ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。

罪と罰(33) 恐怖の報酬

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 これから話すことは――少なくとも今年いっぱいは――他言無用、と念押しし、私たちが全員うなずくのを確認した後、瀬川部長はゆっくりと話し始めた。

 もう何年もうちの会社の業績が落ち続けているのは、全社員が痛いほど認識している通りだ。本来ならとっくにAS/400などのメインフレーム開発から、Webシステム開発にシフトしていて然るべきだったのだが、CS、公事の両部門の反対、とまではいかなくても、消極的な態度から実現してこなかった。むしろ、Webシステム開発部をコスト部門として切り捨てる道を選ぼう、という意見が大勢を占めていたのだ。瀬川部長はCS部の部長も兼務しているから、その意見を押しとどめていたものの、Webシステム開発部の連続した赤字、という事実は、いかんともしがたくのしかかっていた。

 とはいえ、Webシステム開発部を廃止して、メインフレーム開発のみに特化したところで、一時的な延命措置にすぎないことは、瀬川部長の目には明らかだった。経営陣にも明白だったのだろうが、その問題に向き合うことを避けて、先送りすることを選んだのだ。

 「そういう体質については、私にも責任がないとは言えんな」瀬川部長は苦しい表情で述懐した。「とにかくWebシステム開発部の存続を最優先して、経費節減や投資抑制とか、小技でしのごうとしてきてしまったんだからな。結局、そういうツケが回って来たわけなんだが」

 会社を存続・発展させていくつもりならば、メインフレーム開発を大幅に縮小し、Webシステム開発の規模を増やしていくしかない。しかし、その方向に舵を切るためには、Webシステム開発によって利益が出せるということを、頭の固い役員たちに明示する必要がある。赤字続きの実績では、それはかなわず、逆に藪蛇になりかねなかった。

 何が足らないのか、と考えた末、瀬川部長はWebシステム開発部には武器がない、という結論に達した。Webシステム開発部ここにあり、と高らかに宣言できるような実績である。いわばキラーコンテンツが必要だったわけだ。

 その武器となる技術を求めて、瀬川部長は各種イベント会場や、セミナーなどを渡り歩いた。単に新しいもの好きでやっているのだとばかり思い込んでいた私などは赤面の至りだ。

 そんな中、瀬川部長は大阪の知り合いから、イニシアティブの話を聞いた。近く、東京でセミナーを開催するというので、藁にもすがる思いで参加してみたという。「貴社のシステム開発効率を200%アップ!」というあおり文句には、多少うさんくささを感じたものの、話を聞いてみると、その印象も消えた。セミナー修了後、瀬川部長は五十嵐さんをつかまえて、さらに詳しい話を聞き、うちの会社の現状も率直に説明した。五十嵐さんも興味を示し、関東地方進出の最初のケースとして、割引料金でコンサルを引き受けてくれた。

 もちろん五十嵐さんも、単にうちの会社の現状に同情しただけで引き受けてくれたわけではない。うちのようなメインフレーム開発中心の、いわば旧態依然とした会社が、Webシステムの開発会社として生まれ変わる、というのは、単なるシステム開発プロセスのコンサルをするより、インパクトのある事例となる。お互いに得るところがあったのだ。

 こうして五十嵐さんはうちの会社にやってきたのだが、これは瀬川部長にとって大きな賭でもあった。大きな成果が得られなければ、部長は責任を取らざるを得なくなっただろうし、Webシステム開発部は本当に廃止になってしまっただろう。そうなれば、H&Gコンピューティングの未来も閉ざされてしまったに違いない。

 「私が五十嵐さんにお願いしたのは2つだ」瀬川部長は力強い声で言った。「1つは、今言ったように、武器となるプロダクトなり実績なりを早急に作ることだ。Webシステム開発部の存在意義を全社的に認めさせるためにも、今後の我が社の開発の主役となるためにも、それは必須だった。これは、<ハーモニー>という形で実現してくれた。君たちの努力のたまものでもあるな。大きな利益は上がっていなくても、その可能性を示すことができただけでも、非常に大きな成果と言える」

 「もう1つは何ですか?」クミが訊いた。

 瀬川部長は立ち上がるとホワイトボードに向かった。マーカーを取って素早く図を描く。

Div1

 「これが以前の開発部門の、ま、勢力図だな」瀬川部長はマーカーのキャップを閉めながら言った。「Webシステム開発部は、人数、業務量、売上、発言力のいずれも小さい。五十嵐さんに頼んだのは、これを......」

 部長はマーカーを変えて、隣に新しい図を描いた。

Div2

 「......ここまで持って行くことだ。売上では及ばないが、将来性、発展性という点では、このイメージは実現できているといってもいいな。そして、私の壮大なビジョンとしてはだな、これを......」

 さらに隣に図が生まれた。

Div3

 「......ここまで持って行くのが目標だ。あと何年かはかかるだろうが、これを達成しないと、うちの会社の将来は先細っていくばかりだ。ジリ貧で、大リストラを実施せざるを得なくなるだろうな」

 しばらくの間、私たちは部長が描いた図を見ながら、うちの会社の将来像に思いを馳せた。第2開発課のメンバーにとっては、自分たちのスキルを存分に活用でき、会社の将来にも貢献できる満足感も得られる。日陰者だった私たちが、一気にメインストリームに躍り出ることができる。胸が踊らないといえばウソになる。

 「お話はよくわかったんですが」守屋が戸惑った顔で発言した。「さっき言っていたカスミさんを東雲工業の担当から外す、ということにはどうつながるんですか?」

 「この」瀬川部長は2つめの図を軽く叩いた。「新しいWebシステム開発部に、進藤くんの居場所はないからだよ」

 「ないんですか?」

 「ない」瀬川部長は繰り返した。「進藤くんに限らず、スキル向上の努力をしようとしない者には、席を用意できない」

 2月に全員の面談を終えた後、五十嵐さんは部長に告げた。2つの条件を達成することは十分に可能。ただし、それは何かをプラスするというより、マイナスすることで得られる。つまり、大したスキルもないのに高給を取っている社員を除くことである。

 最初、瀬川部長は反対した。実装スキルに欠ける社員でも、分析や設計フェーズにおいては、まだ有用な存在ではないかと反論したのだが、本心では社員を切り捨てるという考えに抵抗を感じたためだった。五十嵐さんは、では実証してみましょう、と言い、若手メンバーだけのAチームを誕生させ、プロジェクトAをスタートした。

 「結果は知っての通りだな」瀬川部長は軽く笑った。「<ハーモニー>は一応の成果を出し、君たちだけでもプロジェクトを遂行する能力があることを証明することができた」

 私は、<ハーモニー>の要件定義で、武田さんが規程のフォーマットを使えと言ってきたとき、五十嵐さんが強引にそれを止めさせたことを思い出した。あれは、プロジェクトの進行を遅らせないという理由だけでなく、武田さんたち抜きで完成させた、という実績を作るためもあったのだろう。

 その結果を受けて、瀬川部長も心を決めた。五十嵐さんの進言に従って、第2開発課を発足させたのだ。

 「いずれ、おそらく来年度下期には、今の第1開発課は解体することになる。そのときに箕輪くんを管理職にしたのでは、その体制が軌道に乗るまでに、時間がかかるだろう。逆に早い時期に、若手メンバーを組織的に分離しておけば、第1開発課がなくなっても、それほどの混乱はないだろうからな」

 「その新体制になったとき」私は訊いた。「第1開発課のメンバーはどうなるんですか?」

 「異動になるな」

 「どこへですか?」

 「それはまだわからない。1月の組織改定の後から、各メンバーに話をして、異動先の希望などを訊く予定だ。できる限り、希望には応じるつもりだが、少なくともWebシステム開発部からは外れてもらうことになるだろうな」

 「武田さんや久保さんは、それでも仕方ないかもしれませんが」と、木下が身も蓋もないことを言った。「村瀬さんやカスミさんは、少なくとも害にはならないんじゃないでしょうかねえ」

 その発言が、特にカスミさんについては、実装スキルや業務知識よりも、多分に感情的なものであることは明白だった。瀬川部長にもそれはわかったらしく、いたずらをした悪ガキを見るような目で木下を軽く睨んだ。

 「村瀬くんはWebシステム開発部に残す予定だ。<LEAPCRAFT>開発の件もあるし、五十嵐さんによれば、最新技術の習得にも意欲的だと聞く。だが進藤くんについて、五十嵐さんは残す必要性を見つけられなかった、ということだ」

 「部長のご意見も同じなんですか?」クミが悲しそうに訊いた。

 「個人的には進藤くんは長い付き合いでもあるし、ムードメーカー的な存在でもあるから、Webシステム開発部に残ってもらいたいとは思うよ」

 「だったら......」

 「しかし部長としては、五十嵐さんの意見に同意せざるを得ないんだ」瀬川部長は噛んで含めるように言った。「東雲工業さんのシステムは、今後のメンテナンスを考えるとWebシステムに移行すべきだし、その方が新規提案もしやすい。進藤くん自身も、JavaなどWebシステム開発のスキルを勉強しよう、という気がないみたいだからな。第一、武田くんや久保くんを異動にして、進藤くんだけ残すというのでは、人事上の公平性を欠くことになるだろう」

 「じゃ、じゃあ、もしもですよ」守屋が勢い込んで身を乗り出した。「カスミさんが新体制になる前に、JavaとかPHPを身に着けたら、引き続き東雲工業の担当者として、Webシステム開発部に残るということもあり得るんでしょうか?」

 「ああ、もちろん、その可能性はあるよ」瀬川部長はうなずいた。「ただし、その場合、今と同じ職位でというわけにはいかないだろうがな」

 「どういうことですか?」

 「知っての通り、進藤くんは主査待遇の年俸制だ。仮に、このままの職位で、今、第2開発課に組み込むとすると、職制上は箕輪くんの下となる。だが、いくら勉強したとしても、進藤くんが、たとえば守屋くん以上に開発業務をこなせるとは思えないだろう?そうなると、スキルの低い者が、高い職位で高い給与をもらう、という現在の矛盾した状況を再現することになる。それでは、第2開発課ができる前のWebシステム開発部と何ら変わりがない。君たちは進藤さんを知っているから、それでもあまり不満には思わないかもしれないが、今後、入社してくる新人や中途採用するエンジニアはどう感じると思う?」

 「......」

 「そういう前例を作ると、なし崩しに特例ばかりになっていく。それでは組織改革の意味がないんだな。まあ、こういうことは、五十嵐さんからの受け売りなんだがね」

 守屋は押し黙った。木下、足立も難しい顔で下を向いていた。クミは反論する材料を必死で探しているが見つからないらしい。本郷さんと飛田さんは、カスミさんの立場をよく理解していないせいか、関心なさそうな顔をしている。

 ただ1人、最年少のメンバーだけが顔を上げた。

 「あの」小さいがはっきりした声とともに、マサルは手を挙げた。「よろしいでしょうか」

 「お、曽我くんか」瀬川部長は少し意外そうに発言者を見た。「何だね?」

 「今のお話ですと、その......」マサルは少し躊躇った。「......ぶ、部長も、ぼくたちの上にいるのはおかしい、ということにならないでしょうか?」

 私は仰天してマサルの顔を凝視した。クミが思わずマサルの腕をつかむのが見えたが、もちろんすでに発してしまった言葉を取り消す役には立たない。

 これが武田さんあたりだと、間違いなく侮辱と受け取っただろうが、瀬川部長は顔をほころばせただけだった。

 「ああ、いい質問だな。そうだな......」部長は私たちの顔を見回した。「飛田くん、どうだ?私の代わりに答えてやってくれるかな。君もイニシアティブのメンバーだから、この手のことには一家言あるんじゃないか?」

 いきなり指名された飛田さんが驚いたとしても、それを顔に出すことはなかった。それよりも、飛田さんがイニシアティブの一員だと知らされたメンバーたちの驚きの方がはるかに大きく、守屋や木下などはあんぐりと口を開いて、飛田さんを凝視した。クミとマサルは比較的平静だったが、ひょっとするとカスミさんから耳打ちされていたのかもしれない。

 「はい、わかりました」飛田さんはマサルに向き直った。「要するに、瀬川部長が我々エンジニアの上にいるというのは、曽我くんの勘違いに過ぎません」

 「......」マサルは首を傾げて飛田さんを見た。

 「我々エンジニアがやっているのは、プログラミング言語という武器を使って業務を遂行する戦術です。いわゆる管理職がやっているのは、適切な時期に適切な数だけエンジニアを配置する戦略です。そして経営陣がやっているのは、会社全体をどの方角に向けるか、という政治です。どれか1つが欠けても、システム開発によって利益を上げるという目的は達成できないでしょう。つまり、お互いに依存関係にあるわけです。どれが上、ということではないのです」

 「いや、ちょっと待てよ」守屋が口を挟んだ。「現に、職制上、部長は上の方にいるじゃないか」

 「そうだ。部長や課長は、俺たちより高給もらってるぞ」木下も同調した。

 「それは企業という形態を取っていることの弊害ですね」飛田さんは冷静に対応した。「日本の企業では、どういうわけか、管理業務の方がプログラミング業務より上位である、という摩訶不思議な商習慣が根付いているので。本来なら、優秀なエンジニアは、無能な管理者より多くの権限と給与を得るべきです」

 「それもイニシアティブの理念ですか?」クミが訊いた。

 「そうです。私たちはエンジニアの地位を向上させるための活動をしているので」

 「でも、経営者や管理職がいなかったら、ぼくたちエンジニアは、そもそも仕事ができないよ」と、足立が少し険のある口調で言った。「飛田さんだって、誰かに雇われなければ、ご自慢の技術力を発揮する機会すらないんじゃないかい?」

 「私は経営者や管理職がいらない、とは言っていません」飛田さんは足立の視線を平然と受け止めた。「経験の価値を軽視しているわけでもないし、管理職が責任を負っているがために高給をもらう、という制度だって間違ってはいません」

