客観的に自分を見るのはやっぱり難しい
こんにちは、手塚規雄です。
客観的に自分を見ること。フリーランスには大事なことで、間違えると大失敗してしまう可能性もあります。だからこそ、自分は多少出来ていると思っていました。でもそれは間違いだったというのが今日のコラムになります。
客観的は何で必要なのか？
フリーランスに限らず、エンジニアに限らず、自分自身を客観的に見る能力というのは大事なことだと思います。
・自分の長所、短所
・自分の能力とそのレベルと市場価値
これをある程度、正確に知っているだけでもかなりの強みになります。自分の長所を伸ばして、どんな人、企業に求められているのか？それとさらにステップアップするための自分自身の課題はなにか？これだけわかっていると仕事をすることが楽になると思います。
・もし自分の実力が足りなくても、何を努力すればよいのかわかっている。
・もし自分の能力が求められているなら、自分がやりたい事と同じ企業を探すだけ
いわゆる自分が進めば良い道が見えている状態なので、仕事をする上で大きな悩みがなくなってきます。それだけでもストレスがかなり減った状態になり、良い状態を保つことが出来ます。
自己管理、意外とできていない
私自身、自分の能力や長所短所がわかっていないので、そこに悩む事がよくあります。そこで色んな努力をしていく上で、自分はこんなのが得意なのかな？と思いながらやっている途中です。そこに注力していたら、他のことで問題が発生していました。
いわゆる「自己管理」というのが意外なほど出来ていませんでした。
エンジニアの仕事の他にも仕事をやっているのですが、まあコレくらいならできるだろうと軽く思っていたのですが、それが積もりに積もって完全にキャパオーバー状態になっていました。そのせいで体調管理もできなくなる。普通にダメ社会人です。しかも家族から指摘されるまで気づかなかったです。
今思えば、簡単な仕事でも安易に受けすぎていました。そして自分自身、仕事ができる量が若い時と同じように考えていたのもありました。そりゃ10年前と今では能力と経験がある分、体力の衰えは着実に感じているのにも関わらず、失敗してしまう。これは別にフリーランスでなくても、社会人として普通に働いていて、若いことより無理できなくなったなという感覚がわかると思います。感じている事は主観ですが、それも一つの客観的な視点の材料になると思っています。他人からの視点によるアドバイスほどわかりやすい、客観的視点はありません。そういったアドバイスはけっこう大事なことだと思い知りました。
自分の健康など自己判断できないものほど客観的視点が大事
よく重い病気になった人ほど、健康は大事、定期的な診察、診断は大事といいます。これも自分にはわかりにくいことを、他人からわかりやすく指摘、注意してもらったほうがいい。そんな代表例だと思っています。それもあり、私は入念な健康診断を受けることにしました。今年はとりあえず健康と診断されたようで、ひとまずは安心です。
健康ほど自分自身の判断がいい加減なものはないと理解することが出来ました。フリーランスは身体が資本と言われていたにも関わらず、こういうのは案外後回しにされたり放置されたりするので、気をつけようと思っています。
会社以外の情報をとりいれようというのは客観的な視点を手にしようという意味
私のコラムではよく自分の会社からの情報でなく、外の世界の情報を取り入れようと勧めていることが多いのですが、結局は客観的に自分を見るための判断材料を増やすために必要なことです。会社からの情報になると、会社の中にいる分には間違いないかもしれません。ただ、一旦外に出て情報を得ないと、何が奇妙な文化や風習、慣習、慣例が分かりませんし、間違った認識をし続ける可能性も大きいです。多くの人がもっと日本だけでなく世界を見ようというのも同じような事だと思っています。日本以外が絶対良いから取り入れるべきでなく、日本のコレは間違っているから直そうという主張が、日本だけにとどまっている人には嫌なものに見える構図と同じです。
私自身が学んだことは「自分が正しい」と思い続けるのはNG
話を一旦戻しますが、客観的に自分を見るのが難しい。だからその対策として情報をいっぱい手にすること。それでもそれ以上に大事なことだと思ったのは「自分が絶対に正しい」という思い込みを無くせるかです。主観的にみることは「自分が正しい」という前提があり、客観的に自分を見る時に「自分が正しいかどうかは別」として考えることが大事です。
頭では理解していてもなかなかできない事の一つですが、客観的に自分を見れず、暴走している人のニュースを見ることで、客観的にみることが大事だなと思うことがおおい今日このごろです。
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