キャリア20年超。ずっとプログラマで生き延びている女のコラム。

ワークVSライフ=デスマーチ

»

 10月のお題は「就活生からの『ITエンジニアの仕事についての質問』」ということですので、ワークライフバランスとデスマーチについて、わたしの考えをちょっと書いてみます。

 IT業界に足を踏み込もうとしている方々の関心事の1つに「ワークライフバランスを保てるのか」というものがあるらしいです。

 この業界は私生活を犠牲にして仕事に捧げている人ばかり、とか思われてるんですかねえ。個人的には、どの業界だって似たようなもんで、IT業界だけが特殊ってことはないと思ってるんですけど。

 わたしは「仕事(残業)と私生活の両立はうまくいっているか」と問われたら、「だいぶうまいこといってる方だと思う」と答えます。

 今の会社に入って3年ほど経ちますが、1カ月で20時間を超えたのが1回、10時間を超えたのが1回、年の半分以上は残業ゼロという状況です。有給休暇もきっちり全部消化します。世間様が想像するプログラマライフから、だいぶかけ離れた生活かもしれません。

 残業をできるだけ少なくしたいのなら、まず、自分の仕事をコントロールできるようにならなければいけません。正直なとこを言っちゃえば、自分の仕事をコントロールできるようになるまでは、「ワークライフバランス」なんて言わない方がいいです。ムダに衝突の種を蒔くだけですから。とりあえず上司を信じて、その指示に素直に従うのが賢明です。

 ちゃんとした上司は、部下に残業をさせたくないものです。集中力がさがってミスが多くなるし、経費も増えるしで、残業させて得することなんて何もありませんからね。

 新人さんが残業している時は、先輩方はそれ以上に働いています。もし働いていなかったら、その時は職場替えをお勧めします。

 あと、先輩方がやたらめったらに残業している職場も、可能な限り速やかに離れることをお勧めします。そういう「残業してあたりまえ」な職場は、作業効率が悪いのにそれを改善する気がないか、納期的に無理な仕事をあえて請け負っているかのどちらかだと思います。どちらも職場として大きな不安要素を抱えています。その職場で得られるものがあると感じることができるのなら、ぎりぎりまでつきあうのも悪くないと思いますが。

 あと、自分は仕事をコントロールできてると思い込んでるだけ、というのもダメです。

 「この人は仕事をきちんとコントロールできる人だ」と周囲の人に認識してもらうことが重要です。毎日定時で帰ってるけど、この人は自分の仕事をきちんとこなしている、ちゃんと締め切りを守ってくれる、どうしても必要な時は残業してくれる、と周囲の人が信じてくれていればこそ、定時に「お先に失礼します」といっても「おつかれさま」と言ってくれるんです。

 バランスをうまくとりたいのなら、「自分の力量」と「自分が優先したいもの」をきちんと把握することが大事だと思います。これは「重み付け」の作業に似ているような気がしますね。

 「残業」の究極系は「デスマーチ」です(笑)。

 どこからがデスマーチかは意見の別れるところでしょうけど、1カ月の残業が100時間を超える状況が数カ月続いていたらデスマーチかなあ、というのがわたしの考えです。あと、チームのみんなが妙にハイになっていたらデスマーチ、という定義もあります(←これは相当アブナイ)。

 以前は3年に1回くらいの頻度でひっかかってたような気がしますけど、今の会社に入ってからはなくなりましたね。ていうか、うちくらいの規模でデスマーチやったら会社が傾くおそれがあります。本来、デスマーチというのはそれくらい危険なものだと思います。

 デスマーチはいわば「ワークVSライフ」状態で、どこまでライフ(=私生活)をそぎ落としてワーク(=残業)をするかという戦いです。

 削る順序は人それぞれですが、わたしの場合、最初に料理や掃除といった家事方面の時間を削るので部屋が荒れます。

 次に、テレビや本といった情報媒体に触れる時間を削るので世間のことにうとくなります。

 次に、人付き合いの時間を削るので人間関係が途切れます。

 そのうえ、趣味の時間を削るので精神的にすさみます。

 さらに、睡眠時間を削る事態になると肌や髪が荒れます(←ここまで来ると負け確定)。

 そして、通勤時間を削るために会社に泊まる、なんていうことになったら末期症状ですね。ここらへんまでくると、脳をうまくコントロールできてないということを自覚できなくなる、という恐ろしい状態になります。

