ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。

ハローサマー、グッドバイ(32) ダーウィンの目

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 湿気が多く生暖かい空気が肺を満たしている。最初に感じたのは、そんな普段なら気にも止めない物理的現象だった。次に、巨人の手で脳を鷲掴みにされているような鈍いが不快な頭痛。それから遊離した魂が天井付近から自分の肉体を観察している錯覚......

 「ッツ!」

 覚醒は急速だった。瞼を開くと真夏の午後の光が視神経に突き刺さる。軽い吐き気とともに顔を20 度ほど持ち上げると、琥珀色の双眸が至近距離にあるのが見えた。ぼくはそうと意識しないまま、心に浮かんだ思いを口にしていた。

 「綺麗だな」

 ブラウンアイズは戸惑ったように目をぱちくりさせた。

 「目が覚めた?」優しい声だった。「ゆっくり身体を起こして」

 小さいが力強い掌が背中を支えてくれた。ぼくは言われた通り、ゆっくりと上半身を折り曲げた。立ちくらみのような酩酊感が視界を灰色に変えたが、ゆっくりと何度か瞬きをしていると、世界に色彩が戻ってきた。

 「気分はどう?」ブラウンアイズがぼくの顔を覗き込みながら訊いた。「どっか痛いところはない?」

 「喉が渇いた」

 すでに用意していたらしく、キャップを外したペットボトルが差し出された。ぼくは落とさないように慎重に受け取ると、半分ほど残っていた水を一気に喉の奥に流し込んだ。

 水を飲み干すと、プハッ、とため息が出た。吐き気と頭痛はすでに消え去っていた。ブラウンアイズが並べ立てていた副作用も、今のところ感じられない。安堵しながら、心配そうにぼくを見ているブラウンアイズに訊いた。

 「今、何時?」

 「ヒトヨン......いえ、14 時 55 分」ブラウンアイズは答えた。「もうすぐおやつの時間」

 「おやつがあるの?」

 「糖質補給用のアメならあるわよ。あとはブドウ糖溶液とか」

 「いらない」ぼくは首の後ろを触ってみた。「うまくいったのかな?」

 「試してみようか」

 ブラウンアイズはそばに置いてあったヘッドセットを掴んだ。ヘッジホッグのヘッドセットだ。BIAC インターフェースがうなじにあたるようにバンドを調節して頭に装着してくれた。

 「最初に少し眩暈がするかも」ブラウンアイズはそう注意してくれた。「すぐに治まるけどね。じゃ、スイッチオン」

 ブラウンアイズがヘッドセットの電源を投入すると、言われた通り軽い眩暈が起こり、すぐに消えた。同時に左目のディスプレイが活性化し、テストコードらしいアルファベットと漢字が上から下へスクロールしていった。

 「なんか出た」

 「チェックルーチンね」ブラウンアイズは満足そうに言った。「じゃ、これ。ポケットにでも入れておいて」

 ブラウンアイズが渡してくれたのは、1 台のコントローラ用端末だった。確か、3 台必要だったはず、と質問しようとしたとき、島崎さんが歩いて来た。

 「目が覚めたんだね。気分はどう?」

 「ありがとうございます。今のところ問題なしです」

 「それはよかった」島崎さんは嬉しそうに頷いた。「たまに二日酔いみたいになる人もいるらしいから。コントローラとの接続は、うまくいったのかな?」

 最後の問いはブラウンアイズに向けられていた。ブラウンアイズは首を横に振った。

 「これから試すところです」

 「これ1 台だけでいいの?」ぼくは訊いた。

 「3 台必要なのは」島崎さんが答えてくれた。「ソリストのフル機能を使う場合。通信や映像、Z探知、戦術情報、火器管制なんかだね。鳴海さんはノートPC を操作するだけだから、1 台で十分」

 「おつかれさまです」谷少尉もやってきた。「順調そうですね」

 「すっごく痛かったんですが」ぼくは谷少尉に文句を言った。「死ぬかと思いましたよ。不意打ちでしたし」

 「申し訳ないです」谷少尉は平然と答えた。「3、2、1、マークだと、どうしてもマークで肩に力を入れることが多いので。早速で恐縮ですが、少し休んだら接続テストを開始してください」

