインを出したのはいいんですが、ゲーム製作についてはみんな初めてで、誰も知りませんでした。未知の世界に踏み込んでしまったワケです。

 クラブも設立したばかりで自分も(おそらく)みんなもワクワクしていたし、そのときの部員はいろんな意味でゲームに興味を持っていました。キャラクターや絵を描くのが好きな人、ゲーム音楽が好きで作曲したいと思っている人、将来プログラマを目指している人、などなど……。みんなのやる気はすごかったと思います。「やれるだけやってやろう。失敗したら、それはそれでいい経験になるだろう」と。途中でやめることだけは避けたかったです。

■ 何ともいえないプロジェクトメンバー

 ただ、高校のクラブでゲームを作るというレベルなので、プロジェクトメンバー(=部員全員)が何ともいえない感じでした。普通科高校なので、もしかしたら恵まれてるほうかもしれません。

 〔リーダー〕
 担当は自分。PHP/SQLが多少扱えるレベル。開発経験なし。
 〔技術チーム〕
 4人で構成。ほとんどプログラミング経験・開発経験なし。覚えようとする気はある。
 〔デザインチーム〕
 5人で構成。全員美術分野に詳しくて、絵を描くのが好きな人ばかり……。

 全員で10人くらいだったかな……。デザインチームは完ぺきだけど、技術チームが微妙な感じでした。

■ 情報技術やプログラミングのことを教えるのは誰?

 先ほど書いたように技術チームは全員初心者でした。ゲーム製作となると、いずれはプログラミング、せめてスクリプティングは覚悟しておかないといけません。じゃあ、それを教えるのは誰か。

 「もしかして自分?」

 まぁ、教える覚悟はできていました。いろんな人に情報技術の素晴らしさ・すごさを知ってほしい! という想いでクラブを作ったという理由もあったので、ちょっぴり楽しみでした。部長でもありリーダーでもある自分の腕の見せ所ですね(笑)。自分が勉強しながらそれをメンバーに教えていく、というスタンスでいくことにしました。

■ ゲーム製作のはずがプログラミング講座に……

 ゲーム製作が始まる前から「C言語をクラブで学ぼう!」 という計画をしていたので、じゃあもうこの際、プログラミング言語の基本であるC言語を学ぼうじゃないか! ということになったワケです。ただ、初心者にはハードルが高すぎると思ったので、プログラミングの楽しさを知ってもらうのとモチベーションを上げるためにHSP講座を開くことにしました(ちなみにこの時点で自分はC言語とHSPのどちらの言語もまったく知りませんでした)。

 工業高校とかだったら情報に詳しい先生がいたかもしれないのに。この先どうなることやら……。

(次回に続く)

■□■□■

 んー、いま思い出すといろんなことがありましたね。コラムを書いてるとそのときのことを思い出します。少しずつ思い出しながら書いてるので、投稿までに間がかかるかもしれませんが、かならず話は完結させるので、楽しみにしていただけるとうれしいです。

 余談ですが、自分が作ったこのクラブはすでに部に昇格して生徒会から予算をいただいています。次期部長にも引き継いだので、あとは卒業するまで見守るだけです。卒業してからもこのクラブがなくならないことを願うばかりですね。部昇格の話はまた今度したいと思います。

 長々とありがとうございました。まだまだ続く予定です。ではでは。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する