 デスマーチに本格的に巻き込まれると、身体もしくは精神を病むし、いいことなんか1つもありません。残業代が稼げる、というのが唯一のメリットですが、精神がちょっと病んでる状態でいつもより多めにお金を持っていたりすると、ろくなことになりません。わたしの場合、正気に戻った時に「なんでこんなの買っちゃったんだろう」と悩むような買い物をする、という現象が多発します。

 デスマーチを避ける方法については「逃げる」しかありません(苦笑)。それ以外の方法をご存知でしたら、ぜひ、お教えください。

Comment(35)

コメント

第3バイオリン

ひでみさん

こんばんは、第3バイオリンです。

>IT業界に足を踏み込もうとしている方々の関心事の1つに「ワークライフバランスを保てるのか」というものがあるらしいです。

今まさにそのことを書いたコラムをアップしたばかりです。先を越された!(笑)

>毎日定時で帰ってるけど、この人は自分の仕事をきちんとこなしている、ちゃんと締め切りを守ってくれる、どうしても必要な時は残業してくれる、と周囲の人が信じてくれていればこそ、定時に「お先に失礼します」といっても「おつかれさま」と言ってくれるんです。

ワークライフバランスという言葉、考えが浸透してきたのはいいことですが、
どうも「いつでもライフ優先してOK」と勘違いしている人がいるようにも思えます(もちろん、一部の人ですが)。

ワークにかたよりすぎると精神的に追い詰められますし、
ライフにかたよりすぎると仕事人としての常識を疑われる。
まさにバランスの取り方ですよね。

大空あゆむ

こんにちは。

デスマーチを避ける方法。
それはなんといっても「断る力」!
と,勝間和代も言っています(笑)

みつや

デスマーチを避ける方法。仕事の中に夢や目標を見出すことができたらデスマーチはマイウェイあるいはマイライフになるのではないでしょうか?バランスぶち壊しで仕事に没頭する時があってもいいのでは、と思いますよ。

ビガー

ビガーです。

>自分の仕事をコントロールできるようになるまでは、「ワークライフバランス」
>なんて言わない方がいいです。
おっしゃるとおりですね。だた、どうやったら(何を学んだら)コントロールできるようになるか?。経験に集約されますかね?体系的な知識があれば開示いただきたいです。

>デスマーチに本格的に巻き込まれる
>デスマーチを避ける方法については「逃げる」しかありません(苦笑)。

この結論には賛同できません。コラムで定義されているようなデスマーチでこそ、大きく成長できるチャンスと思うからです。

私の経験上、デスマーチにしたくてしているプロジェクトはありませんでした(そのため、それ以外のプロジェクトは対象外です)。
プロジェクトのメンバーは、何を信じてよいのか、自分の実行しているタスクには意味があるのか、何をすればゴールに辿り着くことができるのか、がわからない状態で、根本原因を顕にする気力体力がない状態がほとんどでした。

その解決方法は、プロジェクトのゴールとスコープを定義してしまえばいいだけなのですが、その方法がわからないし、自分のタスクではない(これはデスマーチプロジェクトにに限りませんが)と考えている人がほとんどでした。

自分のタスクを一歩二歩踏み越えて、自分のタスクの源泉を捉える作業をする、プロジェクトで実現するべき本質を整理するようコミュニケートするという行動がプロジェクトのゴールを定義するということに繋がります。また、そういう行動には必ず「熱意」が伴うので、自然と人は協力してくなってくるのです。

こういう修羅場に1回でも飛び込んで、成果が出せれば、コントロールするスキルの範囲を大きくしていけるので、ワークライフバランスなんて考える必要もないことだと思いますね。

※ただ、過酷さは、想像以上だと思うので、飛び込む際は、自己責任でお願いします。(フリーで仕事をとれば結構ありますよ。)

