263.自分の国は自分で守る
初回:2022/6/29
今週は『ラズパイ無双』はお休みです。
P子「ネタがなくなったの?」※1
いいえ。最近、ものすごく不安に襲われて、夜も寝ないで昼寝してます。
P子「まるで議員さんね」
≪参考資料≫
https://www.youtube.com/watch?v=4vYZnTlJBhk
議会中の政治家を勝手に観察してみた 追跡スクープ!【しらべてみたら】
自分たちの保身が最優先の人達と、一緒にしないでください。
≪参考資料≫
https://www.youtube.com/watch?v=i2DiRy64P24
【安芸高田市】39歳石丸市長「恥を知れ」怒りの訴えも「議員半減案」は"否決"/担当記者解説付き
例えば、石丸市長は、例の参院選広島県選挙区の河井克行衆議院議員から現金を受け取った安芸高田市長の児玉浩の辞職に伴い、副市長しか立候補者がいない事を知り、立候補、当選した若き市長です。
そこで、副市長の全国公募を開始したところ、議会に否決され、さらに、副市長の定数を2人から1人に減らす条例改正案を賛成多数で可決されてしまいます。
そこで、議員半減の条例改正案を提出します。一部には、副市長の全国公募をつぶされた腹いせではないかという意見もありますが、議会の現状を市民に知ってもらうためというのが、本当の所じゃないかと勝手に思っています。
その結果、賛成1、反対14の大差で否決されたというのが、話の流れです。
半減というと、極端に聞こえますが、段階的に実施する予定ですし、何より議員一人当たりの市民の数で言うと、半減しても決して少なすぎることはないと思います。
少し、わき道にそれましたが、そろそろ本題に入っていきたいと思います。
1.自分の国は自分で守る
色々な所で語られていますが、今一度、冷静に考えて欲しいと思い、このテーマを取り上げています。
例えば、ロシアがウクライナに侵攻した理由は、国境線を接するウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟すると、ロシアの喉元にナイフを突きつけられる状況になるため『自分の国は自分で守る』ための行動です。
また、北朝鮮が核開発を行ったり弾道ミサイルの実験を行うのも『自分の国は自分で守る』ための行動です。
P子「正当化するの?」
まさか?
何が言いたいかというと『自分の国は自分で守る』という場合、【誰が】、【何を】、【どうやって】...というのを常に念頭に置いておく必要があるという事です。【誰が】というのは国家が、になるのですが、【何を】となると、国民をなのか、国家権力をなのか、既得権益をなのか、見極めが必要です。当然、【どうやって】も、若い兵士を訓練と偽ってウクライナに派遣したり、自国民が飢餓や言論の自由を奪われていても我関せずに軍備増強を行うというのが、正しいとは思えません。
つまり、『自分の国は自分で守る』を我々市民を守ってくれるんだと勝手に解釈すると、痛い目に合うという事です。
P子「単なる妄想、疑心暗鬼、被害妄想なんじゃないの?」
それならいいのですが、あくまでリスク管理の範疇だと考えています。
2.憲法9条では国を守れない
これも、最近よく聞く話です。
P子「昔から聞くわよ」
いや、ロシアがウクライナに侵攻してから、結構話題に上がっている気がします。
最大の間違いは、憲法9条の使い方です。もし、ロシアに憲法9条と同じ条文があったとすれば、ウクライナは侵攻されなかったでしょう。(されないというより出来ないですね)
北朝鮮に、日本国憲法があったとすれば、国民の生活はどうなっていたでしょうか?