 「だったら......」

 「でも、だからこそ、エンジニアの技術力は正当に評価されるべきだと言っているんです。長く勤めているから、ムードメーカーだから、という理由で評価されるべきではないんです。無能な技術者に高給を払うために、有能な技術者を冷遇してはいけません。なぜなら、責任を負うために下さなければならない判断は、システム開発会社の場合、ほとんどが技術的なものであるからです。技術を正しく理解していない管理者は、正しい判断を下すことは絶対にできません。それは会社からもらっている給料に見合った仕事をしていないことになります」

 飛田さんにどのような欠点があるとしても、臆病や妥協が含まれていないことは確かのようだ。午前中に足立と一騒動起こした後であっても、緊張緩和のために言葉遣いに気をつける、という考えはないようだから。

 「つまりお金が全てなんですか?」クミが皮肉な口調で訊いた。「あたしたちが会社から得られるものは、給料ばかりじゃないと思いますけど」

 「なるほど」飛田さんは落ち着いてうなずいた。「では、たとえば何が得られるんですか?」

 「そりゃあ、仕事をやり遂げた達成感とか、お客さんにありがとうと言ってもらえることとか......」

 「藤崎さんは達成感が得られれば、無給でもシステム開発をやるんですか?」

 「そんなことは言ってないじゃないですか!」クミが顔を紅潮させて立ち上がり、今度はマサルが心配そうにその袖を引っ張った。「あたしはお金以外にも得られるものはある、と言ってるだけです」

 「藤崎さんが何かのシステム開発を一任されたとします」飛田さんは薄笑いを浮かべながら、噛んで含めるように言った。「毎日、早朝5時から終電まで実装を行い、家にまで持ち帰ってやり、寝る時間も食事の時間も削って完成させ、クライアントから感謝されたとしますね。それなのに、次の期末評価で、藤崎さんを昇給させると進藤さんの給料を減らさなければならないから現状維持でよろしく、と言われたらどう思いますか?達成感が得られたから、と自分を納得させますか?」

 「そんな極端な......」

 「会社がエンジニアに報いるのは、お金しかないんです」飛田さんは断言した。「それが唯一にして絶対の報酬であり、評価なんです。高い技術を持つ者が、高い給与をもらう。これが真理です。達成感だの仲間意識だのは、正当な報酬に付随するものでしかない」

 クミは沈黙して椅子に座り込んだ。

 「そして高い技術力を持ったエンジニアのみが、技術的に正しい判断を下すことができるんです。錆びついたスキルしか持たない管理職や、それすら有していない経営者の下す判断は、無責任にあみだくじで方針を決めているのと同じ程度の信頼性しかないんです」

 「はは」瀬川部長が苦笑した。「なんか、ずいぶん話が膨らんだもんだなあ。飛田くんの理論に従うなら、一般社員も管理職も経営者も全員が同じぐらいのスキルを持つ必要がある、ということになるのかな」

 飛田さんは少し笑った。媚びるような追従ではなく、議論することを楽しんでいるような笑みだった。

 「いいえ、部長。管理職や経営者は、部下がやっていることの是非が判断できる程度の知識があればいいんです。以前、あるユーザ企業のシステム部の課長で、自分がVBA を少しばかり使えるからといって、Excel とAccess だけの構成を想定したRFP ばかりを作っている人がいました。ブラウザの脆弱性などが問題になったことばかりを憶えていて、Webシステムというものを信用していなかったんです。自分の経験したことだけが絶対で、新しい知識を学ぼうという努力を怠るとどうなるか、という反面教師そのものです」

 飛田さんの言っていることはおそらく正しいが、一応、マネジメント研修を受けた私は、管理者の必要十分条件は技術力だけではないとわかっている。技術力は必要条件の1つに過ぎない。なってみないとなかなかわからないが、管理職、特に中間管理職というのは意外に大変なのだ。

 そう指摘しようかとも考えたが、止めておくことにした。瀬川部長が、その程度のことをわかっていないとは思えないし、飛田さん自身もあえて論点を絞り込んでいるようだ。それに、管理職になってまだ日が浅い私が何か言っても、あまり説得力はないだろう。

 「ありがとう。私もそうならないように気をつけて、せっせといろんなイベントやセミナーに足を運ぶとしよう。さてと」部長は真面目な表情に戻った。「進藤くんのことについては、感情的に納得できないこともあるかもしれない。だが組織の運営というのは感情を考慮していてはできない。どうか、この会社が生き残るためだと考えてもらいたい。私の話は以上だ」

 私は全員の顔を素早く確認した。何か発言したそうなメンバーはいないようだ。

 「じゃあ、今日はここまで」私は宣言した。

 今のミーティングで聞かされた様々な事柄を考えているのか、全員が心なしかのろのろと腰を上げた。例外は飛田さんと本郷さんだった。飛田さんは、さっさとミーティングルームから出て行ったが、本郷さんは私に近づいてきた。

 「こんなにエキサイトした議論が繰り広げられるミーティングは初めてです」目が輝いている。「来週も楽しみにしています」

 「いつもはもっとクールにクレバーに進行するんですけどね。今日はちょっと盛り上がっちゃったかな」

 私は弁解するように言ったが、本郷さんは笑いながら出て行った。それを見ながら、守屋がつぶやいた。

 「そういえば一発芸やってもらうの忘れてましたね」

 「アホ」

(続く)

 この物語はフィクションです。実在する団体名、個人とは一切関係ありません。また、特定の技術・製品の優位性などを主張するものではありません。

Comment(120)

コメント

lav

やっぱり、第1は消滅か
んだろなとおもったよ。

ま、カスミさんはCSに戻るか
総務がいいわな

konshinn

妥当といえば妥当ですよね。ムードメーカーが組織に有用ではないとも思いませんが、技術者というポジションで高級取りにする必要はないです.
シングルマザーであることや、子供の養育などの負担を考慮すべきというならば、特例を作って不適切な地位を与えるよりかは、対応する手当などを作って賄うべきだと思います。

なび

飛田はなんだか、往年の落合博光のようだなぁ。
彼も、球団からの選手に対する評価は、あくまでもまず年棒という姿勢で
守銭奴だ何だとボロクソに言われながらも
努力と実績で黙らせて、選手地位の向上に貢献しました。
ITか限らず、日本は実務者、技術者に対する待遇や評価は低い傾向にありますよね。
いつだったか、ノーベル賞受賞者の給料や報酬、待遇の低さが
話題になったこともありました。

8年目

>「会社がエンジニアに報いるのは、お金しかないんです」
でもこれは本当にそうだと思いますね。
さらなるものに達成感etcがあるだけであって。

a

技術畑が管理職になりにくい風土だからしょうがない。
某大手電機メーカーがそのツケを払ってますね。
無能な管理職が保身だけのために会社にしがみつき、有能な技術者をばっさばっさ切る。
技術者は外国に高く買われて、競争力で負けてジリ貧状態。
目の付け所が違う売れない製品を出して赤字になるの繰り返し。
傍から見てると馬鹿みたいですが、本人たちは必死なんでしょうね。

?

管理職が必要な理由は単純でITゼネコンだから
自社製品で食っているITベンチャーでは管理職も技術者ですよね
技術者ではない顧客に技術を売り込むよりは会社を売り込み易いからじゃないかと

でもWEB系の技術力重視で仕様業務知識を軽視って、余りにも遅すぎますよ
これが10年前ならお〜と驚嘆しましたが、今これが出たところで。。。。
レガシーを使ってる所は変わらないだろうし、WEB技術の発展も頭打ちに見えます

技術力ある技術者がといった辺りは日本の社会が作りだしていて、技術者以外も
同じですよね
少子高齢化なんで、多数のヒトには変えるメリットが無く、少数の為には動かないでしょ
就職氷河期世代は実際少ないですし技術的途絶もありましたから、中間層技術者の不足はありますし
現実が作中のイニシアティブの理想のとおりになったとしてもやるメリットが無いですよね

nabe

私はIT技術者の社畜的な考えが、IT技術者が評価されない原因だと思う。

車のメーカーにしても、電機大手にしても創始者はその分野の技術者が多い。
海外のITの大手をみるとやはり、IT系の技術者が多い。
でも日本のITの大手はそうじゃないところが多い。
だから、日本のITの会社で技術者は評価されないのは当然ではないか。

愚痴をいう元気があるのであれば、会社を興してIT業界を変えようよ。

とりすがり

え、誰も瀬川部長の字のかわいさには触れないんですか?

?

少し前に流行ったIT系というのと、SI系のIT技術者は別系統
日本の場合、システムを買うのは大手だけでそうじゃなきゃ、紙とか信用ベースだからITとは噛み合わない
大手は信用力を重視して、技術とかアイデアは期待してないからベンチャーは不利

商売未満のものは日本では物凄く質がいいみたいだけど、食べて行かれるとなると大手以外無理
日本はブランド志向かなと思うし(多分自分も)、新しいものをやるには宣伝とかいろいろやらないとならない
自分からすると日本のIT系って広告代理店出身者がITで同じ事をやったというイメージにしかならないんだけど、他の方は違うんでしょうか


とりすがり?さん
きっと、ホワイトボードという社内会議ツールなんですよ

名無し

細かい指摘ですみません。

部長は真面目な表示に戻った。は
部長は真面目な表情に戻った。ではないでしょうか。

読者A

私が目標にしていた大先輩が「チャンスがあれば、なんでも自分でやってみる」という人でした。最終的には中間管理職で退社されたのですが、その方は、必ずしも最新技術を熟知していたわけではないのですが、とにかく「勘所を間違いなく押さえる」ことが達者で、だからほとんどの場合、ジャッジを間違える事はありませんでした。その人を真似て自分も「1から10まで自分でやってもいいようなチャンスがあれば、とにかく首を突っ込んで」やってきました。車輪の再発明みたいな事はかなりやりましたが、この車輪の再発明が「勘所を養う」のに一番学習効果が高かったような感想をもってます。困難、手戻り、リカバリなどのプロセスを経験できて、なおかつ正解も後で答え合わせができるということですごくよかったと。
で、自分も今、中間管理職なわけですが、一応、前任者との相対的な比較ですが、部下からは、「決断が早く、判断も正しいので仕事がしやすくなった」と評価されてます。(ここは信じる信じないはお任せします)
思うに、役職が上がるにつれ、「判断、決断」の分量は増え、また、上に行けばいくほど、少ない情報量で判断できる能力がないとダメなんだと思います。なので、正確には上位者が最新技術を熟知しているよりも、「肝をがっちり押さえ、知らない事でもジャッジメントできる能力が培われていること」が大事なんだと思います。

もう一つ、物語から遠く離れてしまいますが、管理者の要求される最大能力は「調整力」だと思います。とりわけ利害相反のステークホルダーから合意を得るとか。個人的には、これができたら、給料単価が一番高くても文句言わないですね。

BEL

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私自身はまったので。。

?

読者Aさんの
技術力=解決力、勘所を抑える=問題発見?でしょうか
管理者になると最終的に上手くいくようにする為、自己解決より他人に任せる必要が出てくるよ
広く言われてる事に集約されるのかなと思います
それ自体には賛成反対は無いのですが、個人的な興味として以下の事にお答え頂けたらと思います

調整能力は調整範囲の総技術力を超える事は出来ないと思います
最大限うまくやってもものすごく新しい事(例えば本作品では若い人の発想)は出てこないのでは無いでしょうか
ドコモでiモードを考えたのは女性だという事ですが、その後の話は聞きません
個人的にはソフトウェアやクリエイティブ、著作系に関してはアイデア、発想や能力だけで起業する場合のみ成果相応の報酬が得られるのかなと思います
それ自体が悪いとは思いませんが、一定以上の働きが出やすいけれど、報酬につながらないので、ソフトウェア業界には悲観的です

最終的には個人の能力、成果かそれとも組織としての貢献度かの二元論になるような気がします

読者AさんとしてはIT業界での評価自体がその時点での時価にならないのは仕方が無いと考えますか、それとも現状の課題だと考えますか

読者A

>?さん

ちょっと文意というか、疑問点がくみ取れなかったので、自分なりに解釈してみました。()内の言葉は補完してみました。あさっての方向に進んでたら申し訳ない。

1.(仮の前提)調整能力は調整範囲の総技術力を超える事は出来ないと思います
2.(調整能力は、)一定以上の働きが出やすいけれど、報酬(←ここは、直接的な成果という意味でしょうか?)につながらないので、ソフトウェア業界には悲観的です
3.(評価というもの考えた場合)「最終的には個人の能力、成果」or「組織としての貢献度」の二元論になるような気がします
4.(故に、調整能力というのは、)IT業界(の場合、その)評価自体がその時点での時価にならない(もしくは成りえないと考えるが、それは)仕方が無いと考えますか、それとも現状の課題だと考えますか

上記の意訳が正しいとして(自信ないが)
調整力で新技術や新製品開発などのブレイクスルーが生まれる、というのは、確かに「相当考えにくい」と思います。しかしながら、「そのための環境を調達する」「世に送り出す環境を作る」という意味においては機能すると思います。ビジネス上のブレイクスルーを生み出すことはあります。そういう意味では間接的業務みたいなものでしかないのはその通りですが、予算がつかなければ何も始められないのと同じで、こういった間接業務がなければプロダクトが生まれないという意味合いにおいては、常に、最大功労者ではなくとも重要功労者でありつづけます。また、評価が高くあるべきだ、というのは、実はこういう力というのも、また、クリエイティビティーを持った技術者が希少なのとと同様に、また希少であるため、評価は高くあるべきだと思います。また評価自体が時価換算され得ないというのはその通りですが、まわりを見回していただけば、「調整だけはすごく達者なので管理職に登用されている人」というのは存在しませんか?大抵の組織にいるんじゃないかと思います。こういう方は、その「能力」を相応に評価されて、管理職という高待遇を得ていると思いますよ。といいつつ、管理職が労力にみあった高待遇かと聞かれれば、実はそこは肯首しかねるのは事実なので、建前論にすぎないと言われれば、その通りかもしれません。そういう意味では、こと日本国内では仕方なし、と考えている、の方が近いですね。

なんとなく、質問に対する回答になってない予感もするんですが、的はずしてたら、言ってもらえれば。

?

