32歳、IT業界への挑戦_5-求人
【予想していたが求人は少ない】
30代の未経験可の求人というのは予想どおりあまり数がありません。どのぐらいかというと、ハローワークで指定条件検索をすると「4件」しかないぐらいです。
求人検索は本当に合致する検索ができないもので、未経験が「開発未経験」であったり、「特定の言語未経験」であったりすることがしばしばあります。
結果として本当に目的のものに合致する求人は……1件!
しかし、これは「あるタイミング」で、「大阪」で、かつ「開発」での話です。インフラ系や、東京を含み全国を見渡せばもう少しあるかもしれません。
■探し方
タイミングにもよるでしょうけど、ハローワークで、地元で未経験で、ともなれば現状は上記のとおりです。
そうなると別の方法を模索しなければなりません。そこで転職サイトなどを利用します。そういったサイトは複数ありますが、次のような特徴があります。
- ハローワークにはない求人がある
- 経験者募集が多い
- 複数のサイトで重複する募集が多い
- エージェント(担当代理人)が付くタイプと付かないタイプがある
友人が1カ所利用登録をして検索したところ、条件に合致する求人が数件ありました。まだ数は少ないですが、チャンネルを広げると少し見つかるということが分かります。
転職サイトは、経験者をターゲットにしているところが多いですが、未経験でも利用する価値はあります。
■エージェント
では、エージェントを介するタイプとそうでないタイプではどちらがいいか。
以前、あるエージェントの方とお話しする機会があってお聞きしました。エージェントを介する場合は、紹介料が高くなり、一例では転職先から、転職後年収の数分の1が支払われるとか。
転職サイトの利用は基本無料ですが、それは成立後に転職先から仲介者へ紹介料支払いがあるからです。エージェントを介する場合は上記のようなケースがあり、エージェントを介さない場合でも数パーセントだとか。
利用するには、この辺りの仕組みを知った上で適切なものを利用したいところです。
■方向性
未経験であるほど、エージェントを介して企業へのフォローアップをしてもらいたいものです。
しかし、現実には未経験の場合は転職後の年収が期待できない上に成約しづらいことから、エージェントを付けられないこともあります。
十分な経験を持ってアピールできる人は、エージェントが居なくとも活動できるケースが多くあるかと思います。しかし、そういう人ほどエージェントは熱心です。なかなか難しいですね。
さて、重複はあれど、サイトの利用によって見つかる求人が増えていきます。未経験であればまずこうやってチャンネルを広げることが大事です。
求人があって未経験可ならば、資格や独学での経験、面接でのコミュニケーションなどが差になると考えられます。
12月21日に発表のある応用情報技術者の結果を待ちながら、Java等言語の資格や独習での開発成果などを目指したいところです。
これから、さらにチャンネルとアピールポイントを増やしながら、実際にどんどん応募していきます。