副業と本業の狭間

ライフハック | ワークスタイル

» 2020/05/28

今回もエンジニアカウンセラーの白栁隆司さんと同じ題名でコラムを書いてみよう企画第二弾を二人で勝手にやってみました。

副業をやることで見えていること

それほど多くのことは見えてませんが、未経験者に比べて見てきたもの、経験したものは多いつもりです。私が今まで見てきたもの、経験してきたもの、今だから思うことを今回のコラムにしました。

副業をやる理由とどんな副業を選択するかは別にして考えよう

私は二足のわらじを履いています。ITエンジニアの場合、自分のスキルが有効に使える副業をやっている人と私のようにまったく関係のない仕事をしている人がいます。これはなぜでしょうか？

副業をやり始める理由。それは空き時間を有効活用し、「本業とは別の収入を得る」ためです。収入を得るためだから、効率よく稼げる副業を選択するのが普通のように思えます。でもこれが最大のトラップとなっています。

副業も就職活動のように適正を考えてみよう

副業をやるとして、時間給のアルバイトやパートを選択するならなんでも良いと思います。また１年未満の短期だったらなんでもいいと思います。しかし、時間給でなく、今後も続けていくことを念頭にした完全成果報酬型や週末起業型として副業をやる場合、自分の適正にあった副業は何があるのか？を先に考えたほうがいいです。

本業の場合、就職活動する前に、自分の適性はどんな職業は何か？それを調べることなどやりませんでしたか？同じ用に副業でもどんな職業が今の自分に適正があるのか？どんな仕事なのか？を調べるのが最初にやったほうが失敗しないと思います。

「３ヶ月で月収○○○万円も夢じゃない」「元ニートでもできた」的なキャッチコピーに釣られないことが大事です。出来た人もいるのは事実かもしれません。ただ他の事実が見えてなさすぎなのです。私は全然見えてなくて、そこで失敗してきました。

誰にでもできる、平等な仕事は残酷なほど適正や経験の差がでる

学歴、性別、年齢、能力が不問で高額報酬が得られる仕事というものがあります。実際に稼いでいる人もいるのは事実です。しかし稼げない人もいるのも事実です。そこで稼げる人と稼げない人では何が違ったのか？それを正確に知ることが大事になってきます。

いわゆる営業力のある人はいろんな副業ができて強いです。営業経験が無くても、友達のグループ内で

・リーダーになりやすい人

・発言力のある人

・相談されやすい人

・おせっかいが好きな人

・イベントごとを企画したり、運営する人

・みんなから信用がある人

こういう人は学歴、性別、年齢、能力が不問の仕事で、いきなり成果を出せることが多い気がします。単純に人生の経験値が多いからこそ、仕事でその力を発揮できるということです。私はその他大勢だったので、営業関係やアフィリエイトの副業は適正がありませんでした。

もちろん、経験していくことで能力はつけられるのですが、そこまで長続きするかの問題がでてきます。

好きな仕事、嫌いな仕事、続けていくならしっかり知っておく

長々やっていく仕事。しかも本業でなく副業で、自分で始めると決めた仕事。好きでない仕事をお金のために頑張れる人もいますが、私はできなかった人です。そういう人は「収入　＜　やりたい仕事 or やりがいのある仕事」になります。その仕事でどのように効率よく稼ぐのか？を考えて、アイデアを出して仕事をしていくやり方になります。

好きでもない仕事の場合、どうしても続けることが辛くなってきて、自信もなくなるし、自己嫌悪に陥ります。多少遠回りになりますが、好きな仕事で収入を右肩上りにする方法を考えていくほうが仕事として楽しくなっていきます。

好きな仕事でも苦手な作業、嫌いな作業はある

よく「お金を使って人に頼む」という話しが出てきますが、そもそも収入を増やすために始めた副業です。お金が無いので出来ません。なら自分でやるしかありません。それか身を削って人に頼むかです。あとは誰かに手伝ってもらうかです。

自分でやるようになると、人に頼む時にスムーズになるし、どの程度の相場かもなんとなく分かってきたりします。逆に自分が得意な仕事で苦にならないものは、人にとっては苦痛。そんな仕事をバイトとしてやることもあるかもしれません。

自分が得意な作業、好きな作業、自分が嫌いな作業、苦手な作業を明確にして相手に伝えられると、他の人と仕事をする時にトラブルが少なくなってきます。

最後に副業をやる前にやってほしいこと

もしこれから副業を始めるなら、

・自分はどんな仕事をやりたいか？を考える

・自分はどんな仕事に適正があるのか？どんな仕事があるのか？を調べる

・自分が得意な作業、好きな作業を明確にする

・自分が嫌いな作業、苦手な作業を明確にする

　そして人に頼むならいくら払うのか？を考える