分かりにくい書き方ですみません、読者Aさんの内容の通りだと思います
読者Aさんの意見としては調整能力が低い場合、技術力やアイデアを出す場合は買い殺しもやむをえないという事でよろしいでしょうか

その趣旨にそうと、報酬に合わないような技術力は最終的には淘汰されるんじゃないのかなという事です
それもやむをえないという事でしょうか
私は読者Aさんその論理が間違いだとは言いいませんが、調整を行わない技術者のメリットが無いです
よって成果が平均的な技術となるのは仕方がないのかなと思います
管理者以外の技術者の行動としては村瀬さんが現実的という事で問題ないんでしょうか
(技術的に遅れていて後から取り戻すという意味で平均的かなと思います)

nagi

間違っていたらごめんねぇ。

読者Aさんのお話 → 管理職に関する能力・待遇面でのお話
?さんのお話 → 管理職ではない技術者(普通の社員)の待遇に関する質問

であってるかな。
矛先がぐるんぐるんしてない?と思ったので。

?

nagiさん、ありがとうございます
どこが違うのかわかりました
読者Aさんへの質問内容はこんな感じです
管理職型の弊害として、管理ではない平均以上の技術力やアイデアは報酬に現われないケースがあります
結果として、管理職以外はブレイクスルーを出しても報われないので、技術やアイデアが失われませんか
ソフトウェアやクリエイティブ、著作系だとその傾向が強いと思いますが、一定以上の技術やアイデアを持つ人材の流出は前提となりますか?
簡単にすると管理職型の弊害はどう考えてるのか知りたいという事です

読者A

>?さん

管理職型という言葉を意図的に使っているので、「管理職」の話ではない「何か」の話題をしたいんじゃないかと思いますので、その方向に路線変更して話しますね。(管理職型というのが何の型を示そうとしているのか分らないので、またまた見込みで書きます)

おっしゃるところは、
・技術一本槍で調整などのビジネス能力が欠けている技術者は、「所属する会社」から正当な評価をされないことになるので(本人の能力だけでは、結果を残せないから)人材流出などの弊害がおきませんか?ということじゃないかと思うのですが、あってますかね?

そもそも論として、会社にとって役に立つ「技術」というのは、会社の業にマッチした技術です。例えばビジネスソフトを業とする会社に、ゲームの物理エンジンの開発ができるくらい技術力を持った人物がいたとして、この技術が評価されるかと言えば、されないでしょう。仮にその方が「もっと自分の技術にマッチした会社に転職する」となっても、別に大きな人材流出にはなりません。翻って、会社のニーズにマッチした技術に関して、高いものを持っている方は自ずと、結果を出すことになりませんか?だって会社に求められる能力について高いものを持っているわけですから。物語の方でも「別にVBで組んだって構わないんですよ」というようなセリフがあったかと思いますが、その通りだと思います。不幸なのは、実は「マッチしていない例」でしょう。この場合は技術者は自分の能力にあったところに転職するのが正しいと思います。それもせずに「俺はこんなに技術力が高いのに評価されない!」と息巻いてもそれは単に不幸が続くだけであって、誰もハッピーになりません。技術者の金銭報酬の「相場」が低いのが現状だ、という論点なら大まかに同意はできますが、実際のところ、「エンジニア」(あえてこういう言い方しました)というには憚られるような方が大多数なので、相場が下落したまんまというのが実態でしょう。実際、真の意味で「優秀なエンジニア」はそれなりの場所で高額報酬を得ている場合もあるんじゃないでしょうか。
率直な感想ですが、真の意味で「優秀なエンジニア」がどこにいるかと言えば、市井のIT企業周辺で働いているかぎりでは「お目にかかった事がない」くらい希少ではありませんか?スーパーコンピューターのバス設計してる人、とか、居る所にはいるんだろうと思いますが、そういう人が冷や飯食いになってるかと聞かれれば、「多分そうじゃないだろう」と思います。
(CRIWareの中の人と話した事がありますが、スゲーって感じの人でした。会社の要求する技術とマッチしてると思うので、多分評価もされてると思いました)

「管理職型」という言葉が登場しなかったので、また外しているかもしれません。
(物語からどんどん離れて行ってるけど、そろそろコメント汚しするな!のツッコミが入る予感)

ebine

カスミさんを降格し、時短勤務にふさわしい分にまで減給すれば、最も収まりが良いかと思います。やはりムードメーカーは貴重な存在だと思いますので。

?

>率直な感想ですが、真の意味で「優秀なエンジニア」がどこにいるかと言えば、
>市井のIT企業周辺で働いているかぎりでは「お目にかかった事がない」くらい希少ではありませんか?
市井と対比となる語が何かはわかりませんがそうかもしれません

真の意味だけでの優秀な技術者だけでも極端な話ソフトウェアは足りますよね、クラウド等の発達次第では(スティーブジョブズとかビルゲイツ的な人は必要なんでしょうけど)
ただそういった技術の末端到達にはあなたのいう市井での相対的優秀な技術者が必要不可欠です
私のいいたい問題は市井で相対的に優秀な場合で、管理調整能力が無い場合は技術はほぼお金にはならないという点
読者Aさんの技術者レンジでの中間技術者はメリットが無く、トップとボトムしか残らないんじゃないですか、そこは仕方がないで良いでしょうか?
本当にミッドレンジはメリットないんですよ、技術の中間管理職とでもいうんでしょうか

senasena

やはり「泣いて馬謖を斬る」パターンですか。
カスミさんは異動先があっても、給与のダウンは避けられませんね。

「評価は金」というのは、金が最も分かりやすい価値の基準だからですね。

不幸なのは、「全員が納得できる評価は存在しない」という事実です。

nagi

ちょっと通り過ぎますよ。

読者Aさんの言ってること
・真の意味で優秀な人は評価されてると思いますよ。
・会社の求めているものに合致した技術者であれば普通に仕事しれてば結果は出ると思いますよ。
・ある程度人がいるところ(市井)でも滅多に真に優秀な人は殆ど見たことないけどね。

で合ってます?

?さんの言ってること
・IT技術全般の技術の広がりには優秀な人が不可欠ですよね。
・技術「だけ」ならお金にならないよね。

で、合ってる?
よく意味がわからない部分はすっ飛ばしたけど。

TK

飛田の存在にとても矛盾を感じる。
「会社がエンジニアに報いるのは、お金しかないんです」
しかし技術をお金で報いてくれるソシャゲ会社には行かず、なぜ旧来の報酬システムのSIerに転職する?

自分が本当にお金を儲けようとしていないのに、なぜお金を望む?

五十嵐の入れ知恵なのか、
作者が「こういう奴にこう言わせたかった」だけなのか。

lav

とりあえず、来週の展望。

クローズアップされるのは、
いわゆる化石扱いの武田久保コンビ。

KSR案件はまさにトラブル続きでKSR側の心象も悪い状態
KSR案件は、破棄となるかどうか

おそらく、H&Gは違約金を払わされる可能性もある
その場合、次に引き継がれるのは、某第三の目を持つ会社か?

senasena

>その場合、次に引き継がれるのは、某第三の目を持つ会社か?

lavさんに座布団一枚。

あと気になったんですが、「成果主義」と「能力主義」がごっちゃになっていませんか?
この二つは別物ですよ。

読者A

>?さん

なんか見えてきたきがするぞ。こういう事か。な?

松:腕で食っていけるスーパーサイヤ人エンジニア
竹:松と梅の間
梅:実態はコーダー

で、竹は技術だけで勝負できてないやんけ(評価されない)という話ですかね。
モデルにもうチョイたすと、実態はこうだと思います。

松:天上人
竹:技術+ビジネス力が「要求されてる」人
竹ダッシュ:ビジネス力はないけど、梅より、技術体力がある人
梅:コーダー。人月で数字として扱われてしまう人

もっと細分化されてもいいけどこのへんで。
で竹ダッシュの人があんまり評価されない。評価されるには竹を狙うしかない現状がいかがなものか?と?
そう言うことだとすると、私からの問いかけは「ホントに評価されていないですか?」です。
ちょっとひどい表現になりますが、梅の方は、所謂、協力会社という名のもとに登場する下請け、孫請けに属するところで働く層だと思います。で大手になると一応は、「竹ダッシュから上の人」がいる場所な「はず」です。竹ダッシュの層が分厚くて、能力にバラツキがあるというのはまぁ、確かにあると思いますが、会社からみると、まとめて「竹ダッシュ層」で扱われてると思います。つまりはその会社内においては、母集団がでかくて不満はあるだろうが、不当な評価にはなってないよ、という事だろうと思います。実際に自分が竹ダッシュ層の中で張本人の場合は、巨大な不条理があるように思えるというのはわかります。が多分、会社側からは大勢に問題なし、とみられていると思います。で、本当のところ、実はそのとおりで大勢に影響ないと思います。自分が当事者だった経験も踏まえてね。
論点として気になる、というか「気に入らない」なのは、竹より技術的体力では上位に位置するような竹ダッシュ人物の場合、竹より評価が低いのはいかがなもんよ!ということでしょうか。ですが、これも「竹ダッシュの人は竹ほど利益貢献しないんだよ、ホントの所。だから評価もしかるべくね」が実態でしょう。竹ダッシュは、所詮、替えがきく程度なんですよ。人材流出なんて御大層なもんじゃないんです。一斉にボイコットでも起きれば別ですが、個人の価値観や自己肯定感に根差す問題なので、一斉には起きないでしょう。だから、キャリアパス的には「松狙うか、別方面の能力を伸ばして竹にシフトするか」の2択かな、と思います。(ちなみに自分は松の方にいくんだぜ!と思ってましたが、竹にシフトさせられました。松にはならんだろうという評価の結果なのか、別の能力が評価されたのかはわかりませんし、今となっては知りたくありません)
で、今は所帯の大きな所に説明をさきましたが、そもそも、松から梅が混在グチャグチャな小所帯の所は、そもそも処遇を明確に分けても、母集団が小さいから、体制として維持できないんで、十把一絡げになる、という身もふたもない話。単にそういう現実が横たわってますよという話だと思います。本当はそういう所でこそ、人材層がちょびっと欠けるだけで、死に体になるので、階層と処遇が一致してないと会社存続上の大リスクになると思いますが、先に述べたように、「やりたくても出来ない」が現状でしょう。

最初の方の問いかけで、「現状を仕方なしととらえますか?課題ととらえますか?」という問いかけがあったかと思います。問いかけ自体は「会社目線でどうなの?」という観点と思いましたので、私の回答は、

「でかい会社ならクリティカルな課題にならないでしょう。現状追認が妥当」
「小さい会社だとホントは死活問題なはずでしょう。だって人材調達なんて一番難しい仕事だろうよ」

です。評価される側目線だと、不満は一切消化されないでしょうが、生々しい話はこういうことだと思います。


実際の所ITの会社といっても大枠で2系列あって、

松、竹ダッシュ、梅の3階層モデルの系列と、竹、竹ダッシュ、梅の3階層モデルの系列があるだろうと思います。
超巨大会社になると自社内に両方のモデル系列事業を抱えていると思いますね。

キリンライダー

>飛田の存在にとても矛盾を感じる。
>「会社がエンジニアに報いるのは、お金しかないんです」
>しかし技術をお金で報いてくれるソシャゲ会社には行かず、なぜ旧来の報酬システムのSIerに転職する?

そりゃあ彼がイニシアティブの人だからでしょう。

匿名

中村課長のことも時々は思い出してあげてください・・・。

読者A

>?さん

nagiさんが視点提供してくれたので、いただきます。ちょっと意訳

1.IT技術全般の技術の広がりにはミッドレンジ層が不可欠ですよね。
2.技術「だけ」ならお金になりにくいので、評価もされず、結果ミッドレンジ層が空洞化しませんか?そういう懸念はないと考えますか?

かな

1.はyes。ITという世界のフレームワークの中での実装者という立場で必要でしょう。変革者自体にはなりえませんが。必要。
2.は、空洞化しないと思います。モチベーションは多様だからです。スーパーエンジニアにはなれないが、一助であることに誇りや自負を持ち、それが動機の人も多いでしょう。スーパーになる途上なだけの人もいるでしょう。文句をいいながらもミッドレンジ相当の仕事が出来てしまうからやり続ける人もいるでしょう。世の中の大半の具は凡夫でできています。凡夫は何かを享受しているだけの存在ではなく、同時に必要ともされていると思います。一杯いるというだけでの話で、不要な存在という訳ではありません。必要とされている限りは、評価や報酬に多少の現状ギャップがあっても、存在し続けると思います。私は自分自身を典型的な凡夫の一人だと思っているので、これは実感として、そう思うということで。

やっと回答提出できたかな?