長文失礼しました。

ビガー

たびたびすみません。誤字脱字が多くてすみません。

意味違いとなりそうなところだけ。下の方です。

また、そういう行動には必ず「熱意」が伴うので、自然と人は協力してくれるようになってくるのです。

こういう修羅場に1回でも飛び込んで、成果が出せれば、コントロールする範囲(自分、自分以外)を広げられ、自分のスキルをより強化できるため、ワークライフバランスなんて考える必要もないことであると思いますね。

ひでみ

こんばんわです。ひでみです。

大空あゆむさん。

> デスマーチを避ける方法。
> それはなんといっても「断る力」!
> と,勝間和代も言っています(笑)

私は勝間さんにも香山リカさんにも与する気はないんですけど(笑)。
最悪なのは、断りきれないで引き受けちゃった仕事を、スケジュール通りに片づけられない人ですよね。


みつやさん。

> バランスぶち壊しで仕事に没頭する時があってもいいのでは、と思いますよ。

それは私もそう思います。
けれど、デスマーチはバランスどころか人間をぶち壊すことがあります。
お客様や会社の期待に応えようとがんばりすぎたあげくに精神を病んで、この仕事を辞めてしまった人を私は知っています。
穏やかだった人がどんどん怒りっぽくなっていって、あげくに無表情になっていく、という過程は本当におそろしいものです。そして、その人に対して何もしてあげられなかった、という思いは、いつまでたっても消えることがありません。
ああいう病は職場から離れればすぐに治るというものではありませんから、本人も周囲の方々も何年も苦しむことになるんだと思うと、そういう状況をつくりだす可能性があるデスマーチを肯定的にとらえることは、私にはどうしてもできません。

仕事に没頭していると思えている間はまだ「デスマーチ」ではないと私は思いますよ。


ビガーさん。

> どうやったら(何を学んだら)コントロールできるようになるか?
> 経験に集約されますかね?体系的な知識があれば開示いただきたいです。

う~ん、むずかしいですね。体系的に考えてみようと思ったことがないもので。
とりあえず、自分がどれくらいのボリュームの仕事をどれくらいで片づけられるか、チームの中でどれくらいの仕事量を期待されているかを正確に読む、という能力は必須だと思いますが……。

>>> デスマーチを避ける方法については「逃げる」しかありません(苦笑)。
> この結論には賛同できません。コラムで定義されているようなデスマーチでこそ、
> 大きく成長できるチャンスと思うからです。

私の言葉が足りなかったのかもしれませんが、「デスマーチを避ける」というからには「避けない」(=逃げない)という選択肢は別立てです。
「デスマーチを避けない」という選択は、その人に大きく成長できるチャンスをもたらすかもしれませんが、ちょっとリスクが大きすぎると思います(失敗した時が悲惨すぎる)。

ビガー

ビガーです。

>私の言葉が足りなかったのかもしれませんが、「デスマーチを避ける」という
>からには「避けない」(=逃げない)という選択肢は別立てです。

意味がわかりません。
>それ以外の方法をご存知でしたら、ぜひ、お教えください。
これは、逃げるための何かしらの方法が知りたいと云っているのですか?
逃げたところで何の成長もないし、逃げたときの反省点や改善点がないと本当に無意味なコトになってしまいますよ。

>ちょっとリスクが大きすぎると思います(失敗した時が悲惨すぎる)。

実際、失敗したことがあるようですが、それも糧になるはず。悲惨で終わりではなく、どうやったら悲惨な状態にならないかを発信いただきたい。

私が危惧しているのは、このような内容のコラムを見て就活生のモチベーションを下げてほしくない。マイナスの要素を発信する(現実を知らせることは良いことですが)ならそれ以上のプラスの要素を開示するのが義務であると思いますが、いかがでしょうか?

