ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。

レインメーカー (22) 雑用とOptional

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 2019 年12 月。
 「テストデータ作成終わりました」リオが明るい声で報告した。「次、何やります?」
 「そうだな」田代は手を止めて考えた。「先週の打ち合わせの議事録、誤字脱字チェックして、レイアウト整えておいてもらえる?」
 リオが頷く前に、横から別の声が割り込んだ。
 「田代さん、それ、単なる雑用じゃないですか。もっと他にアサインするタスクはあるでしょう」
 舌打ちしたいのを我慢して、田代は何とか笑顔を作った。
 「誰かがやらなければならない、必要な作業ですよ、雨宮さん」
 雨宮サツキは、これ見よがしにため息をついた。デジタル・グルーからPMO ジェイビー担当主任として先月から常駐している20 代後半ぐらいの女性だ。田代と違って、感情表現を躊躇する必要がない。
 「私が言いたいのは」雨宮は真面目そうな顔で言った。「今のような作業をアサインされているのが、木内さんだけだということです。必要な作業だというのなら、公平に全メンバーに割り振るべきではないんですか」
 「適材適所を考えてのことですが」
 「私には、木内さんが女だから雑用を振っているように見えます」
 「あの雨宮さん」リオがおそるおそる発言した「前にも言いましたが、あたしなら別に構わないんです。むしろ......」
 「遠慮することはないんですよ」雨宮はリオに優しく微笑んだ。「雑用は女性という前時代的な意識は変えていかなければね。男性側に意識改革を求めていくのはもちろんですが、まずは、私たち女性の方も主張すべき点はしっかり主張しなければ」
 私たち、とひとくくりにされたリオは、居心地が悪そうに田代を見たが、「はあ、そうですね」と頷いた。
 「それに」雨宮は田代に向かって言った。「スケジュールのことを考えてみてください。すでに実装で遅れが出ています。今は少しでも実装を進めるべきじゃないですか。議事録なんか、特に急ぎで提出求められているわけではないです。これは何度もご指摘していることですが」
 「わかりました」田代は生産性のない議論を打ち切るために言った。「じゃあ木内さん、発注承認画面の実装やってもらえるかな。HTML は来てるから」
 リオは頷くと自席に戻っていった。雨宮も満足そうな表情を浮かべ、ノートPC に向き直るとマウスを動かした。のぞき見防止フィルターが貼ってあるため、田代の位置からは雨宮が何をやっているのかがわからないが、少なくとも、ソースを見ているのではない事だけは確かだ。
 雨宮はエースシステム東海の社員だが、グルーに出向中の身だ。下請けのシステム会社に、元請けの人間が常駐することはたまにある。スケジュール管理だったり、元請けとの連絡係だったりと、その名目は様々だ。田代の経験では、新人が一定期間、下請け会社に送り込まれ、仕事を憶えるという目的だったことが多い。
 今回のプロジェクトで、グルーが実装を発注しているのは、ジェイビーの他にも数社あるが、他の会社にはPMO 担当者が派遣されているという事実はない。雨宮がジェイビーに常駐する、という話を聞いたとき、田代はうちが特別に重要視されているからだろうか、と考えた。ジェイビーが請け負っている内容は、工数も金額も大きいし、機能的にも重要なものが多い。
 ところが雨宮がやってくる数日前、田代が打ち合わせでグルーを訪れたとき、先方のシステムエンジニアが「おたくも大変ですね」という意味のことを漏らした。どういうことかと聞き直すと、相手は「オフレコで」と前置きした上で雨宮のことを話してくれた。
 どうやら雨宮は、エースシステム東海の中でも「仕事ができないやつ」として認識されているようなのだ。学歴フィルターを公言してはいないものの、エースシステムに新卒採用されるのは、それなりのレベルの大学を卒業した人間だ。反社会的組織等の関わりを排除するために、三親等の範囲で調査が行われる、という噂もある。雨宮も例外ではなく、SPI にはじまる複数の入社試験と、数段階の面接を勝ち抜いて採用に至ったはずだ。