名無しさん、ご指摘ありがとうございました。
表情です。

fuga

> 全社員が周知する通りだ。

これ、日本語としておかしい

無能に見えて有能な瀬川部長(・∀・)イイ!
うちの部長は無能に見えて本当に無能だから始末が悪い

あと飛田さんもいいね
社畜どもを説教してほしい

fugaさん、ご指摘ありがとうございました。
確かにおかしいですね。

サルーン

?さんの文章は実に読みにくい。
読点を打たないし、本題に入るまでの前置きが多すぎて何がいいたいか不明なので
わかりやすく書いていただきたい。
このスレッドだけでも3回は対話相手から文意が汲み取れないといわれていますよ。

匿名

企業は金をもってしか従業員を報いれないが、人間は金以外にも求めるところがあるというのは立場の違いであって矛盾ではない。
労働の中にお金以外の価値は当然あるけど、その理屈を企業、経営側が振り回して、
やりがいを得た分、給与から差し引くなんて言い出したら無茶苦茶でしょ。

飛田さんもお金以外の価値を見いだしているからSI業界にいるし、イニシアティブなんかに参加しているんでしょ。

abcd

>>労働の中にお金以外の価値は当然あるけど、その理屈を企業、経営側が振り回して、
>>やりがいを得た分、給与から差し引くなんて言い出したら無茶苦茶でしょ。

某ブラック居酒屋の元会長なんかがよく使う、従業員の減給を正当化するための詭弁ですよね。

しょちょう

技術力がないから飲みニケーションで何とかしようとする武田
コミュニケーション出来ないから「技術力さえあれば」と訴える飛田とコメント欄
まさに鏡写し

のぶ

>しょちょうさん
既に何度か言われてますが、飛田さんは空気読まないだけでコミュニケーション出来ない訳ではないでしょう。

空気を読まずに場をかき回す人の事を「コミュ障」と呼んで切って捨てるのは、日本人の悪しき習慣の一つだと思います。

いやいや

>>空気を読まずに場をかき回す人の事を「コミュ障」と呼んで切って捨てるのは、日本人の悪しき習慣の一つだと思います。
なんでもかんでもコミュ障言うのは確かに悪い事だと思いますが、空気読まずに雰囲気悪くするのも容認するのは違うと思いますよ。

自己主張が強いのは良い事ですが、その際の言葉選びや状況判断は重要だと思います。
飛田さんは欧米かぶれで都合の良い所だけ真似してる感じかな。

n

>読者Aさん
読者Aさんの、松竹竹ダッシュ梅の話面白いですね。
私は会社が小さい竹ダッシュかな。
やりたくても出来ない。はい、その通りです。

>のぶ
コミュ障は、コミュニケーション力が低い(空気が読めない)のも含むと思いますよ。0,1ではないと思います。

k

>飛田の存在にとても矛盾を感じる。
>「会社がエンジニアに報いるのは、お金しかないんです」
>しかし技術をお金で報いてくれるソシャゲ会社には行かず、なぜ旧来の報酬システムのSIerに転職する?
所謂「無私」ってやつですよ。
無私を実践する人は何らかの矛盾を抱えているように見えることが多いです。

社内で疎まれながら、本人としてもやりたくない仕事を「家族のために」と続ける人なんかもある意味「無私」です。w

> ebine さん

> カスミさんを降格し、時短勤務にふさわしい分にまで減給すれば、最も収まりが良いかと思います。やはりムードメーカーは貴重な存在だと思いますので。

カスミさんは、今の待遇と給与だから、ムードメーカーをやれているかもしれません。
降格や減給は、その人の士気を下げるのが普通ではないでしょうか。
そうなっても、カスミさんがムードメーカーでいられるかどうか…?

こういう解決策を言い出さないあたり、登場人物たちはシビアに考えていると思います。

Junostal

来週は、武田、久保、中村の老害三銃士の展開を希望します。

?

nagiさん整理していただきすみません。

読者Aさん大体がそんな感じですが、
違いとして松ダッシュが松として振舞ったり、本作中の武田さんの様に技術力がないけれど、技術力、ビジネス力ともにある松として振る舞わざるを得ないケースが出てきます。
そうするにも関わらず、松の収入を得ることは出来ません。
松ダッシュ、梅だから仕方が無いと言われればそれまでですが、現状からは基本的に松として売りに出しますよね、ある程度経験を積むと。
松と松ダッシュ、梅とのギャップは確実に報酬に反映されませんよね。
そこが飛田さんとクミさんの意見の相違だと思います。
その辺は個人の自由という事でしょうか、書かれている事がモチベーションに成り得ない場合なら割に合わないですよね?
松ダッシュが松ダブルダッシュの仕事をしようが、梅の仕事をしようが自由のはずが報酬はそのままで松の仕事をしろと要求されるのはおかしくないですか?

すぺいんぢん

藁をもすがる×
藁をも掴む or 藁にもすがる

BEL

>え、誰も瀬川部長の字のかわいさには触れないんですか?
線が真っ直ぐすぎるのも気になりました。

勇み足だったか、ページングサイズは50ですね。
というわけでもうすぐこっちに行きますね。
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/pressenter/2014/02/33-cfcd/comments/?p=2#comments

今回は、飛田さんはだいぶ全うな事を言っていると思う。

(プログラミングだけがエンジニアリングじゃないし、
エンジニアリングがプログラミングを中心に動いているわけではない、
という点などはあるけど。)

ただ、飛田さんに限らず議論全体を通して、
純粋な評価そのものが即ち報酬になるわけではないという視点がかけていると思う。

・希少性の高い人材やモノは高くなる
・同じ仕事内容でも会社が潤っていれば報酬は高くなりやすい
・同じ仕事内容でも人がやりたがらない仕事は高くなる
など(これら含めて評価ともいえるけど)

同じ席を予約するにも、予約時期によって値段が違うのとかとにてますね。

みんながみんな管理職をやりたがって、実際にその能力もあれば、
管理職の報酬は安くなっていくかもしれませんよ。

エンジニアが正当に評価されていないとすればそれは、
ゲーム理論で言うところのコーディネーションの失敗かもしれませんね。
みんなが一斉に賃上げを要求すれば、本当に必要な人材には報酬を上げざるを得なくなる。

仮にカスミさんを賃下げして、カスミさんが"これじゃ子供を育てられない"
と会社を辞め、東雲とうまくいかなくなって契約もなくなって
会社の利益がへったら、
賃下げしない方がよかったということになりますよね。
そこまで読めてればいいのですけど。

あと、会社から求められていない仕事をして
"これだけやったんだから報酬を下さい"
なんてのは通用しませんよね。

読者A

文意はともかく、真意はこうかな?

A. 自分は竹ダッシュのままでいいと思ってるのに竹の役割を強要される。まっぴらごめんだ。
B. 自分は竹ダッシュのはずなのに竹の役割を強要される。評価も報酬も伴ってないので、搾取されてる。納得いかない。

Aならどうしようもないですね。拒み続ければ、業務指示に従わない人として、相応に評価されるので、どうしても嫌なら転職するのが両者にとって正しい道ですね。

Bの場合ですが、竹モドキで終わらずに、脱皮するなら、評価も報酬もついてきますよ。ただし、タイムラグはあるでしょう。会社人員計画はマクロな視点で組まれます。総人件費は、大概、向こう3年くらいの予算計画の中でFIXされてますので、その中で、「誰を昇格、昇給させるか」のパイを取り合うことになります。建前上は絶対評価といいつつ、内情は正規分布がくずれないような相対的調整はされているはずです。結果を出して、すぐさまそれが報酬に反映されることはないと思いますが、反映される時が来ますよ。(会社内に等級別の能力定義とかありますよね?小所帯なら、ないかもしれませんが、小所帯でそれを求めるのは無理筋よ、というのは一度書いたので割愛)

ここで少し視点を変えましょうか。

もし、あなたが、竹の仕事を強要されているとすると(仮定の話)、あなたの評価者(=管理者)の動機は以下の2つのどちらかです。

1. 他に役割をまっとう出来そうな人材がいないので目をつけられている(期待)
2. このままじゃいらない子になってしまうので、なんとかしようと、とにかく、別の仕事に突っ込んで、経験させることでストレッチさせようとしている(危機感)

ひとつ覚えておくといい事は「管理者もまた、別の管理者に評価を受けている」という事実です。管理者の評価は何に依存すると思います?部下の能力とアウトプットに全依存なんです。だから自分の隊の兵隊を強くするということは、管理者にとっては死活問題と同時に大命題なんですよ。だからあなたにどう映っていようが、発端の動機は、うまいこと搾取してやるぜ!ではなくて、大概は、実は上記2つのいずれかなんです。でないと管理者は詰むんですよ。悪意はないんですよ。こういう事は意外に理解されていない。なぜなら、管理者をやった事のある人の絶対数は少ないから。

ただし

もう一つの現実があります。人事の人間が、こう溢していました「ほんとに管理者の能力がある管理者なんて半分もいない。どこもそうだ」。
つまり、動機は評価対象者にとってポジティブなんです。が、育成能力がヘボピーで、当の対象者からは無理ゲーを強要されてるようにしか見えないような不幸な事例だらけ。結果、モドキはモドキのまんまで不満だけ積まれて、所詮モドキだから評価も報酬もついてこない。(モドキの人が勘違いして、自分はすごいはずなのに!と鼻息を荒くしてる場合もありますが、それは知らん。とっとと退場してもらうのがハッピー)

例外として、こういうケースもあるでしょう。

3. 命じてる方は、「こんな事くらい出来て当たり前だろ。報酬云々ゆうほど高度な要求してないぞ」のつもりが、命じられている方は、ものすごくキツイ事をやらされてると感じてる。

実は3のケースはITでは結構な頻度で起きてるんじゃないかと思います。こういうのは「感情労働」で起きがちですね。
上司に「問題おきたから担当として客に謝ってこい」と言われて、当人はそういう事が、心底苦手で、「不当な労働を強いられてる!」というような例ですかね。当人の性格や価値観に寄る摩擦なので根深いです。解決困難です。ですが、「嫌な事をやってるのでその分報酬よこせ」の要求は、子供の駄々でしかないので、要求が永遠に通らないのは間違いないです。この「感情労働」の相場が安いってのは、あるでしょうが、相場というものは相対的に決まるものなので、すなわち、こなせてしまう人が圧倒的に多いから安いわけです。これはもう仕方ないですね。

多分、?さんへのダイレクトな回答にはなっていないです。必要なのは、回答よりも、「現実ってこうじゃね?」というものを提示した方が、ギャラリー含め、結果としていいんじゃないかと思って、こんな書きぶりです。

蛇足ですが、私の所見だと、

武田さん=ギリで竹(松やら松ダッシュのふりなんか出来てませんよ)
五十嵐さん=松ダッシュくらい
瀬川部長=上等な竹
飛田さん=竹なのか竹ダッシュなのかどっちだろ。まだモドキかな?

?

ITの会社や業界の位置付けです
竹は本来はユーザ企業に内包されるべきかなと思います
そうでなければコンサルとして外注か
外注であるのにもかかわらず、IT竹さんはそこまでの報酬は得られませんよね
IT業界に入って感じたことはIT業界内では相対的に優位だから我慢しろと言う考えが浸透している事です
例えば社内のA部署よりはマシだからいいでしょというような事
IT業界を除けば新しい技術にしろ他社の業務知識にしろ持つ必要の無い職種は多数ですし、比較して報酬が高いとは思いません
新しい技術にしろ、武田さんの業務知識等、評価方法や性格によってはマイナスになりますよね
IT業界にメリットってありますか?

読者A

>?さん

>竹は本来はユーザ企業に内包されるべきかなと思います
どうして「べき」といいきれるのしょうか?「本来」って?
所詮ビジネスの俎板でなされる議論程度に、絶対的に正しい答えや正義など、存在しないでしょう。
「正解」とされてるものは、その場その場で下の四つのどれかから選んでるだけでしょう。

「一番得なもの」
「一番リスクが少ないもの」
「一番わかりやすい(受け入れやすいもの)」
「一番、共通認識として流通してるもの」

竹がIT開発会社にいるのは上のうち「一番得なもの」を会社が選んだにすぎないですよ。
「言われた事はやります。言わないと何もしないです」という開発会社と「御社の課題を聞きだし、解決に導く一番良いご提案をします」という会社のどちらの開発会社の方が仕事一杯とれますか?

?さんの言い分は、自分が過ごしやすいように環境が変わってほしい、という希望にすぎないと思いますよ。

>IT業界に入って感じたことはIT業界内では相対的に優位だから我慢しろと言う考えが浸透している事です
>例えば社内のA部署よりはマシだからいいでしょというような事

相場が安いってことですよね?それ以外のなにものでもないですよね?
ではどういう業種相応の報酬が適正だと考えますか?メーカーですか?売上規模が全然違うんですから無理ですよね?
コンサル?これは一人当たり利益率が雲泥の差ですから無理ですよね?

>IT業界を除けば新しい技術にしろ他社の業務知識にしろ持つ必要の無い職種は多数ですし、

これも心底理解できません。なぜ、「他の業種と同じになるのが正しい」という事になるのかさっぱり理解できません。
?さんの勤め先や、物語の舞台になってる開発会社は所謂「他の会社」の「業務効率化のためのITシステム」を作ってるんですよね?であればその会社特有の業務はともかく業界の業務知識は、「武器」として必要なんじゃないでしょうか。固有の会社の業務に精通していれば、そこからの受注は固い、ということで「武器」ですよね?
IT業界といっても非常に広いですよね。ネットワーク系は他社の業務知識はなくても大丈夫でしょうね。組み込み系も業務知識はいらないかもしれませんね。コンピューターそのものを作ってる所はどうですか?googleは他社の業務知識を必要としてますか?ジャストシステムは?

「IT業界」と主語を大きくしていますが、実態は「俺の勤める会社の業態界隈限定では」でしょう。主語を大きくせざるを得なかったのは、自分の「希望」を「本来」や「べき」のような言葉で飾るために必要だったからではないですか?その界隈限定で、業務知識が武器として使われるのは、単なる生き残り戦略ですよ。IT業界のメリット、デメリットなんて話じゃありませんよ。


論点は変遷していくのは別に構わないですが、対話が掘られるにつれ、徐々に矮小になってしまったので、この辺が手じまいですかね。


仕事はマッチングがずれているのが一番の不幸です。技術力にはそれなりの自負があるようなので、望む業態のIT会社に転職した方がハッピーでは。煽りでもなんでもなく、本当にそう思います。マッチする別の会社があると思います。そこに移れば、色々なものから解放されるんじゃないでしょうか。

senasena

>読者Aさん

>組み込み系も業務知識はいらないかもしれませんね。

異議あり!