ひでみ

こんばんわです。ひでみです。

ビガーさん。

デスマーチに関してはまず2つの考え方があると思います。
「絶対に巻き込まれたくない」(=デスマーチを避ける)と「これも仕事だと割り切って、あるいは、これもいい経験だと思って巻き込まれるのは有り」(=デスマーチを避けない)の2つです。

デスマーチにはなんとしても参加したくない、と考えた場合にとれる行動は、私には2つしか思いつきませんでした。
「プロジェクトがデスマーチになってきたと感じたら逃げる」と「デスマーチになりそうなプロジェクトを見分けて、最初っから参加しないようにする」です。
しかし、ビガーさんもおっしゃったとおり、デスマーチをやりたくてやってるプロジェクトはありません(デスマーチを発生させやすい体制はあると思いますが)。
そうなると、後者を選択肢に含めるのは非現実的だと思いました。
ですので、最終的に「逃げる」以外の選択肢はないと考えたわけなんですが、もしかしたらそれ以外にも何かルートがあったりするのかなあ、と思ったので、「それ以外の方法をご存知でしたら」と書きました。

> 逃げたところで何の成長もないし、逃げたときの反省点や改善点がないと
> 本当に無意味なコトになってしまいますよ。

「逃げない」を選択して壊れちゃう人は、私が知っている限り、元々「逃げられない」人です。
性格的に生真面目で、お客様や会社の期待に応えないといけない、任された仕事はやり遂げないといけない、と思い込んで、本当にギリギリまでがんばってしまう人です。
そういう人は逃げることに対する心理的ハードルがとても高くて、「まだがんばれる」と言い続けてしまうんです。
だからこそ私は「逃げてもいい」と言いたい。
逃げられない人には「逃げろ」と言ってあげる人が必要だと感じるからです。

もちろん、元々がんばらない人が、そういう状態になってしまう人たちがいることを口実に逃げる、という危惧はあります。
けれど、がんばってしまう人たちを潰してしまうよりはまだマシです。
逃げることでその人が一休みして、笑えるようになってくれるのなら、逃げることは無意味ではないと思います。

> 実際、失敗したことがあるようですが、それも糧になるはず。
> 悲惨で終わりではなく、どうやったら悲惨な状態にならないかを発信いただきたい。

糧になんかなりません。ただただヘコむばかりです。
そして悲惨な状況をもう発生させたくないから、「逃げる」というルートは有りだ、と言っておきたいんです。

> 私が危惧しているのは、このような内容のコラムを見て就活生のモチベーションを下げてほしくない。
> マイナスの要素を発信する(現実を知らせることは良いことですが)ならそれ以上のプラスの
> 要素を開示するのが義務であると思いますが、いかがでしょうか?

何をマイナスと思うか、何をプラスと感じるかは人それぞれです。
私が書いた記事から何を読み取るかは、受け手の考え方次第で、それを私程度の書き手がコントロールできるとはとても思えません。
もちろん、できればこう受け取って欲しい、という希望みたいなものはありますけど。

私はただ、こういう現実がある、と。
そういう現実があってもなお、私はこの業界に留まっている、と。
ただ伝えたいだけです。

そんなわけで、あまり義務とか考えていません。
暗いだけの記事はイヤだなあ、と思いますけど。

ビガー

ビガーです。こんばんは。

丁寧に応じていただきありがとうございます。

全体的な感想として、「立ち向かう」という選択肢がないことにとても違和感を覚えました。

そもそも、今回のお題は、就活生向けなんですよね?
>逃げない」を選択して壊れちゃう人は、私が知っている限り、
>元々「逃げられない」人です。
今の就活生は、上記のような人ばかりだと考えているのですか?前途ある若者とそういうデキナイ人を一緒にしないでくれませんか。
百歩譲って全員デキナイ人であったとして、年配であるあなたは、そういう人たちに「前向きに」教えられることは一つもないのですか?

>私が書いた記事から何を読み取るかは、受け手の考え方次第で、それを私
>程度の書き手がコントロールできるとはとても思えません。

意図が伝わっていませんね。そんなものコントロールできるわけもない。印象の話ではなく、私がプラスと云っているのは、それを解決するための具体的な「前向きな」考え方や手段を指しています。もし、あるなら開示していただきたい。

ある程度年期の入ったエンジニア同志ならまだ愚痴の範疇で聞き流せますが、若者向けには、控えるべきじゃないんですかね?