 にもかかわらず、システム構築管理という仕事に対する適性には、なぜか欠けていたようだ。新人は研修期間を終えた後、一定規模のプロジェクトに、補佐として配属されることが多いが、どうやらそこで「プロジェクトに致命的な遅延をもたらしかねない」ミスを連発したらしい。プロジェクトの規模や難易度、上長との相性、アサインされた業務内容など、様々な要因があるので、一概に雨宮に非があったわけではなかったのかもしれないが、結果的に雨宮はプロジェクトから外されることになった。その後、配属された他のプロジェクトでも、立て続けに何らかの失敗を繰り返したため、どのプロジェクトマネージャからも受入を拒否されたのだ。エースシステムは失敗を好まない。失敗の可能性があるなら、最初から受注を避ける、という方針があるほどだ。
 最終的に雨宮は、エースシステム東海に異動となり、下請け企業の一つであるデジタル・グルーに出向という名目で押しつけられることになった。本人は、「エースシステム東海の代表として、デジタル・グルーに落としたプロジェクトに目を光らせてもらいたい」などと言われ、はりきっていたらしい。
 押しつけられたグルーも、すぐに雨宮をもてあますことになったらしく、ミノカモ精機のプロジェクトでPMO が設置されたのを口実に、さらにジェイビーに押しつけたのだ。グルーの担当者と昵懇の福島に話をもちかけたところ、二つ返事で了承されたそうだ。
 「まあそういうわけだから」グルーのシステムエンジニアは、同情心と安堵を同時に浮かべながら言った。「あまり真剣に捉えない方がいいですよ」
 「......」
 「あ、でも」システムエンジニアは付け加えた。「少なくとも美人ですよ。まあ、10 人に聞いたら8 人ぐらいはそう言うぐらい。マスコットキャラとでも思って、どっかに飾っておいてもらえばいいんじゃないですかね。適当にスケジュール管理とか振って。根は真面目な人だから、業務だと言われれば、真剣にやるみたいですから」
 さすがに悪意表現が過ぎたと思ったのか、もう一度「オフレコで」と念を押して、システムエンジニアはその場を去っていった。マスコットガールなら、もう一人いるんだけどな、と思いながら、田代は新たに抱え込んだ不安と一緒に自社に戻った。
 やがてジェイビーにやってきた雨宮サツキは、あてがわれたデスクに落ち着くと、しばらくはミノカモ精機プロジェクトにおけるジェイビー担当分の状況把握に努めていた。プロジェクトは詳細設計まで完了していて、実装およびテストフェーズに入っている。エースシステム社員がソースコードにタッチすることはないので、最初は緊張していたメンバーも、次第にその存在に慣れ、礼儀正しく放置するようになっていった。
 当初、不安と不信で、雨宮の行動に注意していた田代だったが、日が経つにつれて、杞憂だったのかもしれない、と思うようになった。雨宮は立場を利用して居丈高になることもなく、どちらかといえば謙虚な態度で、主に田代と迫田に内容の確認を進めていた。ミーティングに同席しても、口を挟もうとはしない。ここまで来ると、さすがに自分の席がグルーからジェイビーに移された意味は理解しているようだった。失策すれば、もう後はない、と考え、プロジェクトの成功に貢献することよりも、職務経歴に1 行追加することだけを選択したのか、と田代は考えた。
 その考えが間違っていたことは、ほどなく明らかになった。「根は真面目な人」という点に、もっと注意を払うべきだったのだ。
 雨宮が常駐して1 週間後の金曜日、慣例として、歓迎会が行われた。場所はジェイビー社員がよく利用する海鮮居酒屋だ。営業の福島と、田代が所属する第三開発部の塚本部長も参加した。
 塚本が歓迎の言葉を述べ、ビールで乾杯した後、海鮮サラダの大皿、枝豆、塩だれキュウリなどが並んだ。いつものようにリオが取り分けようとトングと小皿を引き寄せたとき、雨宮が顔をしかめた。
 「どうして木内さんが取り分けされてるんですか?」
 雨宮を除く全員が手を止めた。リオもキョトンとした顔で雨宮を見ていたが、重ねて問われて、戸惑いながらも答えた。
 「えーと、なんでって言われても......一番、下っ端だから?」
 何人かが笑い声を上げたが、雨宮はニコリともしなかった。
 「女性だからではないんですか?」
 「は?」
 「取り分けは女性社員の役目、そういう習慣が染みついているのではないですか?」
 メンバーたちは顔を見合わせた。
 「はは、厳しいですな」塚本部長が冷えかけた空気を戻そうとしてか、陽気な声をあげた。「ま、こういうのは習慣というかね、昔から、そういうものだって決まってるんでね。今の若い人からすると疑問に思うものなのかもしれんね。まいったまいった、まいっちんぐ、なんちゃって」
 福島が同調して笑い声を上げた。
 「そうっすね。理屈じゃないんすよね。実際、野郎の汚い手より、女子のきれいな手で取り分けてもらった方が気持ちよく飲めるってもんで」
 「では」雨宮は冷たい笑みを浮かべた。「木内さんが来たとき、塚本部長がリオちゃん、こっちこっちと言って、自分の隣に来るように指示しましたね。あれは、女性社員はお酌をするもの、と決まっているからだと解釈してよろしいんですか?」