憲法9条で国を守るという事は、憲法9条を他国にも採用してもらうという活動を通じて、決して他国に攻め込まない国を増やす...すべての国がそうなることを追求するという活動を行う事です。憲法9条があるから日本が安心なのではなく、憲法9条があるので、他国は日本からの脅威を感じなくて済むという事です。
P子「でも、中国や韓国、北朝鮮などは、日本を警戒しているわよ」
日本の軍事力(防衛力)は、世界でも5位とか6位とか言われています。さらに表面上はアメリカと日米安保条約を結んでいることから、そう簡単に他国が日本に侵攻してくることはありません。ですが、いざ、憲法改正でもして攻撃力を持つと、周辺国からすれば脅威でしょう。日本は他国に脅威を与えないようにしながら、9条の理念を世界の国々に広めていく必要があるという事です。
3.核抑止力で国を守る
『核共有』という話題を最近よく聞くようになりました。
P子「日本が...という点では確かにね」
私は『核共有』には反対の立場を取っています。なぜなら、この『核』はアメリカの所有物であり、万一日本が核攻撃を受けたとしても、日本の意志では使う事が出来ません。アメリカの許可がないと使えません。そして日本国内に配備したとして、維持、管理はもちろん、その場所が、最初に攻撃を受けるであろう事も想像できます。
持つなら純国産でいつでもバンバン打てるようにすべきです。
P子「ワクチンじゃあるまいし、バンバン打っちゃダメでしょ」
相手国が宣戦布告直後に、いきなり核攻撃をすることは、まずありえません。ある程度の戦闘が継続され、打つ手がなくなってきたところでの使用が想定されます。その場合、日本も報復核を使用するとして、先に使用するような野蛮な国が、1発や2発で終わらせるでしょうか?しかも日本が報復核を使用すると知っている国なら、初回に数発、数十発を同時に発射するでしょう。そうなれば日本の報復核が1発や2発ではなく、相手国が発射するとほぼ同時に、数十発、いや数百発の報復核を打っておかないと、二の矢、三の矢が飛んできます。
P子「いきなり戦国自体の表現ね」
という事で、持つなら純国産を数百発から、数千発用意すべきでしょうし、持たないなら、徹底的に世界的な核廃絶を推進すべきだと思います。
3.核の傘
6月21日からオーストリア・ウィーンで開かれていた核兵器禁止条約を受けた初めての締約国会議に日本は不参加でした。
つまり日本としては、核兵器を世界から無くすことより、報復核の使用を優先したという事です。
P子「アメリカに配慮してるんじゃないの」
自国としてどうすべきかをきちんと考えるべきでしょう。全世界から核を無くす。アメリカにも当然核を無くしてもらう。ただし、順番として、アメリカが敵対している国々とともに、足並みをそろえて核を廃絶していく動きを取るべきでしょう。
個人的な考えで言うと、日本はアメリカの『核の傘』から出るべきです。日本が他国に侵攻された場合、アメリカが助けてくれる(かもしれない)のですが、その際でもアメリカに核兵器を使用させないという条文を追加すべきでしょう。もちろん、日本の為という前提が必要です。アメリカの兵士が危険にさらされている際に、アメリカの判断で使用することはアメリカの裁量ですが、日本の為に使用することは止めて頂く。
アメリカと同盟関係でも、日本は核を持たない国として、世界の核保有国に廃棄(実際には順次縮小)を求めていくべきだと思っています。
4.防衛費 GDP比 2%
これも、最近よく聞く話です。
P子「たしかに最近の話題ね」
GDP比 2% の根拠は、米国がNATO諸国に要求している水準で、ドイツが過去、GDPの1.1~1.4%で推移していたのを、ウクライナ侵攻を受けてGDP比2%超に拡大するという話題から本格的に表れてきたと思っています。
ドイツは、GDPでは世界4位ですが、軍事費では世界7位(日本は9位)なので、日本にはまだ余力がある...とでも言いたいのでしょうか?
≪参考資料≫
https://www.globalnote.jp/post-3871.html
世界の軍事費 国別ランキング・推移
https://eleminist.com/article/1679
2021年最新の世界GDPランキング
アメリカは突出して軍事費(軍事支出)が多いのですが、逆に軍需産業も盛んです。支出が多くても収入が多ければ問題はありません。
今の日本経済の状況で、本当に軍事費を伸ばす必要があるのでしょうか?