しっぱ

こんにちは。
デスマーチ。。。その言葉を最近知りましたが、実は経験済みだったしっぱと申します。

以前SIerにいたときは、俗にいう火消し屋だったのでですマーチが当たり前のポジションでした。

今考えるとおかしいし、すごくきつかったんだと思います。
他の方のところでも同内容のコメントをかきながら「よく耐えてたな」とw

でも、いろいろ書いた後で今思い出してみるとその時はその時でチーム一丸って感じで(イラついてる人も多く怒号も絶えませんでしたがw)、意外に楽しんでいたのかもしれません。

もうあの生活に戻りたいとは思いませんが、

>あと、チームのみんなが妙にハイになっていたらデスマーチ、という定義もあります(←これは相当アブナイ)。

まあ、まさにコレですねw
ただ切羽詰まると人間すごいものでチームが同じ方向に向くと効率が上がるんですよね。
疲れや消耗で個々の能力は確実にダウンしているんですけどね・・・・

あとはワークライフバランスについてですが、これはなんとも言い難いですね。
好きで仕事をしている人は家に帰るよりも仕事してる方が楽って人もごくまれにいますしね。

私の場合は自分の仕事+周りが困っていないか様子を見て大丈夫そうなら遠慮なく帰りますw
というのも色々あってメンタル面に障害を抱えてしまったので・・・

ワークライフバランスよりもメンタルバランスを中心に、翌日に影響しないようにしています。
ワークライフバランスとメンタルバランスは非常に近いものだと今は考えています。

自分にとって何がリフレッシュなのか、何のために仕事をしているのか、どうなっていきたいのか。
色々な想いの中でバランスを取りながらやっていっているんだと思います。

ただ、デスマーチということへの対処ですが、基本的にないと思います。

あえて言えば「デスマーチ」という言葉を忘れるってことではないでしょうか?w

与えられたミッションを効率的にかつ正確にチームでこなす。
そのミッションが重いか軽いかの差はありますが、同じ仕事ですからね^^

CMP

キツイ仕事を「試練」と取るか、いわゆる「デスマーチ」といって逃げるかは自由です。
どの業界にだっていわゆる「デスマーチ」はあると思うのですが。若手官僚の国会答弁用資料作成とか、黒部ダム建設工事とか・・・。
しっぱさんの言葉「あえて言えば「デスマーチ」という言葉を忘れるってことではないでしょうか?w」がある意味、正解なのかも。「デスマーチ」って言葉が存在しない業界だってあるわけですし。

P.S.
横文字や略称って曖昧な解釈しかできないものが多いですよね。昔の漢字もそうだったのかな?一つの文字が共通認識を得るまでどのくらいの時間がかかったんだろう?それを考えれば「デスマーチ」なんて最近の言葉なんだから、共通認識できる定義をしてから語ったほうがよくね?

ひでみ

こんばんわです。ひでみです。

ビガーさん。

おもわず「そうか、こういう文章がこう受け取られるのか」と関心しちゃったんですけど、見事なくらいに私の言いたかったことが伝わっていないようです。
もっと誤解のない日本語を書く努力をすればいい、とおっしゃるかもしれませんが、ものすごく考えて誤解のない言葉を選んだつもりなのにここまですれ違うというのは、ここらへんが今の私の日本語力の限界なんでしょう。

ビガーさんがそのような解釈をされたということは、受け入れざるを得ませんが、「逃げられない人」=「デキナイ人」とおっしゃられたことは、絶対に受け入れられません。
あの人たちは、とてもマジメで責任感が強くて仕事熱心な人たちでした。


しっぱさん。

> でも、いろいろ書いた後で今思い出してみるとその時はその時でチーム一丸って感じで
> (イラついてる人も多く怒号も絶えませんでしたがw)、意外に楽しんでいたのかもしれません。

わかります。デスマーチの最中って、なんか不思議に楽しいんですよね。
脳内麻薬的な何かが分泌されているとしか思えません。

> あえて言えば「デスマーチ」という言葉を忘れるってことではないでしょうか?w
> 与えられたミッションを効率的にかつ正確にチームでこなす。
> そのミッションが重いか軽いかの差はありますが、同じ仕事ですからね^^

とりあえず、チームのみんなが健康でいてくれるのなら、「仕事が忙しいんだよ~っ!」ってグチるだけですむんですけどね(苦笑)。


CMPさん。

> 「デスマーチ」なんて最近の言葉なんだから、共通認識できる定義をしてから語ったほうがよくね?