読者Aさんのおっしゃる「業界の業務知識」が具体的に何を指しているかよく分かりませんが、
「『顧客の』業界の業務知識」は必要です。

お客さんが喜んで買ってくれるモノを作るには、お客さんのニーズを先取りする必要があります。
既に販売した製品も、お客さんの声を聞くことが重要です。お客さんの声を聞かないと、そこから学習できません。
どんな市場でも、マーケティングをしなければ製品は売れません。

組込み開発はITとは違う意味で厳しい世界ですが、この場で述べるのは控えます。

すぺいんぢんさん、ご指摘ありがとうございました。
修正しました。

BEL

「要するに、瀬川部長が我々エンジニアの上にいるというのは、曽我くんの勘違いに過ぎません」
これと同じで
・大手が中小零細の上にいる
・発注元が下請けの上にいる
・大手の方が中小零細より技術力が高い
・発注先の方が下請けより技術力が高い
どれもだいたいの場合は勘違いなんですよね。
技術力ではなく業務内容・役割が違うだけ。

自分達の立ち位置を認識してしっかり仕事してないと
・毎回(年ごとにバージョンアップしているソフトウェアなどで)同じ会社に発注して安心していたが、
あるとき断られ、(自社ではできないため)開発が続行できなくなる。あるいは突然高額を要求される。
とか、
・孫請けが"元請けと直接契約すりゃよくね?"ってことに気づいて間に入ってた会社が食いっぱぐれる
みたいなことが起きる。

あと、雇用してる以上、職種があるわけで、
技術者として雇われているのに、営業やらされてる。とか、
エンドユーザーのサポートやらされる。
みたいな状況は本来的にはまっとうな状況ではない。
つまり"与えられた仕事なんでもやりなさい"は常に正しいわけではない。

(それでも会社から"みんな両方やってるんだよー"って言われたら、
それを受け入れるのか去るのか、をえらばざるを得ないという局面はあろうけど。"相場"にさらされる、というか)

メネメン

読者Aさんが想像するより、?さんの前の職場はもう少しブラックだったのでは?

>もし、あなたが、竹の仕事を強要されているとすると(仮定の話)、あなたの評価者(=管理者)の動機は以下の2つのどちらかです。

こう言い切れる環境というのは、比較的恵まれた環境だと思いますよ。
意図的に搾取しようとする管理者や、
責任回避のため部下をスケープゴートにする管理者を重用する会社もありますので。
(管理者の管理者も無能というケースだったり、ワンマンのケースだったり、理由は色々とあります)


中小の業務システムの受託開発企業で、竹ダッシュなのに
竹の仕事を強要されているようなケースの多くは、そうしないと仕事が受注できないからではないでしょうか?

竹の仕事かどうかは別として、
例えば、発注側が、データベース設計が出来る人を求めた場合に、
受託側が、テーブル定義表を書いたことがあるレベルの技術者をアサインしたりしますよね?
人材がいないか、本当にできる人材はいつもパンパンなので空きがないからといった理由で。
そうするとそのアサインされた人は、発注側からは、データベース設計者として扱われるけれども、
受託側の内部では、データベース設計が本当に出来る人材としての報酬は得られない。当たり前の話ですが。

この場合の管理者の動機は、"期待"でも"危機感"でもないことのほうが多いような気がします。
アサインされるエンジニアとしての解決策は同じなんでしょうけど、
ポジティブ成分が薄い分、精神的にはキツイかもしれないですよね。

n

読者Aさんほどに色々考えてる管理者ってどのくらいいるんだろう?
そういう人の下で働きたいれす。(^q^)

?

メネメンさんご理解頂きありがたいです


読者Aさんには以下の内容
業務改善といっても、ITコンサルだと顧客の業務の(あるいは頭の中の)範囲内になりますよね。
顧客次第でいいシステム、悪いシステムも造られ、技術者やSIerだけの問題では無いと思います。
顧客の頭の外にある事はシステム化できない、あるいはしてもお金になりませんよね。

システム開発代行会社の仕事は顧客業務、発想以下のシステムを作る事かと思います。
上手くいってる顧客以外のシステムだけがお金になって、それ以外は竹の人材とはマッチしませんよね。
竹の人材がシステムを構築して顧客を成功に導いた場合、成功に値する報酬は確実に得られません、システム開発では。
顧客を成功に導けるなら、コンサルを主業務とするか、さもなければ顧客企業に就職する事によってのみ、成功報酬を得られる気がします。(まあ、そこまでできるなら起業するんでしょうけど)
なので大手SI企業はある程度成功している大企業のみを顧客としているのかなと思います。
大手のシステムのみがトントンで、あまり成功していない企業のシステムを出せる金額で作るメリットは無いと思うんです。
なので業務ノウハウを持つ上手くいってる企業だけがシステム化できるのかなと


業務改善は顧客の利益を増やしますが、それに応じた報酬はありませんよね
T技術の通用するのは他の技術に較べて短いというのもありますが
技術を売っても技術+業務改善で初めてお金がもらえ改善分”未満”しかお金がもらえませんから自分の脚を食べるタコみたいですよね

?

”上手くいってる顧客以外の”は”上手くいってる顧客の”の誤りです

n

?さんは客先への提案活動したことはないのでしょうね。
業務改善できた未満のお金しかもらえないのはおかしいって発想がすごい。
その発想があるなら業務改善できなかったら、システム費を返すってことかな。
すごいなぁ。

Jairo

竹ダッシュ以上の人達から構成される大手SIerっていったいどこなんだろう?
日本に存在する?
それとも俺の「大手」の意識が違うんだろうか?

?

大手SIerがトントンでそれ以外はブラックにならざるを得ないという話です。

本作の東雲に対するカスミさんが要員としてはある意味適当で、飛田さんはお金にならない事をしている様に思えます。
というのも、改善できるような人材を確保できる以上のお金を払わなかったのだからシステムやアサインする要員に問題があって当然だという論理です。
流行りすたりの人気商売は別でしょうけど、ITの技術の経年劣化は他の業界には類を見ないと思います。
そこ加味して般的な価値に加えてIT系のハンデ分ももらえないと合わないのかなと思います。
IT技術修得できるなら他業界でだってなんとかなりますし、ビジネス分かるなら他でもいいんじゃないでしょうか。
みなさんにとってはそういった考えは無いのでしょうか。

nagi

単純に企業間のお金の流れが一切分かってないように見えますね。
まったくもってIT業界関係ないw

これの論理でいうとこういうことか
発注側「この前の100万で作ってもらったシステムさー。1000万も純利でちゃったよー。」
システム提供側「報酬よこせ」
あれ、何これ怖い。

?

ITシステムは比較的企業の貢献度が高いんですよ、システムは従業員の代行に成り得るので。

アウトソーシングのヒト売りだと一定の利益をのっけますが、システムだと開発の原価+利益であって、企業の費用や収益に対するインセンティブありませんよね。
企業の要望が正しければ、その要望どおりのシステムを作れば企業にはメリットがあります、開発元に入るのは原価+上乗せです。

企業が何をすればいいか分からなく、それを開発企業が知っていて形にしたとしても得られるのは原価に上乗せした形の利益だけで、役に立つ技術や顧客の業務に対する改善には値段は付きません。
なんで、開発側が提供するのは技術だけで、他はそれぞれの専門家に高額な報酬を払ってやってもらえばいいのではないかという事です。
そこはお金にはならないんですから。

おかしい考えでしょうか?

読者A

参加者が増えたので、もう少し。

>メネメンさん
>?さん

>読者Aさんが想像するより、?さんの前の職場はもう少しブラックだったのでは?

ええ、割と早い段階で、「そうだろう」と思ってました。ですがそれを言ってしまうのは、自尊心を傷つける事になるかもしれないと思いました。意図的に「違う所の話」をしてきました。わざわざ「小所帯の所はそうはいかないけどね」であるとか「ホントはそういう所でこそ死活問題だけどね」などをまぶしたのは、ホントは ?さんはそっちに当てはまってるだろう、という推測のもと、つけたしてた所です。ですが、ここにきて?さんご自身でメネメンさんの示唆を肯定したので、ご開陳。

話はちょっと飛躍しますが、ここで私見。

IT業界(とひとくくりで話すには多様すぎますが)の構造的に、一番問題だと思っているのは、所謂、下請け、孫請けのような「会社」にノウハウや技術蓄積がおきないような構造になっていることだと思います。(人じゃなくて会社に)
具体的に言うと、元請け会社から、「著作物は全部納品させる。ドキュメントは廃棄しろ。仕事で得られた発明やアイデアの著作兼は元請けに帰属する。全部もってく」というような条件で契約させられている事が多いと思います。ここが他のIT先進国との違い。海外(これも多様ですが、まぁ北米とかだと思ってください)だと、下請け時代から蓄積した、ノウハウ、知識、発明(というとちょっとオーバーですが、アイデアみたいなもん)から優良ソフトウェアプロダクトが出されて、会社が下請けから抜け出せるようなルートがあるんですよね。延々と「単なる役務提供会社」に閉じ込められるような構造、というか商流ではないんですよ。下請けが自立するルートを持っているというか。日本はこれがない。だから「技術を売ってます」未満の「労働力売ってます」の過当競争の真っただ中で、多分、組織も人も「育ちにくい」袋小路にはいっていると思います。ある時期、「雇用の受け皿」として、就職難で詰まった文系経済学部卒のような人(本来のITの素養にはあまりマッチしない)をとにかく集めて人材派遣業のような業態ではじめてしまえ、という成り立ちも影響してると思います。最初からエンジニアリング企業ではなかったんですよ。ゼネコン構造が悪であるとか、元請けがバカの集まりだからダメなんだ、などという人がいますが、ゼネコン構造で、本当に打破すべきはこういう「商流」のようなものだと思ってます。で、不幸な生い立ちの企業では、「評価制度も伴ってない」「なんでもやらされる。零細なんだから当たり前」という現状だというのは、その通りだと思います。でも、これは経済合理性の中で起きてしまった「現象」なので、例えば法制度のような別の力学で打破されることは期待するべきではないと思います。
身も蓋もない言い方になってしまいますが、自分のおかれてる現状を自覚して、「どっか移ろうか」を意識しつつ自己研鑽して、おさらばするのが処方箋だとお思います。つまらない事しか言えなくて申し訳ない。

>Jairoさん

おっしゃるとおり、多分あなたの言う大手と私の言う大手は一緒です。だから、竹ダッシュ以上の「はず」とわざわざカギカッコをつけました。
ところで、エンタープライズ系なら、1社だけは、該当してるといってもいい会社が思い当たります。

読者A

>?さん

>ITシステムは比較的企業の貢献度が高いんですよ、システムは従業員の代行に成り得るので。

「比較的」という言葉をはさんでいるので、大丈夫だとは思いますが、一つお節介。

ITの中の人は「比較的」ITの力を過剰に見積もりすぎるきらいがあります。
製造業なんかの場合、ITの導入は効率化のための「設備投資」になるわけですが、一度稟議書見せてもらうとわかりますが、意外に費用対効果は大きくないですよ。製造業で一番の大物は当然製造設備で、そっちの設備投資に比べたら、貢献度は鼻くそです。(超オーバーに言ってるんですけど)こういう冷めた目線も装備しておくと色々と客観的に見えることが多いです。
これにあてはまらないのはIT装置産業なわけですが、まぁ、金融だと思ってください。で、金融に強い、「総研」という名の実質IT屋さんなんかは、1案件あたりの単価がべらぼうな訳ですね。何しろ、稼ぐためのITを作るわけですから。で、そういうところの勤め人は高給取りなわけですね。
腹の立つ話ですが、そんなに俺と違わないだろう、って感じの人が給料倍くらいもらってるわけです、うらやましいなぁこんちくしょうですね。

nagi

読者Aさんも言ってますけど、「比較的」ITの貢献度はそこまで高くはないでしょうね。
システムで人よりも信頼できるのは間違えないことでしょうかね。(バグがなければ)

技術だの労働力だの言ってるけど、
結局開発側の企業はシステムを売ってるだけなんだよね。
目に見えにくいだけで。

オーダーメイドであれば顧客とIT企業で見積もり取って、
顧客は導入によりこれだけの利益が得れるだろう
→それオーバーする見積もりは嫌よってなレベルでしょ。
そりゃ顧客にすれば導入費用>>>利益じゃ話にならんw

パッケージに至っても導入利益>導入費用じゃないと意味ないし。

で、平社員(開発者)の給料が低い?それは経営陣に言えよと…
まぁ、その場合このコラムにある通りどっかこっか腐ってる確率高そうだけど。
うちの会社の経営陣も腐ってるし。

そもそも論、正直感じてるんだけど?さんの場合自分を高く見積もりすぎてない?
どのレベルか知らないけど、自信があるなら転職とかで売り込めばいいんじゃね。

今ならリーマンショックから長くて
ある程度IT系も人足りないらしいし(少なくとも自分の近辺は)
システム自体のリニューアルもしなきゃいけないから割りかし売り込めるかもねー。

メネメン

システム開発に加え、業務改善提案を求められたが、それに見合う報酬は支払われなかったという話だったんでしょうか?
そうだとして、その場合、お金を取れるだけの力があったと仮定すると、原因は、顧客が、?さんやその会社を業務改善のプロとして捉えていなかったからでは?