 「開始と言っても......」

 「まずは、BIAC を通した操作を憶えてください。BIAC の操作習熟は、通常、5 日コースですが、そんな時間はないので基本的な部分だけ。戦術支援機能を使いこなすにはコツがいりますが、コマンドだけならすぐにできます。じゃ、よろしく」

 足早に谷少尉が去っていった後、ブラウンアイズが訊いた。

 「5 分ぐらいでいい?」

 「え、何が?」

 「休憩時間」ブラウンアイズは時計を見た。「じゃ5分経ったら始めるわよ。練習」

 反論する前にブラウンアイズはさっさと立ち上がり、どこかに行ってしまった。ぼくは諦めてペットコーナーに向かった。胡桃沢さんが少し疲れた顔でぼくを見た。

 「どうですか、ラズパイの方は」

 「OS は半分ほどインストールが完了した」胡桃沢さんはテーブルの上を手で示した。「ffmpeg があれば、ソリスト環境を構築できるはずだ。元のソリストサーバからのデータサルベージは、ソリストが起動しないとできないが」

 「助かります」

 「それよりどうなんだ?」胡桃沢さんは自分の首の後ろを指した。「それは。痛いのか?」

 「マイクロマシンですか。別に痛みとか違和感はないですよ。これからコマンド発行なんかの練習をするみたいですが。胡桃沢さんは、こっち側の仕組みは詳しくないんですか?」

 「ああ。私はサーバ側のインフラ担当だからな。そういう操作系は、島崎の方がまだよく知ってるはずだ」

 「ですよね。島崎さんとは長いんですか?」

 「いや。このプロジェクトで初めて顔を合わせた。彼はドイツ支部の人間だからな。納品部隊と一緒に来日したんだ」

 「へえ。胡桃沢さんはどちらにお住まいですか?」

 「上野だ」胡桃沢さんは事務的に答えたが、ふと顔を上げて、ぼくの顔を正面から見た。「君は横浜だったのか?ここらの地理に明るいようだが」

 「インシデントZの前は、横浜駅近くで勤務してました。上野ですか。たまに美術館とか行きましたよ」

 妻は絵画が好きで、子供が生まれる前は、よく美術館巡りに付き合わされたものだ。実家は横浜市中区だが、学生時代から都内に住んでいて、暇があれば六本木や上野の美術館を回っていたらしい。ぼくは絵にはほとんど興味がなかったのだが、上野に行くたびに寄るのを楽しみにしていた場所がある。

 「上野に出ると、必ず行く場所があったんですよ」

 「アメ横か」

 「いえ」ぼくは懐かしさに頬を緩めた。「カレー屋です。おいしいのがあって......」

 「<デリー>だろう」胡桃沢さんはぼくの言葉を遮った。

 「そうです」ぼくは驚いて胡桃沢さんの顔を見つめた。「ご存じでしたか」

 「当たり前だ。あそこのカレーは忘れられんよ」

 「ですよね!」嬉しさのあまり、ついテンションが上がった。「何と言っても一番は......」

 「カシミールカレーだな」胡桃沢さんは断言した。

 「カシミールカレーです」ぼくも心から同意した。「あの味は忘れられません。あのスパイスの香り......たまらないです」

 いかん。思い出したら口の中に唾が溜まってきた。ぼくはヨダレを垂らさないうちに飲み込んだ。

 「もう何年も行ってないんです。どうなってますか、あのあたりは?」

 胡桃沢さんはうつむき、テーブルに並ぶラズベリーパイに視線を落とした。

 「どこも同じだ。計画停電の連続と輸送費の高騰で、ああいう嗜好品の店は営業が難しくなってる。メニューを限定して続けてはいるようだが......」

 「そうですか......」

 突きつけられた現実の前に、高揚した心が一気に沈静化した。それを見澄ましたように、ブラウンアイズが戻って来た。

 「準備はいい?」

 「ああ」

 ぼくは胡桃沢さんに一礼してブラウンアイズの後に続いた。と、背後から胡桃沢さんが呼び止めた。

 「鳴海くん」

 「はい?」ぼくは首だけ振り向いた。

 「無事に帰還したら家に来るといい」胡桃沢さんはテーブルを見つめたまま小声で言った。「買い置きしたレトルトのカシミールカレーが残っているんだ。ご馳走する」

 「ぜひ伺います」

 ぼくはそれだけ言ってペットコーナーから離れた。なぜか涙がこぼれそうだった。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 進化論を提唱したダーウインが、最も悩んだのは眼だったという。虹彩、水晶体、角膜、網膜といった様々なパーツは、どれか1 つが欠けても眼としての機能要件を満たすことができない。それらのパーツが、それぞれ個別に進化して機能を洗練させていき、あるとき突然結合し、高度に完成された眼という光学装置として機能し始める。そんな偶然が発生する確率は、ほとんどゼロに等しいように思われたのだ。