 ここに至って、塚本も雨宮が口にしているのは冗談の類ではなく、本気の非難であるということに気付いたらしく、グラスを置いて顔を強張らせた。
 「いや、別にそういう決まりがあるというか......さっきも言ったように、昔からの慣習みたいなもので。新人は職位が上の人の横に座って、いろいろお世話するというのが。みんなそうやって来たので」
 「それが御社の習慣なんですね」雨宮は大きく頷いた。「つまり女性社員は上司のご機嫌を取るのがあたりまえ、というのが。そういうことで、クオリティの高いシステム開発が可能なんでしょうか」
 システム開発? 田代は訊き返した。
 「システム開発と女性社員の扱いにどういう関係が?」
 雨宮は視線を塚本から田代に移した。
 「私の仕事はミノカモ精機プロジェクトを成功に導くために、御社の環境を整えることだと理解しています。大学で経営学を学びましたが、教授から言われたことの中に、従業員が幸せではない会社が、顧客を幸せにすることなどできない、というものがあります。私はプログラミングのことはわかりませんが、御社に派遣されたからには、プログラマであるみなさんが幸福であるように努力しようと考えたんです」
 今や全員がグラスを置いて、呆気にとられたように雨宮を見ていた。
 「開発体制表によれば」雨宮はカバンからタブレットを取り出した。「木内さんも実装メンバーの一人ですね。つまり、他のメンバーの方たちと立場は同じはずです。それなのに、木内さんだけが、業務時間外の飲み会の席で、ホステスのような扱いを受けているのは、おかしいのではないでしょうか」
 「いやいや」福島がとってつけたような笑い声を上げた。「ホステスって。塚本が言ったように、こういうのは業務を円滑に回すために昔から培われてきた慣習なんですって」
 「言い換えると、木内さんに我慢を強いることで、他のメンバーを気持ちよくさせている、ということですね」雨宮は冷静に返した。「木内さんは幸せではないじゃないですか」
 「あ、いえ、あたしなら、別に......」
 リオが言いかけた言葉を、雨宮は手を挙げて遮った。
 「いいんですよ、木内さん、我慢しなくても。私は働く女性の味方です。あなたは無理に笑顔を作る必要もないし、好きでもない上司のご機嫌を取る必要もないんです」
 ジェイビーの社員たちは、一様に白けた表情を浮かべていた。リオが我慢などしていないことは誰でも知っている。男性陣から、若くてきれいな女性としてチヤホヤされることを楽しんでいるのだから。
 「よかったら私の隣へどうぞ」雨宮は隣の席を指した。「女同士でいろいろ語り合いましょう」
 リオは躊躇ったが、仕方なく塚本に一礼して立ち上がると、雨宮の隣に移動した。
 その後の歓迎会は、微妙な空気感のまま、早々に終了した。いつもなら、そのまま二次会に向かうのだが、誰もその提案を口にしなかった。
 週が明けた月曜日から、田代が決めてメンバーにアサインしているタスクに対して、雨宮が少しずつ口を出すようになった。その全てが、例外なくリオに関するものだった。
 先月、リオと話をして以来、田代は迫田とも相談した後、重要な実装はリオ以外のメンバーにアサインするようにしていた。西久保にもリオからのタスク引き継ぎを禁止し、事情があるときは田代の許可を得てからにするように命じてある。実際は、重要ではない実装など皆無に近いので、リオに与えられる作業は、ドキュメント整備関係に偏ることになった。
 その措置に対して、リオは不満を言うどころか、逆に喜んでいるようだった。定時内に担当のタスクを終えて、堂々と退社し「自分磨き」を満喫できるのだから。西久保や他のメンバーの負荷は増えたものの、誰も文句は言わなかった。リオは少し早めに出社し、全員のデスクとフロアを掃除し、コーヒーメーカーをセットし、進んでメンバーの雑用を引き受けるようになった。15 時になると一人一人から注文を取って、コンビニまでおやつを買いに行き、ときには料理教室での成果だというスイーツの差し入れまでした。メンバーは気持ちよく仕事に集中し、リオは気遣いを賞賛される。全員が満足していたのだ。
 そこに雨宮のメスが入った。リオばかりが雑用を「押しつけられている」と指摘したのだ。
 田代は頭を抱えた。雨宮が悪意から、もしくは、自分の存在価値をアピールするために口出ししているのなら、田代もそれなりの対応を考えただろう。だが、雨宮はあくまでも真面目に、「不当な扱いを受けている」女性社員を救済しようとしている。しかも言っていることは間違ってはいない。