システム開発会社に対して、コンサル料を支払うケースはそれほど珍しく無いと思います。ただ、それにはプロとして見てもらえるような努力(業務改善コンサルの肩書を付けるとかも含めて)も必要ですし、提供する価値に対する対価を支払ってもらえないのであれば、仕事は受けないという毅然とした態度も必要だと思います。(発注する側は、往々にして、そういう態度の会社や人間をより信用しますし、プロとして扱いますので)

飛田さん風かもしれませんが、プロである以上は、顧客から対価をもらえないのであれば、(会社として)その仕事をやる必要はないと思います。その点は、?さんの考えはおかしくないと思いますよ。会社として約束してしまっていたのであれば、経験値を上げるチャンスとして捉えてやってしまうか、こんな会社やってられるかとやめてしまうか、それに類する選択肢から選ぶしかないですよね。


契約の話ですが、業務システム開発の世界でも、成果物に対する報酬や、労働時間に対する報酬だけでなく、成果連動型報酬や、開発したシステムを利用するトランザクション量に応じた手数料型報酬などもありますよ。ただ、成果連動型報酬は、受託側に有利になるケースは稀ですし、発注側にもノウハウがないので、日本では一般的ではないですよね。"Performance Based Contracting"とかで検索すると、海外事例はたくさん見つかります。


>そこ加味して般的な価値に加えてIT系のハンデ分ももらえないと合わないのかなと思います。
>IT技術修得できるなら他業界でだってなんとかなりますし、ビジネス分かるなら他でもいいんじゃないでしょうか。
わからなくもないです。そう考えて、方向転換するのもいいんじゃないでしょうか。おっしゃるような現状のエンジニアへの低い評価を、改善しようとしているのが、イニシアチブの考え方だと思いますし、実際に高く評価されるところも増えつつあると思いますが。

結論は、読者Aさんとほぼ同じですが、ITかどうかに関係なく、プロ意識を持ち、力を身につけ、場所を選ぶのが大事かと。力に見合った良い場所を選べるかどうかは、自分をアピールする能力が鍵を握っていると思います。

下請けが単なる役務提供会社から抜け出すのも、エンジニア個人が技術力を正当に評価してもらうようになるのも、「労働力売ってます」から「技術を売ってます」への転換を図るという点で、処方箋には共通項が多いのでは? 会社として、技術ブログを書いたり、雑誌に寄稿したり、オープンソースに貢献したりして、指名買いされるようなブランド構築に励んでいる会社なんかは参考になるのではないでしょうか。

体験したIT業界のブラックな話を、つらつら書いてみるのも、個人としてのブランドを築く一助になったりするかもしれません。
あ、匿名だからダメか。

BEL

中小(≒下請け)が「大手(≒元請け)がいざとなれば自力でできてしまうような仕事」
しかできないのであれば、そりゃ労働力売りになってしまいますよね。
価格の安さや(≒)仕事の速さなどで勝負することになります。
技術に特化しているからこその効率化が図れている、とかならまあそれはいいのですが、
そうでないなら、報酬や時間に対する人ひとりの労働が増えるわけで、ブラックになってゆく。

かなり特殊な例では、とあるソフトウェアで、
・開発会社が自発的に機能を開発していく
・販売側はその中でいいと思った機能を採用する
なんてやり方を取り入れているというのも聞いたことがあります。

権利や秘密保持が関係してくるものは発注元がもってっちゃうのは仕方ないですね。
製品として売るソフトウェアの開発をどこかに発注したとして、
発注先が類似品を作って安く売ったりらさすがに困っちゃうわけです。

どこの案件を受注しても、または自社内の案件であっても得られたであろう技術、
あるいはたまたまその案件で得た技術だが発注元には理解できない(発注元由来でない)技術などは、
持ってかれることはないわけで(記憶から消去せよ、とまではできないわけで)、
そうして中小が成長していくことはできるわけで、案件ごとに技術がリセットされるわけではない。


ただ受注した仕事をやるだけでなく、積極的にアドバイスをしたら
「あの会社にやってもらったら業務改善できたから次のあの案件もあの会社に発注しよう」
となって、営業コストが省けたとすればこれは間接的には報酬ですよね。

評価が報酬に反映されるのは早くても「次回」なんですよ。

NRT

技術力以外は不要
コミュニケーションを求める相手には人格否定で応戦
(ポジティブに言えば「なぁなぁや馴れ合い、ホント嫌い」)
そんな飛田のような人材の収容所がイニシアチブ

n

実際はイニシアチブに所属してる人間ってどんなタイプが多いんでしょうね
面接でいうと1番と3番が怪しいけど

SZSR

本編以上にコメ欄の物語の方が重厚になってますね。それだけ本編に魅力があるということなのでしょうか。

なび

本編は魅力的ですが、
それ以上に業界全体としての欠陥や慣習、理解の無さを
不満に思ってる人が多いってことじゃないですかね。

SZSR

>なびさん

なるほど。たしかに、この業界にいると習慣や文化に不満を感じることは多いですね。

ということは、コメ欄が盛り上がるのは、そんな現状を打破しようとするエネルギーの余波!なのかも。

ミーミー

顧客の業務プロセスを改善してその分の利益も受注に盛り込みたいなら、最初から見積もりに計上しちゃえばいいんじゃないかな。
通るかどうかは別として。

?

他の業種にいっても結局はソフトウェア開発やっていたとなると、パソコンの面倒や社内システムに関する事をやるハメになりそうです。
(そういう事を言われる事は案外あります)
簡単に出来る事でも技術ではあって、他の人が出来ない事はありますよね。
他の業種だと専門家として気軽には依頼しにくいのかなと思いますが、ITに関しては即やれに近いです。
需要は多いけど、金は出ないのがIT系で、出せる金額以内でのサービスを考えると製品販売に行きつくのかなと思います。
そういう意味では本作の筋は好きです、受託開発という形は筋が悪いとも思いますが。

現実問題、業界を変えるのは無理かなと思います。
日本の慣習が新しく、馴染みの薄い少数には厳しいですから。
少し前に流行った勝ち組、負け組がハッキリ分かれて、負け組にはメリットは無いのかなと。
ソフトウェア開発は仕事としては難しいなと実感してます、開発以外の仕事をしてみてはっきりと。
IT負け組の下請け企業はなんで残ってるんでしょうかね?

nagi

?さん>
言いたいこともよくわからないんですけど

顧客社内でのITサポート系などをやってる会社並びに人達に
負け組乙って言いたいということですかね?
それとも開発下請けをやってる会社並びにその人達に
負け組乙って言いたいってことですか?

言葉はしょらずにもう少しまともに人に説明できる文章を書いていただけませんか?

Jairo

> ?さん
俺も何を言いたいのか良くわからないんだけど、

> IT負け組の下請け企業はなんで残ってるんでしょうかね?
IT関連以外の業種の下請け企業が存在する理由と同じなのでは?

?

多分ですが、他の業界の下請けは階層構造化されていて、企画と製造試作、計画と本製造等の様に分業していると思います。
下請けはいずれかの一部分を請け負い、他の作業はノータッチです。

ソフトウェアの受託開発だと全てを開発企業に丸投げしている所が多い気がします。
本来であれば、それぞれに別個に配分してより多くのコストがかかるものを一括にしてコストを抑えています。
それにも関わらず、開発企業に抑えられてコスト分は支払われません。
少し前にどこかの企業で架空要員分を上乗せして請求を出したというのがありました。
効率を上げすぎるとそうでもしない限り利益は上がらない気がします、もちろん悪い事ではありますが。
どこの開発企業も中途半端な専門外の何かをサービスとして提供する代わりに、報酬に繋がるシステムを造らせてもらってるんだと思います。
コーダはコーダ、設計は設計と担当企業を変え、会社間という事で速度が下がるようにした方がお金になるんじゃないでしょうか。

少し前にほっかほっか亭とほっともっとの間で下請け側が弁当の企画から製造までやっていた?んで、下請けでいるメリットが無いから独立しようと騒ぎになった事がありました。
少なくと下請けで設計レベルやる事自体メリットが無い気がしてきました。
全てを一括して受託し効率を高めると総コストが下がるので売上も下がるんじゃないでしょうか。(あるいは売り上げが上がっても働く人間の報酬にはつながらないかもですか)

nagi

?さん>
添削しようか。

カッコ()で引用いじるね。

以下引用+α

(主語なしからよく分からん)ソフトウェアの受託開発だと全てを開発企業に丸投げしている所が多い気がします。
本来であれば、それぞれに別個(上記では「全て」がいきなり別個になっている。それに対する説明なし)
に配分してより多くのコストがかかるもの(コストがかかるってどういうこと?)を
一括にして(別個ちゃうんかい)コストを抑えています。

それにも関わらず、開発企業に抑えられてコスト分は支払われません。
(上記の説明が不明のため言いたい結論があやふやなまま)

少し前にどこかの企業で架空要員分を上乗せして請求を出したというのがありました。
効率を上げすぎるとそうでもしない限り利益は上がらない気がします、もちろん悪い事ではありますが。
(架空要員つくると仕事の効率があがるの?利益もあがるの??)

どこの開発企業も中途半端な専門外の何かをサービスとして提供する代わりに、
(通常開発であればオーダーメイドが主流ですが、中途半端とはどういうこと?)
報酬に繋がるシステムを造らせてもらってるんだと思います。
(なんで、「造らせてもらっている」という言い方なの?)

コーダはコーダ、設計は設計と担当企業を変え、
会社間という事で速度が下がるようにした方がお金になるんじゃないでしょうか。
(それどこのエースシステムとサードアイ?寧ろその構図今の日本じゃ結構一般的じゃ?
加えてそれじゃいけないよねって感じで「方程式」で話がありませんでしたっけ?)

少し前にほっかほっか亭とほっともっとの間で下請け側が弁当の企画から製造までやっていた?
(不確定なあやふや情報をここで話しても話こんがらがるだけよ?)
んで、下請けでいるメリットが無いから独立しようと騒ぎになった事がありました。
少なくと下請けで設計レベルやる事自体メリットが無い気がしてきました。
(IT企業からいきなり弁当の話?弁当の設計ってなに?俺よくわからないんだ)
全てを一括して受託し効率を高めると総コストが下がるので売上も下がるんじゃないでしょうか。
(そんなことはないと思うけど、どういう理屈か教えて?)

引用+αおわり。

これでも少なめに突っ込んだつもりだけど。
これだけムラがあるってことを理解してもらいたいなぁ。

メネメン

?さんのコメントからは、何事も"やらされている"というニュアンスを感じてしまうのですが、気のせいでしょうか。仕事をやらされているというような被害者意識ではなく、自分が選択してその仕事をしているという意識を持たないと、IT業界に限らず、高い報酬を得られるようになることは無いと思いますよ。

例えば、パソコンの面倒や社内システムに関する事は、自分がやる仕事ではないと感じているのであれば、"ノー"と言えばいいのではないでしょうか? もし、"ノー"と言う場合と言わない場合とを天秤にかけて、"ノー"と言わずに仕事を受けたほうがいいと判断したのであれば、自分の選択に責任を持ち、その仕事に専念することを決断したほうがいいのではないでしょうか?

どこか、条件が悪くても仕事を受けるしかない受託開発企業の話と通じるところがありませんか?

このコラムでも出てきたことがありますが、発注側には、受託会社は部品のように交換可能で、辞めない限りは、可能な限り安くこき使うべきというような、ブラック企業の雇用主と同じメンタリティを持っている人が結構います。そのため、プロ意識の低い受託開発企業は、"ノー"と言えず、かといって受託した仕事に全身全霊で取り組むこともできず、また、自社をどうポジショニングするかや、いかにブランディングするかを考える余裕もなく、ただただブラック化していくのではないでしょうか?


ITの受託開発企業が多いのは、参入障壁が低く、需要があり、労働力の確保が容易だからだと思います。案件を取ってくる力がある人間から見れば、魅力的なビジネスですよね。新卒や未経験者でも3ヶ月程度(もっと短い?)の一般的な研修を受けさせれば現場に出すことができ、それでいて一人あたり15%~25%くらいの粗利が得られますから。最初は自前で労働力を確保せずに孫請けに出す形でもビジネスをはじめられますので、元手もそれほど必要ありませんし。つまりは従業員にはお金にならなくても、雇用主にとっては十分お金になっているからでは。

メネメン

本編と関係あるコメントも。

武田さんとカスミさんに共通するのは、技術力の有無や程度ではなく、プロ意識が欠如している事。

プロ意識が根付いた組織に変革しようとしている時に、こういうタイプの人材がいるとその目的を果たせなくなる。だから、本人の意識が変わらない限りは、辞めてもらったり移動してもらうのは致し方ないと思う。それくらい切羽詰まっている状況。

飛田さんの主張には全面的には賛同しないけれども、
カスミさんに関して、技術力ではなくプロ意識を問題視している点には賛同してます。

ミーミー

ふええ・・・何回読んでも?さんが何をいいたいのかわからないよぉ・・・

失礼なことを言います。
?さんの言い分では相手を選んで話してる、との事でしたが普通に話してても会話が成り立たないから避けられてるんじゃ?なんて邪推しちゃいますね。

SZSR

?さんはオッドマンなの?生粋のオッドマンなの?

>メネメンさん

私もカスミさんのプロ意識には疑問を感じますねー。人柄やムードメーカーとしての能力は賞賛できますが、同じ案件で仕事はしたくないです。好き嫌いではなく合う合わないという意味で。

ただ、もし自分がカスミさんと似た条件(子供がいたり、介護があったり)に立たされたときに、どういった選択をするかはわかりません。真っ当な選択としては、子供が手が掛からなくなるまで残業の少ない部署に転属するとか、一旦転職してまたエンジニアに戻るといった選択をするべきなのでしょうが、日本の会社文化だとそれも難しい気がします。
周りから軽蔑されながらでも現状を維持しようとするかもしれません。

自分がプロでいられなくなる日のことを考えるべきなのかもしれませんね。

abc

長文書くな、とは言わないけれど、もうちと字下げ段落分け句読点を活用しようよ...

ドライアイの身としては、もちゃっと文章が固まっている時点で読む気がなくなる。

SZSR

>abcさん

う、ごめんなさい。

?

