言語の歴史は人類の歴史。そして人類はコンピュータを言語で動かすようになった。

エンジニアになりたいと思った人へ 。Veloce や EXCELSIOR CAFFE に行くとSESの商談を聞けるよ!

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ITの勉強をするとき、よく喫茶店に行きます。大きなビルの地下一階から二階くらいにある Veloce や EXCELSIOR CAFFE(上に点) のドトール系統の喫茶店で面談や商談をやるSESの営業が驚くほど多いです。私は普段SESで働いていますが、裏事情がまる聞こえです。たまに話に横から入って解決策を提案したくなることもあります。人の話を横聞きするほど野暮ではないですが、聞こえてしまうような大きな声で企業の内情を話されるので、聞こえてしまうのです。

さすがに機密情報を垂れ流すほど彼らはセキュリティー的に緩くはありません。ただ、聞こえてくる内容で、業務要件とか、どういう人が必要とされているかは簡単に聞き取れてしまいます。そこまで知識が無かったとしても、SESの商談をやっていることは聞き取れるかと思います。彼らの話を横聞きすることを推奨する訳ではありませんが、IT系の仕事をしたいと思うなら、あの会話を普通に理解して受け答えできるくらいにならなくては仕事をこなせません。

人と話ができるというのは、業務を進めるうえで非常に重要です。技術ばかりに目がいっていると、抜け落ちやすいポイントです。どんなにコーディングの技術が長けていたとしても、要件の聞き出しができなければ、一つのシステムとしてリリースできません。もしエンジニアとしてプロになりたければ、最新技術の話にキャッチアップする努力よりも、非エンジニアの人と技術の話ができるようになる方が仕事の役に立ちます。

本当に喫茶店での横聞きを推奨するわけではないですが、ITの仕事がどのように進むか、プロセスは知っておくべきです。スクールで勉強したレベルでコーディングして年収1000万があり得ないということが、仕組みとして理解できます。自分の技術を会話という形に落とし込んで、問題解決というテーマで会話ができなければ、仕事として技術を活かせません。

これはITに限らない話です。自分が何ができるではなく、相手に何が提供できるかという話ができなければ仕事に繋がりません。これはビジネス限らず、好きな女性の心を射止めるのも同じです。自分の話に相手の居場所を作れるかどうかです。

・・・ということを、隣の席で熱心に女性を口説いている会話を聞いて思い浮かびました。

エンジニアになりたい人に伝えたいのは、ITの仕事をしている人と会話できるかを意識しようということです。

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