システムオーディタ川辺によるキャリアアップを目指したIT資格取得に関するコラム

目指せシステム監査人!!(4)

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■目指せシステム監査技術者試験合格!! part2

 12月21日秋の情報処理試験のソフト開発・高度の合格発表がありました。わたしのところにも数名の方から合格の連絡を頂戴しました。

 その中にITでない職業の方から「高度午前 I 」が60%以上あったので、春試験は「システム監査にチャレンジする」とのお話がありました。

 高度午前 I 免除特典を活かし、午後対策中心に学習したいとのこと。午後論文対策として、この正月休みに下書き論文の作成をお勧めし、拙著「システム監査技術者午後重点対策(アイテック社)」を紹介しました。

http://www.itec.jp/shop/products/list.php?category_id=84

http://www.intergideon.com/newken/audittst.html

(参考)出版記念セミナー

 合格ラインの下書きをまず作成することが合格に近付く第一歩です。

 論文試験は設問ア800字、設問イ700~1400字、設問ウ700~1400字を2時間で記述する試験です。

 わたしは、

  • 設問ア 800字
  • 設問イ 1000字
  • 設問ウ 1000字

を目標に記述することを勧めていますが、2800字を2時間とすれば、30分700字→3分70字→18秒7字ですので1字2.5秒の計算です。

 また論文の記述にあたって、「あなたが携わったシステム監査、システム利用、またはシステム開発・運用業務の概要」の記載も求められています。

 出題3問の中からテーマを選択し、上記の概要も記載しなければなりませんので、実際は、2.5秒/字より厳しく過酷な試験です。

■下書き論文を1つを早いうちに完成させよう!!

 下書き論文なしに試験に臨むのは無謀ですので下書きをお勧めしているのです。

 下書き論文を3つ作成することをお勧めしている参考書に多いですが、わたしは1つの論文を早い段階で完成させることをお勧めしています。

 試験は午前I、午前II、午後 I をパスし、午後 II 論文試験になるのですが、いずれも60%未満ですと足切りされ、次の試験は採点されないのです。

 つまり、苦労して書き上げた論文が、午前 I、午前 II、午後 Iどれか1つでも60%未満であれば読んでもらえないのです。

 苦労した下書き論文ですから、何としても午前 I、午前 II、午後 Iはパスするぞ! 論文までのい試験も強い気持ちを持って取り組むことになるからです。

 春試験で応用・高度午前 I が60%で免除になる特典は大きいものがあります。午前 II ・午後 I の2つの試験のパスで済むからです。

 午前 I 免除特典の方は、「下書き論文の完成」で合格を引き寄せることができるのです。希望を持って下書き論文の作成に取り組もう!

 目指せシステム監査人(4)終わり。

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