スタンスとしてはやらされるのは嫌なんで全て断っていたら。。。
ただ周りの人は断らずにやるヒトばかりだっのでIT系はそうなのかなと思っただけです。

ヒト売りなのでブランディングは必要ないし、社員のモチベーション管理だけしていればいいやというのがソフトウェア開発企業の経営者層の考えなのかなと思っています。ソフトウェアの場合は差別化は図りにくく、取引先との付き合いで仕事を受けています。ソフトウェアは同じようなものばかり出てますし、シェアの多い方が優位ですよね。読者Aさんの言う所のトップレベルの技術者なら違うのかもしれませんが、そうでなければ差別化には繋がりませんよね。そういう意味でいうとソフトウェア開発はサービス業に近いのかなと。

なので、カスミさんでも顧客が技術力に劣っている事に気付いて、不満を上げさえしなければ、人間力のあるタイプの方が都合が良く、そのタイプばかりが集まっているようにさえ感じます。トップレベルでなく、カスミさんタイプより相対的に技術力があるヒトは技術力が劣る分をカバーせざるを得ないですよね。基本的にはその総和が負担になりますし、教えなければいけなくなります。今回出てきたカスミさんが主任待遇はいかがなものかの問題です。

カスミさんより技術力があり、人間力が劣っているタイプは技術でそれ以外のヒトをカバーする事になります。企業の評価は売上で決まるので顧客受けがいい人間力があるカスミさんタイプの方が良くなると、そこまで技術力を顧客は重視していないので。

なので人間力?調整力が無い技術はお金にならないのかなという話です。ブランディングを今のソフトウェア開発でやる必要があるのかなというと疑問です。起業してやる人間だけが必要としてそれ以外でそれをやるメリットがある人間は能力が無いかやる気が無くてやってなく、出来る人間が仮にいたとしてもメリット無いですよね。

(最近チェーンの飲食店で標準的なメニューを単品で頼んだところ、意図的に隣で頼んでいるセットメニューに商品とは質の異なるものを出されました。ブランディングってこういう事でしょうか?)

とりすがり

推敲することなく冗漫な文章を書き散らしても親切な方が添削してくれるという、
現代のオアシスのような素晴らしいコメント欄はこちらですか?

よーしおじさん頑張っちゃうぞ~。
読むのを。

nagi

もう添削は無理っすw

添削して、意味わからないところを修正するならまだしも、
同レベルの意味不明な文章を投下とか日本語ができるのか疑うレベルw

>普通に話してても会話が成り立たないから
>避けられてるんじゃ?なんて邪推しちゃいますね。

私も邪推すると
?さんは普通に話してるつもりでも、
相手ににとっては意味がわからない話しかされないので
相手は理解できず話しても無駄だと思われ
自分は技術力はあるんだ、周り(相手)が自分を理解しようとしないだけだと思い込み
そんな相手がいるソフトウェア開発は見限って別のところに行くんだ。
ここで書いてるのは適当に愚痴ってるだけだ。

って感じかな。かなり邪推と妄想入ってますが。


>(最近チェーンの飲食店で標準的なメニューを単品で頼んだところ、
>意図的に隣で頼んでいるセットメニューに商品とは質の異なるものを出されました。
>ブランディングってこういう事でしょうか?)

>隣で頼んでいるセットメニューに商品とは質の異なるもの出されました。
助詞の使い方から学びましょう。

ブランディングって企業価値(ブランド)を高めるための
企業戦略だと思ってたんだけど違うの?w

n

これあかんやつや

SZSR

では、自身のコミュ力向上のために添削チャレンジ!


>冒頭の文章は、メネメンさんのコメと思われる
>何事も"やらされている"というニュアンスを感じてしまう

スタンスとしてはやらされるのは嫌なんで全て断っていたら。。。
ただ周りの人は断らずにやるヒトばかりだっのでIT系はそうなのかな(:この業界では断る文化がないのかな)と思っただけです。


ヒト売りなのでブランディングは必要ないし(:ヒト売りなので技術者の品質は関係ないし)、社員のモチベーション管理だけしていればいいやというのがソフトウェア開発企業の経営者層の考えなのかなと思っています。(:昨今の)ソフトウェアの場合は差別化は図りにくく(:なぜ差別化が図りにくいのか不明)、取引先との付き合いで仕事を受けています(:?さんの現状と思われる)。ソフトウェアは同じようなものばかり出てますし(:?さんの現状と思われる)、シェアの多い方(:付き合いのある会社が多い方)が優位ですよね。読者Aさんの言う所のトップレベルの技術者なら違うのかもしれませんが(:トップレベルの技術者ならばどこでも仕事ができブランド力を持てる。)、そうでなければ差別化(:技術者の能力及び品質の差別化)には繋がりませんよね(:何と繋がらないのか不明)。そういう意味でいうとソフトウェア開発はサービス業に近いのかなと(:サービス業のようにスキルではなくマニュアル重視の業務?)。

なので、カスミさんでも顧客が技術力に劣っている事に気付いて、不満を上げさえしなければ、人間力のあるタイプの方が都合が良く(:なにに対して都合がいいのか)、そのタイプばかりが集まっているようにさえ感じます(:どこに集まっているのか不明。集まっていることで何が問題なのか不明)。トップレベル(:経営層や管理者層)でなく、カスミさんタイプより相対的に技術力があるヒトは技術力が劣る分をカバーせざるを得ないですよね。基本的にはその総和が(:技術力のある技術者の)負担になりますし、教えなければいけなくなります。今回出てきたカスミさんが主任待遇はいかがなものかの問題です。

カスミさんより技術力があり、人間力が劣っているタイプは技術でそれ以外のヒトをカバーする事になります。企業の評価は売上で決まるので顧客受けがいい人間力があるカスミさんタイプの方が良くなると、そこまで技術力を顧客は重視していないので。

なので人間力?調整力が無い技術はお金にならないのかな(:会社や顧客に評価されないかな)という話です。ブランディングを今のソフトウェア開発でやる必要があるのかなというと疑問です(:何のブランディングか不明。なぜ必要性に疑問があるのか不明。)。起業してやる人間だけが必要としてそれ以外でそれをやるメリットがある人間は能力が無いかやる気が無くてやってなく、出来る人間が仮にいたとしてもメリット無いですよね。(:すみません。ココの日本語はわかりませんでした。)

(最近チェーンの飲食店で標準的なメニューを単品で頼んだところ、意図的に隣で頼んでいるセットメニューに商品とは質の異なるものを出されました。ブランディングってこういう事でしょうか?)(:すみません。ここもわかりませんでした。)

以上!!違ってたら指摘ください。

?

”ヒト売りなのでブランディングは必要ない”というのは以前に働いていた企業で聞いた話です。
全体化するには母数は小さすぎますね、唯自分でもブランディングというものは思いつきません。

やらされてるという感もですが、どちらかというと確実に受け取るものより提供するものが多くなるです。
実際に付き合いのある所にはある程度押し込めるからという零細の開発企業の営業?経営?の方達の話は聞いた事が何度かあります。

顧客は技術が欲しいのではないので技術に対して要求する事はありません。
どちらかというと技術を欲しいのは現場だと思います。技術者の報酬は顧客側の出す金額をベースに産出します。
技術力が不足している現場では技術の価値が高いですが、顧客が現状に不満がなければお金は出ません。
現場で欠如している技術を補っても顧客にはプラスは無いのでその分は報酬には繋がりませんよね。

技術力に劣る所は放置するのがいいのかなと個人的には思います。
IT系の問題を追加してあげると、顧客の出す金額と作業者が受け取るギャップが多い事もあるかなと思います。
カスミさんの様に人間力で技術をカバーしていると技術不足は拡大して前回のような事になります、作中では顧客にも不満が無いですがシステムも良いとは言えない状況です。

ここからは仮定ですが、飛田さんが提案しておらず東雲側からシステムはもっと処理時間が出てもおかしくないはず、どうなってるのか等という話が上がった場合、調査するのはカスミさん以外になりますよね。問題を発見したのでこちらで費用を持ちますと営業が言ってしまった場合、報酬は無い仕事をするのはカスミさん以外です。

顧客側に問題が把握されなければ、問題に気付かなく、人当たりがいい人間の方が評判が良いですよね。
飛田さんの仕事ぶりは書かれていませんが、現状に不満を顧客が持たなければ、カスミさん以上の能力は現れませんし、カスミさんと同じ金額でそれ以上の技術を提供する場合はその部分は金額には反映されません。

なので顧客の要求する以上の事を提供しても、報酬につながる保証は無く、つながらなかった場合は単純に仕事量が増えるだけです。

あまりにもとりとめが無いですがこんな感じです。

ミーミー

ものすごく出来の悪いソフトウェア、ものすごく出来の良いソフトウェアの二種類があったとして、それぞれの出力結果は同一だとする。
違いとしてはこのコラムの件のように演算にかかる時間やソースコードの質、保守性だとする。
出力結果のみを見た場合はそれぞれの価値は同じであり、同じ金額しかもらえないのであればわざわざ手間暇かけて質の高いものを作る必要はない…と言いたいのでしょうか。

nagi

SZSRさんが添削してくれたと思ったら、
即効次の問題がきたよ!w

めんどくさいので部分添削を。(結局やるのかよって突っ込み希望)

>実際に付き合いのある所にはある程度押し込めるからという
(ある程度何を押し込めるのか不明)
>零細の開発企業の営業?経営?の方達の話は聞いた事が何度かあります。
× ~の方達の話は聞いたことが何度かあります。
○ ~の方達の話を何度か聞いたことがあります。

>技術力に劣る所は放置するのがいいのかなと個人的には思います。
× 技術力に劣る所
○ 技術力が劣る所
放置って何?w

>IT系の問題を追加してあげると、
なんで上から目線?w
「IT系の問題として」というのが普通の言い方じゃ?

>調査するのはカスミさん以外になりますよね。
一 般 的 には調査するのは「担当者」のカスミさんでしょう。

>問題を発見したのでこちらで費用を持ちますと営業が言ってしまった場合
あり得ないですね。保守料ってご存知?
顧客要望:早くしてくれ
担当者:早くできるようカスタマイズするので見積もりを
普通こうか、保守料から値段発生しますよ?
大切なことなので二度言いますが、普通は発生しますよ?

>カスミさん以上の能力は現れませんし、
以上の能力ってなに?

>あまりにもとりとめが無いですがこんな感じです。
分かってるなら突っ込み満載の文章を投下する前に少しでも推敲しようよ…。

?

まあ、そうですねというか、そういう所が多いですよね。
質の高いものを作るにしても自身の収入との比較もあります。
質の悪いもののメンテは割に合わないのでごめん被りたいです。
どちらかというとそういうものを見ないでおこうでしょうか。
そういう仕事をしてると目につきますから、他の仕事ですね。

みなさま、どうも。
読み返してみたら、飛田さんがイニシアティブである、ということを、第2開発課のメンバーが知るシーンの描写を入れ忘れていることに気付いたので、追記しました。

trf

コメント欄が飛田もどきばっかりで大草原

?

読みかえしてみると、確かにイニシアティブと言わずにあの論陣はちょい違和感があるかもしれないですね。
でも、イニシアティブ絶対正義という流れはちょっとなと思いますけど、絶対的に正しい事なんてあまりないですから。
あまりにも意見が一つになりすぎると小説としては面白くなくなりそうな気がします。
何かの組織の機関誌の文面みたくならなければいいですけど。

ねこ

今回の話は大手SIer氏やふっちーLoveさんのコメントを聞いてみたいなー

?氏はそれだけの長文を書くなら他で書いて確認してからのほうがいいん
じゃないかな。
そんな感じで話をしているんだと多分周りの人にはなかなか伝わらないと
思うんだけど話してるとすぐにフォローもできるからまだいいだろうけど。

しかしここでこれだけの長文でぱんぱんにつまっているのを見ると確かに
読む気なくしますな。これも掲示板とかblogとかtwitterになれすぎか。

?

すみません、要点あるいは論点が無いからだと思います。
長文という事もあるかもしれませんが。
おかげでというか暗中模索だったのが少しは分かってきました。
何が分かったんだかはわかりませんが。
本当に人によるんだなという事が分かったのは良かったです。
理屈からするとあまり良いとは思えないソフトウェア開発も良いと考える人が多いんですね。

登場企業もブラック企業予備郡かなとか。
箕輪さんのやってる事って会社組織としての方向性を決める事でそれを副課長に任せっきりとかに見えます。
組織的には役員とか部長とかの仕事じゃないのかなと思ってましたが。
これが普通なんでしょうか?

SZSR

>?さん

?さんの文章に足りないのは「主語」と「結論」ですじゃよー。文中の「○○が~」が書かれるはずの箇所が大抵省かれてるから、国語の穴埋め問題みたいな文章になっている。

後、冒頭に結論を書いて、文中にその結論にいたった論理を書くと読み手に伝わる文章になりますよ。

例:
○○は○○だと思います。
なぜなら○○は○○だし、○○だからです。

みたいな。


ただ、?さんみたいなコミュニケーションする人もたまにいるので、自分としてはちゃんと読み取れないとな~とも思うのです。

nagi

SZSRさん>

プレゼンとか顧客提案とかすると当たり前の知識ですよねぇ。
短い言葉で内容を説明→最後に結論をだす。
またはインパクトを高めたいときとかは逆を使ったり。
結局根拠となる内容と結論がなきゃ、人に何かを上手く伝えることは出来ないと。

まぁ、たまにこういう人いることはいるけど…
このレベルじゃ、表に出すこと出来ずに梅+αでしか(竹未満)
自分が上の立場なら評価できんね。

?