 本来なら部長の塚本から雨宮に話してもらうべきだが、今ひとつ盛り上がりに欠けた歓迎会以来、塚本は雨宮と顔を合わせるのを避けていた。以前は、何日かおきに顔を出して、叱咤激励していったのだが、今では足も向けなくなっていた。
 仕方なく田代は、雨宮と話をする機会を作り、リオも他のメンバーと同等に扱うことを約束した。掃除や買い物といった業務外の雑用は、メンバー各自が行う。ただし、ドキュメント整備も重要なタスクなので、メンバーの負荷を勘案した上で、リオにお願いすることもある、という条件で。
 それはまた別の問題を生むことになった。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 「木内さん」田代はソースを見ながらリオを呼んだ。「ちょっといい?」
 「はいはーい」
 明るく元気な返事とともに、リオが田代のデスクまでやってきた。田代はモニタを指した。
 「このメソッドなんだけど、これ返り値をEstimateInfo クラスにしてるよね」
 「えーと、ああ、はい。見積情報を返すんで」
 「クラスを直接返すんじゃなくて、Optional でラップしてくれって言わなかったっけ」
 「そうでしたっけ」リオは首を傾げた。「忘れちゃいました。でも仕様書には特に何も書いてなかったですから」
 そりゃあ、仕様書は実装レベルまで踏み込んで書かれてないからだろう、と言いたいのをこらえ、田代は穏やかに命じた。
 「Optional にしてって言ったよ。修正して」
 「えー、でも」リオは滝沢の方をちらりと見た。「もう滝沢さんが、このAPI 使って実装進めちゃってますけど。ですよね?」
 問われた滝沢が無言で頷いたので、田代は進捗表を確認した。確かに滝沢がすでに完了した画面で、リオが作ったAPI を使用している。
 「じゃあ修正して......」
 「あ、すいません」迫田が申し訳なさそうな顔で言った。「昨日、グルーさんに送っちゃいました。もうテストに入ってるかもしれません」
 「うーん」田代は舌打ちした。「仕方ない。俺から電話して差し戻してもらう......」
 「ちょっと待ってください」割り込んだのは雨宮だった。「差し戻すってどういうことですか」
 「テストを中断して、ステータスを戻してもらうんですよ」
 「いえ、そもそもOptional というのは何ですか」
 田代は苛立ちをこらえて説明した。Optional は返り値がnull かもしれないことを明示する仕組みだ。メソッドを使用する側に、null への対応を強制できる、というメリットがある。プログラマ向けの言葉遣いで説明したのは、雨宮の口出し範囲外であることを匂わせたのだが、あいにく効果はなかった。
 「なるほど」田代の説明を注意深く聞いていた雨宮は言った。「確かにメリットがある、ということは理解できました」
 これが雨宮の厄介なところだった。プログラミングの経験はないが、地頭は悪くない上に、基礎的な知識はあるので、ある程度説明すれば理解できてしまうのだ。おかげで、専門用語を並べて、相手をひるませる、という手が使えない。
 「ただですね」雨宮は続けた。「それって結局、受け取る側がnull かどうかをチェックするかどうかの話ですよね。私はプログラマではないので、もし間違っていたら指摘してほしいのですが」
 「そうですが」
 「滝沢さんの画面では、null チェックをしていないんですか?」
 「......していますが」
 滝沢が不機嫌そうに答えた。素人が知ったような口を叩くな、と言いたいのは顔を見ればわかる。
 「であれば、この場合、特に問題がないのでは?」
 「いや、問題はそういうことではないです」
 今は同じチーム内なので、null チェックがされているが、将来的には別の会社のプログラマがリオの作ったAPI を使用するかもしれない。そのときに返り値がOptional になっていれば、確実にnull チェックをしてもらえる。オリジナルのクラスのままでは、そのまま使用されてしまうかもしれない。
 「テスターが甘いと、インスタンスが入った状態でしかテストせず、そのままリリースされてしまうことは考えられます。条件によっては、本番稼働した後にnull になるケースが発生するかもしれないんです」
 「使う方だって、null かもしれない、ぐらい思うものじゃないんですか?」
 「保証はできませんよ」
 「これはあくまでも提案なんですが」雨宮は言った。「もうグルーでテストが走っていたら、そのままにしておきませんか。その状態で戻すとなると、後工程に影響が出てきます。木内さんの作業が増加することになるのは言うまでもありません」
 田代は絶句した。