 ブラウンアイズが、最初にぼくに教えたのは、眼の使い方だった。正確には視線の使い方だ。ブラウンアイズはダーウィンの話を前置きにして、BIAC の初歩的な操作方法に続けた。

 「BIAC を通して脳波をデータ通信に変換するとき」ブラウンアイズは早口で説明した。「あたしたちは思考の中だけでそれをやるように訓練されているの。何かの文章を送信したいとき、またはコマンドを実行したい場合、特定のヘッダとフッタを前後に付加して考えるわけ。カギ括弧で囲むようなもんね。ただ、それには3、4 日ぐらいの訓練がいるから、ちょっと間に合わない。だから、代わりに目を使う。ダーウィンズ・アイと呼ばれている操作で、誰でも最初にこれを学ぶの。いわば基本中の基本よ」

 DE モードにすると、左目のシースルーディスプレイ上の複数箇所に、それぞれ色が違うドットが出現する。決まった順序でドットを視線で追っていくと、コマンドモードになる。その状態でコマンドを考えると、それが入力される。コマンドを実行するときは、Enter に該当するパターンを辿る。

 「なるほどね。vi のコロンみたいなもんか」

 「は?」

 「いや、何でもない。でも、コマンドの途中で何か別のことを考えたらどうなる?」

 「コマンドじゃないのは無視されるし、区別がつかないのはスキップされるはず。あたしたちが使う戦術コマンドと、あんたが使うシステム管理用コマンドは違うから、何がどうってのはわからないけど。まあ、やってみて」

 ぼくの脳内に注入されたマイクロマシンは、脳全体にネットワークを形成しているはずだった。その一端が視神経にも伸びていて、フォーカスを合わせたドットを正確に認識することができる。こんなことができるのも、眼が非常に完成度の高い器官であり、マイクロマシン群はその一部を利用するだけですんでいるからだそうだ。

 「あんたに投与されたマイクロマシンは、次世代型の最新バージョンだから」ブラウンアイズは仕様を見ながら言った。「設定次第では、視野に直接仮想モニタを表示することができるみたいね」

 「へえ。サイバーだ」

 「これがキットに入ってたってことは、あたしたちで実験するつもりだったのかしらね。でも設備なしで上書きはできないはずなんだけどなあ。南アの作戦中に上書きを強行したら、精神汚染されたって話もきくし」

 「レセプター?」

 「レセプターが必要なのは、最初の1 回だけ。古いマイクロマシンのリムーブ処理がいるのよ。まあ、いいわ。練習、続けて」

 最初は思うようにドットを「見る」ことができなかった。フォーカスが合ったと思っても、すぐに外れてしまう。普段の生活で、まぶたの1cm 先にある点を見つめるということがほとんどないからだ。だが、ブラウンアイズに助けてもらいながら練習しているうちに、だんだんとフォーカスを維持できる時間が長くなってきた。昔ブームになったステレオグラムを見るときのように、意図的に視点をずらすのがコツだ。

 ある程度自由にフォーカスを合わせることができるようになったら、そこから次のドットに視点を移動させる練習だった。最初は2 つのドット間の移動。スムーズにできるようになったら3 つ、4 つとドットの数を増やしていき、最終的には 5 つのドットを 1 秒以内でなぞれるようになるまで続いた。

 「もう少し練習すれば、0.3 秒以内にはなると思うけど」ブラウンアイズは、2 時間後にそう言って練習を切り上げた。「スピードは後でも上げていけるから、これぐらいにしましょうか。じゃ、いよいよコントローラと接続するわよ」