5.国民の暮らしを防衛する
日本は、一昔前まで科学立国と言われていましたが、すでに負け組に落ちてしまっているのかもしれません。
≪参考資料≫
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/93812
理研、600人の「大量リストラ」で、日本の「科学技術」がいよいよヤバくなる...!
2022.03.31
https://www.news-postseven.com/archives/20220403_1741257.html
「理研600人リストラ」に中国人ITエンジニアは「不思議です」と繰り返した
2022.04.03 16:00
NEWSポストセブン
国(国家権力者や上級国民と言われる人達)ではなく国民を守る『防衛力』として、エネルギーや食料を輸入に頼るのではなく自国で賄えるように準備するとか、AI、ドローン、人工衛星、半導体、遺伝子工学などの技術力を高めるとか、色々とやるべきことが多々あると思います。
また、夫婦別姓や同性婚も認められないとか、貧困層への経済支援がきちんとできていないとか、最低限の事も出来ていないと思います。
最終的には国民が選んだ政治家なので、結果を国民が受けるというのは当然なのでしょうが、もう少しこの国の未来の事を真剣に考えた方が良いと思います。
まずは、『屋外ではマスクを外しましょう』から、始めませんか?
≪参考資料≫
https://getnews.jp/archives/3300356
日本政府「屋外ではマスク外して」→ それでもマスク外さない人多数
access_time2022/06/23 07:00
ほな、さいなら
======= <<注釈>>=======
※1 P子「ネタがなくなったの?」
P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。
コメント
なんJ政治部員
中身のない日本防衛論ありがとうございます!
ロシア、中国、北朝鮮、韓国という隣国が軍事力を伸ばしているのに、
日本だけお花畑防衛論で良いという考えが理解できません
まさかとは思いますが、日本がウクライナみたいになることを期待していらっしゃるのでしょうか?
ちゃとらん
なんJ政治部員さん コメントありがとうございます。
軍事力だけで言うと、北朝鮮、韓国より上(と目されている)日本が、それらの国に合わせて防衛力の強化を図るのが、本当に得策なのか、考えた方が良いと思います。
所詮、防衛力の強化では限界が出てきます。では、日本も敵基地攻撃力を強化すべきか? という議論が必要になってきます。(私は反対派ですけど)
他国が軍事力に無駄な予算を費やしている間に、いざというときに、軍事転用できるような民間技術力を強化する事の方が、憲法9条を隠れ蓑に、日本の地位向上になると思っています。
# アメリカやロシアは、武器の輸出が出来るので、軍事予算を掛けるだけの価値がありますが、日本は武器輸出しないでしょうから、持ち出しになります。
ちなみに、日本の技術力なら、水爆を3か月で作れるという話もあります。弾道ミサイルに転用可能な人工衛星打ち上げロケットも持っています。原爆用のプルトニウムも、腐るほど持っています。まずは、民生用に予算を取り、裏で軍事転用技術の開発を行いつつ、表では平和を主張する国って言うのは、どうでしょうか?
Mc
>まさかとは思いますが、日本がウクライナみたいになることを期待していらっしゃるのでしょうか?