(続)

 この物語はフィクションです。実在する団体名、個人とは一切関係ありません。また、特定の技術や製品の優位性などを主張するものではありません。

Comment(10)

コメント

h1r0

プロジェクトが順調に進んでいたのに、先週から読むのが辛いなあ

匿名

無能な働き者の話はつらい

匿名

昔のJavaしか知らないけど、今はOptionalとかあるんや

yupika

これって元を辿ればやっぱ田代が上に口を出すなという話が出来ればいいので、
あんまり今(甘い想定を横から言われて都度都度直す)も根は変わってない気がする。
SEスキルとかじゃなくて管理職としての何かが足りてない

匿名

1番厄介な無能で働き者のパターンですなぁ。
せめて怠け者であればよかったのに。

匿名D

私は社内SEでしたから、
「ifを1行入れれば解決するだろ」
とほざくボンクラに対して、
「んな対処療法を繰り返していると、メンテできなくなりますよ。
 指示通りにしてもいいです。
 ただし、今後一切、メンテも修正も受け付けません。よろしいか?」
と突っぱねたことがありますが、下請けの立場じゃ不可能でしょうねえ。


悪気がないのが一番タチが悪いといいますが、その典型ですね。
木内譲が望んでもいないことを善意として押し付け、
しかも、スケジュールや品質よりも、それを優先している。
前回は地雷としてはパンチが弱いな、と思っていましたが、本命がいましたか。

MMO

リオさんみたいに戦闘力が低い代わりに全体バフを掛けられる人って職場では重要なので、適材適所なのに...。

じぇいく

誰もがキャリアアップやスキル向上や出世を望むわけでは無いから、グループとして調和が取れるならワークライフバランスや働き方について多様な価値観を受け入れていくっていうのも幸せな組織像の一つになってきてると思うんだけど、戦闘的フェミニストがそれを破壊しちゃうか、、、。

ななし~

> 少なくとも、ソースを見ているのではないだけは確かだ。
 →見ているのではない"事"だけは確かだ。
...でしょうか。

リーベルG

ななし~さん、ご指摘ありがとうございます。
「事」が抜けてました。

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