 水を飲んで小休止した後、ぼくたちは接続テストに入った。さっき貸してもらったコントローラを床の上に置き、電源を入れる。ぼくが気絶している間にソーラーパネルから充電したらしく、バッテリー残量は 34% となっていた。

 「そのヘッドセットと同期してあるから」ブラウンアイズは、ぼくの前にあぐらをかいて座った。「ヘッドセットの外部ネットワークをオンにすれば認識するはず。やってみて」

 ぼくは少しドキドキしながら操作した。練習した通りにコマンドモードに入り、ネットワーク有効化コマンドを思い浮かべ、Enter を投げる。すぐにディスプレイに接続アイコンが表示され、あっさり OK マークが点灯した。

 「接続できたみたいだ」

 「ちょっと待ってて」

 ブラウンアイズは自分のヘッドセットを装着し直すと、慣れた手つきでコントローラに触れ、すぐに頷いた。

 「うん。大丈夫。認識されてる。システム管理者権限になってるわ。じゃ、ノートPC に繋いでみたら?」

 「そうだね。胡桃沢さん」ぼくはラズベリーパイのセットアップを続けている胡桃沢さんに呼びかけた。「ノートPC に接続するにはどうすればいいんでしょう?」

 胡桃沢さんが口を開きかけたとき、階段を駆け下りてくる足音が響き、レインバードが叫んだ。

 「RPG!正面入り口、反対側の歩道に敵!」

 その言葉が終わらないうちに、激しい爆発音が轟いた。床全体がビリビリと震動し、熱風と煙が1 階から吹き上がってくる。

 「シルクワーム」谷少尉が叫んだ。「1階の状態は?」

 「まずいです」1 階を覗いたシルクワームが、すぐに答えた。「入り口が完全に吹っ飛んでます」

 「レインバード、敵は?」

 レインバードは一度引っ込み、すぐに戻ってきて報告した。

 「もういません。1 発だけ撃って、さっさと消えたようです」

 「上がって警戒を続けろ。もし敵を発見したら、警告なしで発砲して構わん。射殺も許可する。シルクワーム、テンプル。1階を見てこい。入り口を塞げそうか確認しろ」

 2 人のバンド隊員は、銃を構えながら早足で降りていったが、1 分もしないうちに戻ってきた。

 「ダメです。ドアと周辺のガラス窓が全部なくなってて、すでにZが土足で踏み込んできてます」

 谷少尉は口の中で何かを罵った。

 「1 階は放棄する」谷少尉は決断を下した。「シルクワーム、テンプル。急いでバリケードになりそうなものを取ってこい。液体洗剤もな。サンキスト、リーフ、援護しろ」

 バンド隊員たちは忙しく動き出した。ぼくも思わず腰を上げたが、ブラウンアイズに肩を掴んで押し戻された。

 「あんたの仕事はこっち。急いで」

 そのとき、すっかり出番がなかった小清水大佐が立ち上がると、すごい勢いで谷少尉に迫った。

 「少尉、少尉」その顔は狂気か恐怖かのいずれかで歪んでいる。「ミスター・ボリスの話を聞くんだ。脱出手段があるそうじゃないか。すぐに、ここを脱出しなければ」

 「まずはここの防備を固めてからです」谷少尉は素っ気なく答えた。「それまでは何もできません」

 「これは命令だ!」小清水大佐は大声で喚いた。「私の命令だ!」

 谷少尉は相手にせず、サンキストとリーフに続いて1 階の方へ向かった。放置された小清水大佐が茫然と立ち尽くす。

 それを見ていたブラウンアイズの顔には隠しきれない侮蔑が浮かんでいたが、すぐに驚愕へと変化した。

 「分隊長!」

 ブラウンアイズの叫びに谷少尉が振り向きかけたとき、すでに小清水大佐の身体が体当たりしたところだった。

 サンキストとリーフが怒りの表情で駆け戻ってきた。サンキストが小清水大佐の顔を殴りつける。小清水大佐はあっけなく床に転がった。その後を追うように鮮血が床に飛び散る。ぼくは小清水大佐の右手に、大型のカッターナイフが握られているのを見た。

 谷少尉の膝が折れた。右手を床について身体を支えている。その都市迷彩の背中に黒い染みが広がっていった。

(続)

Comment(16)

コメント

西山森

谷少尉はの膝が折れた。

小清水も本性表したか...