日本政府の主張を追っていたらば、日本はロシアになろうとしている(先制攻撃をしかけて優位をとりたい)ということがわかるはずですが。
ちゃとらん
Mc さん、コメントありがとうございます。
> 日本政府の主張を追っていたらば、日本はロシアになろうとしている(先制攻撃をしかけて優位をとりたい)ということがわかるはずですが。
そうなんですよね。恐ろしい事に・・・
戦争で負けて占領されて軍事裁判で首謀者(幹部)が処刑されるというケース以外では、首謀者(幹部)は安全な所にいて、食料もあり、場合によってはお金儲けもできるというのが戦争で、そういう現実に気づいて政府に文句をいうと、反逆罪だとかで逮捕されたり、若者が一般職では給料が安いので戦地に行くという雇用契約でお金を稼がざるを得ない(ロシアや北朝鮮など)ということになっていきます。
資本主義で、お金のあるなしの格差が広がる一方で、さらに、権力のあるなしで、命の格差が広がっていくことを非常に懸念しています。
匿名
仮にもエンジニアであればもう少し論理的というか根拠を示してほしかったです。
非常に残念ですが、ちゃとらん様がこの程度のエンジニアということがわかったのである意味良かったのかもしれません。
今後のご活躍に期待しています。さようなら。
たいき
日本は国ではありません、既に株式会社として登録されちゃっています。2003年の小泉政権のときに郵貯カンポを民営化して海外に売り渡した時に会社にしてしまいました。官報にも記載されていますが日本株式会社の株主も存在してますし、金融庁や政治の機関なども個人株主の名義、管理下になっています。バイデンが横田基地に降りたとき、税関通ってないんですよね。今まで世界各国の国王、首相、大統領は全て日本の法律に従って空港の税関を通ってきました。しかしバイデンは税関を通らず横田基地からいろんな場所へ自由に遊びに行きましたしね。これが何を意味しているのか。。調べるといろいろと見えてきます。
ちゃとらん
匿名さん、コメントありがとうございます。
> もう少し論理的というか根拠を示してほしかったです。
ん~ この手のコメントを頂く場合、具体的にどのあたりが論理的に不十分だったとか、根拠が薄いとかのご指摘があると、改善しがいがあります。
個人的には、論理的破綻を指摘できなかったと受け取っていますので、ある意味良かったです。
ちゃとらん
たいきさん、コメントありがとうございます。
日本株式会社だったんですね。どうりで社員(国民)より株主が優先されていると思いました。
# ブラック企業になりかかっている気がします。
てんるう
>先制攻撃をしかけて優位をとりたい
これはまぁ、準軍事的に言えば当然と言えば当然なので、理解はできるんですよね。(賛成するかどうかは置いておいて)
多分、現在の状況では専守防衛が無理になったんじゃないかと思います。
専守防衛の基本戦略は、攻められたら防衛しつつ外交で解決する。だと思うんですが、これには
(1)一定期間、軍事的に防衛する能力(継戦能力)
(2)外交力
の2つが必須条件だと思います。この2点共、今の日本では限界に達しているんだと思います。
特に、中国の海軍力の増加の影響が大きいんじゃないでしょうか。
日本に軍事力を自国で賄う技術力や社会基盤(軍事転用可能な設備)があったとしても、資源は輸入頼りになってしまいます。
太平洋の支配力がアメリカ一強だった時代だと、資源輸入の心配は無いかもしれませんが、現状だと中国の通商妨害が有効に機能する可能性が高いです。
こうなってくると継戦能力が維持できないので、専守防衛なんてもう無理、と考えられているんではないかと思います。
この辺の、主張に至ったプロセスを説明できればいいんでしょうけど(プロセス説明されないと議論すらできず、感情論だけになってしまう)、プロセス説明したらしたで、中国から猛反発食らうだろうから、説明もできないんだろ~な~、とか思ったりもしてます。
ちゃとらん
てんるうさん、コメントありがとうございます。
先制攻撃は無理としても、敵基地攻撃くらいは欲しいと思うのは、人情でしょうね(一応、個人的には相手領土への攻撃は、NGと考えています。…無理筋という事も理解したうえで)
中国が攻めてくるといっても、いきなり本土攻撃はないと思っています。韓国の竹島、ロシアの北方領土など、何となく、じわじわ取り込んでいくみたいな感じではないでしょうか?
# 尖閣諸島問題というやつですね。
漁業権とかも重要ですが、やはりエネルギー(石油埋蔵とか)の権益が大きく、中国が力づくでとりに来る可能性は十分ありますが、それを武力で対抗するのか、外交力(周辺j国や中国と距離を取っている国々への技術支援、経済支援なども含む)で対抗するのかというと、私的には、外交力を向上して欲しいと願っています。
# 政治家や官僚だけでなく、国民の意識もそちらに向いてほしいなというのが、希望です。