464.AIが反重力の新素材を新発見!
初回:2026/4/1
ついに人工知能が、画期的な新素材を発見したというニュースです!
P子「すごいわね、ネタ元は?」※1
そんなことはどうでも良いくらい、すごい発見なんです。
P子「はぁ? ま、まあ、もう少しだけ聞いてあげましょう」
1.反重力物質
さて、この反重力物質ですが、正確に言うと、重力を遮断する機能があるという事です。例えば板状に加工するとその上面は無重力になるというものです。
P子「すごいわね。空を飛べるんじゃないの?」
その通り!
ただし、無重力になるのは、北極とか南極といった地球の自転による遠心力が働かない場所だけです。その他の地域では、遠心力で徐々に浮き上がっていく感じです。
P子「ぶっ飛んで行かないの?」
地球の遠心力は、大体重力の 300分の1くらいと言われています。重力が、9.8 m/s^2 とすると、0.033 m/s^2 なので、10秒後に 3.3 m 浮き上がってる感じです。
P子「じゃあ、安心ね。1分後なら?」
大体、118.8 m 位まで高く上がれます。10分もたてば、11~12km 上空まで到達できるでしょう。
P子「あれ? 成層圏って10km 位から上じゃなかったかしら」
飛行機にぶち当たらないように注意して飛んでください。
P子「でも、上に上がるだけで、横に移動できないのよね」
半重力の板を車の天井に乗せて、上空からリモコン操作すればよいでしょう、または、自動運転させても良いかもしれません。
P子「板が動くと、重力が発生して落下しちゃうんじゃないの?」
なので、自分も空中で同じように移動しないといけないので、プロペラかなにかを装備する必要があります。
P子「上空に浮遊しながら徐々に高度が上がってる中、移動のためのプロペラを回すの? しかも見えない地上の車を運転しながら?」
なら反重力板の四隅に上空に向けてレーザー光を出して、無重力の範囲が判りようにすればよいでしょう。
P子「そんなものすごいリスクを抱えてまで、飛ぶ意味あるの? しかも地上には自走する車が必要でしょ」
2.宇宙エレベーター
地上の反重力板は移動させない方が良いので、別の使い道を検討しましょう。
例えば、宇宙エレベータ的に、静止衛星起動まで、この反重力板で宇宙空間まで持ち上げて、下りはうまい具合に板からずらして下降する...みたいな使い方もできるかもしれません。
P子「でも、ロープでつないでおかないと、危なすぎるわね」
板状にして完全に重力を相殺するんじゃなくって、ひも状にして編み込むってどうでしょうか?
P子「それなら、丁度よい感じに重力と遠心力の中間に出来るかもね。」
まあ、東西に移動するには遠心力は変わりませんが、南北に移動するときは気を付けないと重力が変わってしまいますから。
P子「やっぱり厄介よね。でも空中台車みたいに、重たい荷物を浮かせて運べれば楽できるんじゃないの?」
その場合にも、反重力板自体に上空の重量がのしかかるので、反重力板を移動させる台車には、それなりの重さがのしかかってきます。
3.まとめ
という事で、エイプリルフールネタにしては、まったくさえない結果になってしまいました。
P子「いつまで引っ張るのか、ハラハラしたわね」
本当に反重力板があれば、空を飛べる...みたいな空想をしていたのですが、色々と問題がありそうです。
例えば、タケコプターなんて、一方向に回転すると反動で逆方向に首がねじれてしまうから空を飛べないとか言われていますし...
P子「そもそも、飛べなくても体重を支えるだけでも大変よね。って、そこを突っ込んでたら面白い発想が出来ないわよ」
やはり、私には、SF的なセンスが無いみたいです。
P子「『SF的なセンス』も...でしょ」
ほな、さいなら
======= <<注釈>>=======
※1 P子「すごいわね、ネタ元は?」
P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。