246.「使えないクソ上司」...問題
初回:2022/3/2
タイトルをだいぶ端折っていますが、正式には『「使えないクソ上司」について愚痴ってる人たちはみんな仕事ができるのか問題』について考えてみたいと思います。
P子「あなたのお話ね」(※1)
私は愚痴っているんじゃなくって、改善提案をしているだけです。
1.愚痴にも種類がある
《参考資料》
https://diamond.jp/articles/-/295213
「使えないクソ上司」について愚痴ってる人たちはみんな仕事ができるのか問題
2/23(水) 6:01配信
多分、この愚痴を聞いた人は「上司の愚痴を話している人」ではなく「上司の愚痴をネタに自慢話をしている人」に遭遇したのだと思います。なので、直感的に「この人たち、ホントに仕事ができる人たちなの?」と感じたのではないかと思います。
まず、愚痴っている人にも種類があると思います。まずは普通に日ごろの不満を愚痴っているだけの人達。建設的な意見もなく、問題点を改善しようという意欲もないのだけれども、何となく不満がある...かといって自身が努力して現状を改善しようともしていない。まあ、元々仕事のできない人達という事です。
P子「言い方がきついわね」
そして、先ほど言ったように、単に自慢話をしたいがためのマウント相手として使えないクソ上司を引き合いに出しているだけの人達。この場合、たまたま上司が取り上げられただけで、同僚でも部下でも取引先でもターゲットは誰でもよいのです。
P子「あなたは自慢話はしないの?」
私は自慢話なんてしません。そんなことしなくても私はすごく高い能力を持っていますし、そもそも自慢話をしたところで、誰もその意味すら理解できないでしょうから。
P子「あぁ、めんどくさいわね」
そして最後は自慢話と近いのかもしれませんが、上司が自分の事を認めてくれないことに対しての不満を持っている人達です。自信もあり自分では能力があると思っているものの、上司にはそれを見抜く能力が無いと思っているので、不満が愚痴となって出ているのです。
P子「でも、その自信が本物かどうか判らないのよね」
まあ、大抵は本人が思っているほどの能力はないのが世の常です。
P子「あなたもね」
何のことでしょうか?
2.上司をさておいて働き方革命は出来ない
先の著者、一つだけ認識間違いがあると思います。
「あのクソ上司」と言う人たちが全員、本当に、本人の言う通りに仕事ができる人間ならば、あっという間にこの世界は、働き方革命などという前に、ぐんぐん成長して働きやすくなるのでは?
それがそうではないんですよね。
一つ。仕事を与えるのは上司であり、部下が自分で仕事を見つけて実行することはできません。勝手に新製品の開発や実験を始めるわけにはいきませんから。
P子「じゃあ、プレゼンから行って上司を説得すればいいんじゃない」
まともに訴えて採用されるくらいなら、クソ上司とは言われないでしょう。なんやかんやと理由を付けて実施しないという結論をだします。
本当に仕事ができる人なら、上司以外にも味方を付けたり、上司の上司に根回しをしたりあの手この手でプレゼンを納得してもらえるように、粉骨砕身努力するか、見切りをつけて転職するでしょう。
3.愚痴を言っている暇があれば...
結論から言えば、愚痴を言っている暇があれば、上司と仲良くなって自分の主張を実現するか、環境を変えて(転職して)自分の主張を実現できる職場を探すしかありません。なので、クソ上司の愚痴を言っている人達は、仕事ができるかどうかは別にして、上司と仲良くなる努力をしていないか、転職先も探さず現状に甘んじているか、どちらかです。
P子「あなたはどちらなの?」
私はどちらでもありません。粉骨砕身努力してまで上司を説得するのは邪魔くさいので行っていませんし、かといって転職先を探す努力もしていません。昇給・昇格がなくなった今、自分で好き勝手に仕事をしている気楽な身分です。
P子「要するに働かないおじさんになっちゃったって事ね」
いいえ、いつも言ってるように『妖精さん』になっています。
クソ上司を説得するのって、ものすごい労力を必要とします。また、日本の企業では転職するのも、本当に優秀じゃないとなかなか難しいと思います。かといって現状に甘んじて生きていくというのもそれなりにつらい事です。そうなると出世コースから外れたり、年齢制限で職場のメインから外れた人達は、妖精さんになればよいと思います。
P子「いや、ダメでしょ」
ほな、さいなら
======= <<注釈>>=======
※1 P子「あなたのお話ね」
P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。
コメント
匿名
立ち位置間違ってる人多すぎる。上司が私たち部下を使っている。お客様には使っていただいている。
ちゃとらん
匿名さん、コメントありがとうございます。
上司が部下を使うのは、効率よく経営陣のやりたいことを実現する為であって、上司の能力に問題がある場合は、効率が悪くなります。ただし、愚痴を言っていても前向きではないので、お互いに改善提案を出しながら進めるのがよいのでしょう。
上司が必ず正しいとか、お客様は絶対だとかいう事はないと思います。
・・・とはいうものの、みんなが愚痴っているほどには、悪い上司は少ないとも思います。