今、話題の人工知能(AI)などで人気のPython。初心者に優しいとか言われていますが、全然優しくない! という事を、つらつら、愚痴っていきます

305.ヤバイと思ってたけど想像以上にヤバイかも

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初回:2023/3/29

 日本の将来について色々と愚痴ってきていたのですが、心のどこかに『まだ大丈夫』『復活もありうる』と漠然と考えていたのですが、事態はもっと深刻なようです。

P子「『正常性バイアス』ってやつね」※1

 本当は日本の将来より自分の将来の事の方が、かなり深刻な状況なんですけど、日本が持ち直せば相対的になんとかなるという思いだったのが、ダメっぽいです。

1.自動車、製鉄、電機...ぜんぶ終わる

 ≪参考資料1≫
  https://gendai.media/articles/-/81153
  さらば「日本製」...まもなく日本の「基幹産業」がどんどん消えてなくなる!
  自動車、製鉄、電機...ぜんぶ終わる
  2021.03.24

 ヤバイ、ヤバイと思っていましたが、先の≪参考資料1≫の様に色々と現在の日本の状況を語られると、本当に深刻な状況のような気がしてきました。

 製鉄が衰退しているというのは理解できるのですが、脱二酸化炭素で中国政府と日本政府の方針の違いが致命傷になっているなんて、恐ろしいことです。

「中国の鉄鋼メーカーは国有企業ですから、政府の後ろ盾で水素製鉄の技術開発にバンバン投資している。一方で日本政府は、二酸化炭素削減のために炭素税(排出量に応じて課される税金)を鉄鋼業に課すといいます。

小泉(進次郎)環境大臣にも言ったのですが、排出量の削減には研究開発が不可欠。そちらにカネをかけるべき時に、税金を取るなんて逆効果です。

ここで中国に負けたら、世界は中国産の鉄を使うようになり、日本の鋼材は使用禁止になるかもしれません。政府の支援がなければ我々は『アウト』ですし、日本経済の息の根も止まってしまいます」

 自動車に関しても、日本のEV化が周回遅れというのも聞きますし、といって脱ガソリンエンジン化を早急に進めると、下請け企業が対応できずにバタバタとつぶれることでしょう。

 シャープや東芝が、経営をミスったのは仕方ないとは言いませんが残念なことですが、パナソニックまでもが同じ道を辿りつつあるというのは非常にショックです。

 ≪参考資料2≫
  https://www.jiji.com/jc/article?k=2023032301000&g=eco
  東芝、混乱収拾へ最後の賭け 再建難航、非上場化に活路
  2023年03月24日07時48分

2.IT巨大企業のリストラ

 ≪参考資料3≫
  https://jp.reuters.com/article/idJPKBN2VG137
  2023年3月14日11:04 午後5時間前更新
  メタ、1万人を追加削減へ 昨年11月に続き2回目 景気後退に備え
  ロイター編集

 ≪参考資料4≫
  https://www.asahi.com/articles/ASR3P33TWR3PUHBI00H.html
  アマゾン、9千人の追加人員削減へ クラウド事業も対象
  サンフランシスコ=五十嵐大介2023年3月21日 9時38分
  有料記事

 ≪参考資料5≫
  https://diamond.jp/articles/-/317482
  米IT大手の大量解雇が「日本人の大リストラ」につながる怖い話
  鈴木貴博:百年コンサルティング代表
  2023.2.10 4:15

 順番でいうと、≪参考資料5≫が一番最初です。この記事が出た後で、メタとアマゾンの追加削減が発表されています。さらに、グーグル日本法人でも退職勧奨メールが届いたという話題もあります。

 もちろん、日本とアメリカでは人材の流動具合が異なりますので、同じように議論はできないと思いますが、バッと集めてパッと解散って、すごい機動力です。

P子「そういうの賛成だった?」

 私は反対派ですけど、その前提は効率よく業務を遂行するには、ある程度の時間とか経験が必要だと思っており、安心・安全な環境で心安らかに仕事に打ち込める環境が大切だと思っているからで、なあなあで非効率で足の引っ張り合いとか縦割り組織の硬直化した組織が良いとは思っていません。

3.まとめ

 本来なら、官民協力して、この難局を乗り切ろうという動きがあってしかるべきところだと思うんですけど、危機感がないというかすでに麻痺してるんでしょうか?

P子「大きな心配をする前に、自分自身の心配をしたら?」

 確かに、そのようです。

 ほな、さいなら

======= <<注釈>>=======

※1 P子「『正常性バイアス』ってやつね」
 P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。

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