>?さんの文章に足りないのは「主語」と「結論」ですじゃよー。
>文中の「○○が~」が書かれるはずの箇所が大抵省かれてるから、国語の穴埋め問題みたいな文章になっている。
主語の方は分かりました。
結論の方は要点や論点がなければ終わりも無いですから。
と書いてみたものの、書いていて具体的な事では無くイメージだったり適切な語彙が不足してたりで結局は抜けてしまうんですよ、主語。

nagiさんにちょっとだけ反論
私はすごい渋チンです、なのでお金を出す行為が信じられません。
自分基準だとよくこんなのに金出すなと思いつつ、どういった真意があるのか考えても思いつかぬままです。
なので、プレゼンや顧客提案をしようとも思いません。
梅+αでいいと思いますよ、私の評価は。
ただ、私が竹に行く努力をするにはそこに報酬とか、本作でも書いてあったお金以外の事が無いとダメです。
正直な話、竹の仕事をしていて、報酬やその他でメリットを感じてる人はそれほどいないのかなと思っています。
私自身の実力もそうですが、性格適正があるような気がします。
出世する人?はノリがいい営業タイプで人に合わせる印象の人(水商売?業界っぽい?バブル臭がする?)かあるいは上司にべったりの管理職っぽい人という印象があります。
人付き合いとか会社間の信用みたいなものでやっていて、システムを買っているという印象はないんですよ。
顧客との折衝には向いてるんでしょうけれど、そうなれない、なりたくない人間にとって、竹の仕事は負担でしかないのかなと思います。結局今現在竹の仕事で得られるものって地位とか信頼とかステータスっぽいものでしか無いように思えます。
ステータスにお金を払っている様に思います、会社内でも会社間でも。
それが嫌いだと意味ないんですよ、竹の仕事って。
書いていて順序が逆ですね、まあいいですけど。

nagi

?さん>

顔真っ赤なのはわかったけど、結局結論何よ?
私はこのIT系の仕事嫌いだってこと?嫌いなら評価を求める意味無いよな。

正直あなたが竹の仕事をできるレベルだと思ってません。
ここであなたの技術レベルを図ること出来ませんし。
何を基準かというと「人に言われたことを(指示されたこと)実行できるか否か」です。
で、あなたはそれが上の全てのコメント欄でも書いてる通り、
「人の言葉尻だけ自分のいい方向に捉えて、
 まったく相手の意図を理解せず捻じ曲げて自分のいい方向に捉えているだけ」
です。

そんな人間がまともに仕事できるわけがないんで梅程度の評価です。
いいですか?

>プレゼンとか顧客提案とかすると当たり前の知識ですよねぇ。
から
>プレゼンや顧客提案をしようとも思いません。
に飛躍して捉えること事態、
相手の言葉の内容を正確に捉える事が出来てないから使えないって言ってるんすよ。
判りました?

ねこ

?さんの文章を読んでると自分はなんでもできるすごい人間だけど気が進まない
から話をもしないし竹の仕事もしてないっていう風に読めるよね。
その延長で、自分はこれが正しいと思ってるんだけど世の中そんなことも知らない
バカばっかだなみたいな感じも受ける。
そういう文章って読んでて気分のいいもんじゃないけど、ここまで続けられると
笑えてくるというか哀れに見えてくる。

俺がひねくれてるだけかもしれないがね。
?さんは周りの人に少しこれを見てもらって忌憚ない感想をもらってみては?

通り

結論を書かないで説明を始める手法は、
先入観なしで結論に至る過程をシュミレーションさせるのには
有効だが、これは受ける方もガチに思考を追ってかなければならない
(=ききづかれる)、それに付いてこれない聞き手が脱落するという
欠点もある。
繰り返しになるが思考のシミュレーションとしては有効な手法ではある。

ただ、それは結論があるから有効であって、結論もない思索にそんな事
やるのはただの戯言だと思う。

A.M

「多分」「気がします」「思います」「印象があります」

どれもこれも、?さんの身の回りの数人に当てはまる人がいたってレベルの憶測じゃないですか。
エンジニアなら印象でなく、事実で語って欲しいです。

?

nagiさんおっしゃる事は分かりました。
ですが、私以外の竹未満の人が竹の仕事を受けた場合ですが、
>「人に言われたことを(指示されたこと)実行できるか否か」
と言う文面からすると、〜さんが仕事受けたけれど出来ないからやれとなるとやる事になりますよね。

出来ない人や会社の下に付くと余計な仕事が増えますよね。

?

ねこさん
竹の仕事を受けたのに、一人として竹はいない。
梅+アルファの人誰でもいいからやれって事はありませんか?

A.Mさん
貴方の周りでは違うんでしょうか。
ネットの噂話とも近いですし、私にとっては違和感がある内容では無いですが。

ねこ

?さん
自分の能力以上の仕事をしろといわれたことはあるけどね。
営業がそういうのをとってくることはあるさ。
だから何?俺の書いたこととどうつながるかまったくわかんないんですけど。
そういう時にほんとはできるけど、やらない?さんはどうするといいたいの?
俺はあんたほどすげー人間じゃないんで率直に書いてもらわんとわからん。

つべこべ言うのはいいけどたまには素直に人のいうこと認めることもしないと
こういうとこで書いててもあんまり意味ないと思うよ。
ちらしの裏にでも書いていたほうがいい。

nagi

?さん>
いや、俺の言ってることきちんと把握してないからね?あなた。
>>「人に言われたことを(指示されたこと)実行できるか否か」
>と言う文面からすると、〜さんが仕事受けたけれど出来ないからやれとなるとやる事になりますよね。

ならないからね?
相手に指示されたことをあなたが正常に把握出来てない。
つまり、コメント欄だけでいうなら、あなた読解力ゼロだって言ってるの。
意思疎通できてないのあなただけよ?

うん、?さんみたいに俺が言ったことを湾曲して捉えられると
実際一緒に仕事しようとすると余計な仕事増えるだろうね。

A.M

>?さん
私の周りがそうだとして、それが何なのでしょう?
仮にそうだとしても、そこから導かれる結論はせいぜい「なるほど、?さんや私の関わる企業はちょっとアレですね」で終わり。
それを根拠に「IT業界全体の問題」と語るには無理(論理の飛躍)があります。

「自分の環境には問題がある! だから皆の周りにも問題があるはずだ!」って、
問題のない環境にいる人からは「え、こっちはマトモだし。上申するか、ちゃんとした企業に転職しては?」と返されるのがオチですよ。

それと、筋道立てて相手を納得させようなんてときに「ネットの噂話に近いから」とかやめましょうよ。
ちょっとした参考程度にしか使えないんですよ、噂なんてものは。
いろんな人が好き勝手に言ってるだけの有象無象の中から、「?さんが賛同で
きる噂話」をピックアップして覚えているだけでしょう。

メネメン

SZSRさん、

>自分がプロでいられなくなる日のことを考えるべきなのかもしれませんね。

プロというと少しハードルを高く感じてしまう面があるのかもしれませんが、
カスミさんは、プロ意識の中でも"学び続ける姿勢"を放棄してしまっているという点が、
一番の問題だと思っています。

家庭の事情などで、第一線で活躍することができなくなったとしても、その制約の中で、
自分を高めようという意識を保ち続けることはできるのではないでしょうか?


子供のご飯のレシピを考えることのほうが、仕事上の新しいことを覚えるよりも、
優先順位が高いという事自体は、個人個人の人生の選択なので尊重されるべきだと思います。
ただ、カスミさんの言葉からは、学び続けるとか自分を高めるということを
放棄してしまっている態度が見て取れますよね。

放棄していなければ、
仕事を整理して、業務時間内に研修を受けに行くことだって出来たかもしれませんし、
プログラミング以外のところで勝負するような人材になる選択だってできたかもしれません。
でもあきらめてしまった人には、そういう道はないんだと思います。

制約の多い状況でも、自分を高めようという意識を保ち続けられるかどうかが、
分かれ目なんだと思います。


カスミさんを少しフォローすると、
瀬川部長や五十嵐さんには、カスミさんらの移動を決める前に、
意識を変えるような働きかけをする責任があったと思います。
そういった痕跡が全く見られず、マネージャーとしての職責を果たしていない点では、
非難されるべき対象だと思います。

メネメン

?さんが繰り返し主張しようとしている一番のポイントは、
最初に読者Aさんがまとめてくれた内容みたいですよね。

「技術+ビジネス力が求められる"竹"より、
 技術力では上位に位置するような"竹ダッシュ"(=?さん)が、
 竹より評価が低い(=報酬が低い、出世しない)のは、気に入らない」

どうしてそうなるかは、読者Aさんが書いているとおり、
竹のほうが技術力に勝る竹ダッシュよりも、会社の利益に貢献しやすいく替えがききにくい、
という会社が多いからだと思いますよ。

上記のことが"気に入らない"ということはよくわかりましたが、
それに対して、?さんはどうしたいんでしょうか? 
その気に入らない事に対して、どう対処したいんでしょう?

kene

不思議に思えるのは

登場人物「私の意見はA」
コメント欄1「Aは間違ってる」
コメント欄2「Aは間違ってるって言ってる1は間違ってる」

って感じに現状は見えてるんだけど、
フィクションの登場人物の意見の是非ってそんな重要なんですか?

将棋モノの漫画で登場人物の「凄い」とされている一手を見て
「それって別に凄い手じゃない」ってツッコんでるみたい。

nagi

>登場人物「私の意見はA」
>コメント欄1「Aは間違ってる」
>コメント欄2「Aは間違ってるって言ってる1は間違ってる」

そう見えるなら思いっきり間違ってるんで、
何回か声だして読んだ方がいいですよ?

?

メネメンさん
仕事に対する報酬が自分の考えです。
極端な話どのような実力であっても梅の仕事をしたっていいわけですよね、梅の報酬である事を受け入れるならば。
現実はそうではないかもしれないですけど、自分にとっては報酬は階段のようなイメージです。
段と段の途中でず〜っと待たされる事もありそうだなと思ってます。
ステップアップがごく短期間であるのが理想かなと思います。
竹ダッシュとしてもんもんとするのではなく、梅としてがんばるでもいいのかなと思います、アップが長すぎる事を考えると。
アップする間に余力があって、かつその気があれば竹を目指してがんばればいいですし、そうでなければ堕落すればいいのかなと。
カスミさんの末路は致し方がないですが、生き方自体は否定しませんよ、私は。
IT業界の移り変わりに対して報酬面を始め人事は遅すぎると感じます。
かつIT業界のリスクはかなり大きいのに過小評価されてるんじゃないかなとも思います。
そんなとこですよ私の考えは、自分が能力があるじゃなくて、他の人は危ない場所でよくやるな、凄い人の集まりなのかなと感じています。

ten

?さんの考え方がここで多くの人から賛同を得られないのは、
ご自身の主張に対しての裏づけが一般的な考え方とかなり異なっているからだと思っています。
おそらく、お互い膝を交え、テーマを絞り、集中的に話し合えば理解できると思うんですが、ネット上では実際の議論の場よりも色々なものが欠けてしまい難しいですね。

今は既にIT業界から離れているという書き込みを読んだ気がしますが、もしも今もまだご自分に対する評価が納得いかないというのであれば、一度上司とじっくり話し合う機会を作ることをお勧めします。
上司は?さんが力を入れている点とは別の視点から仕事を評価されている気がしますので。あと、職場での役割により期待される内容も変わりますから、一度確認しておいた方がよろしいかと。
ある程度まともな職場であればそういった場は設けられている、上司からも働きかけがあると思うんですが、それすらでされないというと…『まあ、気の毒に』としか言えませんねえ…

ねこ

みんな仕事しようよw
昼間はみんな職場から書き込んでるんすか?
ここはアクセス制限はないかもしれないけどログとかとられてると
それはそれでやな感じじゃない?
うちはログとってるので昼間は見てるだけにしてる。

さて?さんを中心にして徐々にみなさんも理性を失ってきてますな。
参ったっていわない相手と口論しても終わりはないすから。
でも?さんも進歩してると思うんすよ。改行とか”。”をつけるとか
少しづつ文章もわかるようになってきた。
でも武田さんの年齢を30代後半から40代前半かなと思う時点で
・よく本文を読んでない。
・推察もあまりあたらない
ってことを自覚したほうがいいのかも。
(上から目線で失礼しました)

さて本筋のことだけど、kさんの書いてる「武田のようにならないために」
はとても心に響きました。やっぱり難しいことだと思うんだけど、それは
俺がだめな人間だからかな。。。

BEL

自分の書いたものがPOSTされるようなものは職場からはやらないですね。
スマホで書いてます。

>少しづつ文章もわかるようになってきた。
ちっちゃい子かw

古いSE

コメント欄の流れとは違いますが、AS/400がメインフレームと書かれているのに違和感が。今時はそんな扱いなのでしょうか?

ねこ

今週のほうでは?さんがなんかとっても哀れな状態ですね。
一人でつまんないことを書いてて。
これだけ見事にハブられるとかわいそうすなー

>BELさん
やはりそうなんすかースマフォで長い文章書ける人は尊敬するです。
でもこれからはそうなっていくんですかね。
物理キーボード苦手って人も出てきてるようですし。

>古いSEさん
はい、そんな扱いです。私も違和感感じますけど、UNIX/Windowsの
オープン系(死後ですが)以外はメインフレームって分け方みたいです。
オフコンとかっていっても通じないでしょうし。

nagi

アレに構ってもただ煩わしいだけですし
日本語通じないし、そもそも社会に出たことあるのかレベルだと思ってるんで。
アレと会話するくらいならひとりごと言ってたほうがマシかなと。
今じゃ思うです。

昔某社の(ある程度有名)アクセスログとか管理する系のとこにいましたけど
POSTした内容とか通常チェックはしないすね。
昔と違って、今はどうか知りませんが
基本トラブル発生したときに確認するぐらいじゃないかなーっと。
つってもある程度アタリをつけて検索するんで、
ココ程度の書き込み内容まで調べる企業はそうないんじゃないかなー。
(あとコンプライアンス的にちゃんとログとってんだからね!
 っていうパフォーマンスの意味もありますね)

と思ふ。

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