通りすがり

つついに大佐の出番が…ってわあああ

通りすがり2

胡桃沢さんも死亡フラグか

ほげほげ

つか、生き残るのは一人だけなのでは・・・

tako

まさにデスマーチ
重要な戦力が次々といなくってしまう・・・

p

仮にどの立場であっても悪手としか考えられない谷少尉への傷害を選択してしまうあたり、無能感が半端ないですね。どうやってその地位まで登りつめたのか。カッターナイフなら刺しどころと深さによっては止血できれば助かりますよね。助かりますように。
胡桃沢さんは癒し。
Brain Machine Interfaceってわくわくします。目も痛くならないし小指も痛くならないし。寝ながらプログラミングしたい。早く千葉に闇クリニックできる時代にならないかな。

F

背中に黒い染み…まさか谷小尉がZだったとは…(違うって)
とりあえずホムセンだから瞬間接着剤は入手できる可能性はあるけど、大ケガの止血用にはきびしいかな…

西山森さん、ご指摘ありがとうございます。

be

防刃装備ってしないもんなのかな。
Zが相手だからしてないのかな。

デリーおいしい

7話で防刃装備は動きが鈍るからしないってブラウンアイズが言ってたね。

--

毎回楽しみにしてます。
多少無理なシーンもあるけどリアリティは追求しすぎない方がいいと思う。
特になんでそんなに馬鹿なのという事実は、実際リアリティの無いことが多い。

誤変換:
コントローラとの接続は、うまく言ったのかな?

fksk

わたしもいつも楽しみにしてます。

昔関わった取締役肝いりのプロジェクトで、炎上沈鎮火のために要件定義やり直しを提案したエースPMが、取締役の保身のために重慶の子会社に飛ばされた事例を見た事があるので、デスマーチ中に偉い人から背中から刺されるのは洒落にならないです。

--さん、ご指摘ありがとうございます。

toanna

無理なシーンも思い当たらないので、とても楽しんでいます。
いや、鳴海さんが思った以上に優秀だったことは意外だけれど主人公ですしね。

いつもコメントも併せて楽しんでいるので
MMという単語の独自解釈を浸透させてるし、D型の抑止は優先事項ではないことがはっきり読み取れるのに指摘したり、3体のDしか制御できない理由もやっぱり読み取れるのに新しい解釈に誘導してみたり、結果的に間違っていることも次回では自身の発言さえも放置したりと、いろいろ残念な人いてモヤモヤしていますが、その人はミスリードを狙っているに違いないと勝手に解釈しています。

みんな優しいので何も言わないけれど、そろそろ面倒くさいです。
ということで今までの発言の後始末をお願いします、Fさん。


さてそんなことより!
今回は、新しい登場人物が現れなければ、真犯人もしくは犯人の一味?とにかく最重要人物(候補)が洗い出されちゃった気がするのですけれど、そちらのほうが興味深くてウキウキしています。

もしかしたら読み違えを狙った展開かも知れませんが、間違っていたらばっちり乗せられた(つまり楽しめた)ってことで、誰よりも楽しめているということかもしれません。

あの人が最後に本性現してー、あの時のアレのおかげで助かるでしょー
とか、勝手に想像しちゃってやっぱりワクワクが止まらなくて困ります。

ナンジャノ

TVドラマや書籍と違って、これはこれで、面白がっています。
書籍なら徹夜してでも読み進めたり、新刊が出るのを何か月も待ちますが、本作なら毎回数十分で読み終えてしまいますし、来週まで待てば、続きが読めます。
TVドラマなら毎週見れますが、3か月ぐらいで終わっちゃいますし。
コメントがあるので、他人の書籍の読み方みたいなものが垣間見えて面白いです。
ヤジ飛ばすもよし、想像膨らませるもよし。聖地巡礼するもよし。
要は、何かしら参加したいんですよね。
登場人物に「お前が黒幕だろ!」と言ってみたり、ソリストを試してみたり。
私はすっかりリーベルGさんにZD化されているような気がします(笑)

デリーだいすき2

今朝更新ないのかと思っていたら、祝日なんですね。新記事読めなくて残念です。

出発して2日目の午後なんですよね。まだ応援はこないから、自力で脱出するのでのですよね。うわ。

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