定義を言ったつもりだったんですが、どうもハンパだったようです。
私が言っただけでは「共通認識」にはならないってことですかね、これは。

「前向きな気持ちがあればただの忙しい仕事」、「朝、通勤電車に乗る時に、おもわず『ドナドナ』をくちずさんじゃったらデスマーチ」とか。
「そこにショーウィンドウがあると認識できてるのに突っ込むような状態になったらデスマーチ」とか(←実話)。

ビガー

ビガーです。

>おもわず「そうか、こういう文章がこう受け取られるのか」と関心しちゃったん
>ですけど、見事なくらいに私の言いたかったことが伝わっていないようです。

どの文章を指しているのですか?
意味不明なことを言う前に「前向きな」情報は発信できないものか。。

私の質問の趣旨に一切応えるつもりはないようですね。残念です。

>ビガーさんがそのような解釈をされたということは、受け入れざるを得ませんが、
>「逃げられない人」=「デキナイ人」とおっしゃられたことは、絶対に受け入れられません。
>あの人たちは、とてもマジメで責任感が強くて仕事熱心な人たちでした。

そうですか、失礼しました。

CMP

ひでみさん&みなさん、こんばんは。

本当の意味でのデスマーチってのは「肉体や精神を酷使しすぎ、死なないとこの状況から抜け出せないと感じること、または死への衝動にかられること」だよね。
(最近はその手前の仕事ばかりでプライベートの時間がないことを指しているみたいだけど)

だから、経験者といえど「このプロジェクトってデスマーチに向かって一直線だ!」って感じるのはある程度作業に入ってからだと思うのだが。
下手すると「あっこれってデスマーチ?」って思う前に・・・。
だから、新規プロジェクトではデスマーチを回避する方法はないんだよね。
わかりやすいのは炎上中のプロジェクトは限りなくデスマーチに近いってことくらいかな。

勝手に定義を緩くするのはやめたほうがいいですよ。それこそバグの温床だw

ひでみ

こんばんわです。ひでみです。

ビガーさん。

これからこの業界に入ろうと考えている皆さんに「デスマーチという悪しき現象があるけれど、それはどうしようもないものだから、前向きな気持ちを持って立ち向かいなさい」と言うのは、前向きなメッセージを発していることになるんでしょうか?
私は就活生の皆さんに対してそのようなメッセージを発する気にはどうしてもなれませんし、なぜビガーさんがそれを私に強要するのかどうしても納得できません。
ビガーさんもメッセージを発信する場をお持ちなんですから、読む人が少ない私のコメント欄などではなく、ご自身の場所でその強いお気持ちを伝えた方がよほど多くの方に伝わるかと思います。
そうすれば、私が稚拙な文章で書いた後ろ向きな考えなんか、誰も見向きもしなくなると思いますよ。

とりあえず、私はこの件に関してビガーさんのご意見に2度とコメントをしないことに決めました。
なんか自分で自分とこのコメント欄を荒らしてる感じになっちゃってますので。


CMPさん。

> 本当の意味でのデスマーチってのは「肉体や精神を酷使しすぎ、死なないと
> この状況から抜け出せないと感じること、または死への衝動にかられること」だよね。

「デス」という言葉を冠しているからにはそれくらいの重い意味で当然ですね、そういえば。

> (最近はその手前の仕事ばかりでプライベートの時間がないことを指しているみたいだけど)

デスマーチという言葉がそんなに軽い意味でも使われているとは知りませんでした(プライベートの時間がないという状況が「軽い」ということではありません)。
私の感覚では、プロジェクトの最中および直後に、離職者や長期休職者が複数出るくらいの状況なんですが。

> だから、経験者といえど「このプロジェクトってデスマーチに向かって一直線だ!」って
> 感じるのはある程度作業に入ってからだと思うのだが。

私の経験では、結合テストに突入するあたりでいきなりプロジェクトが迷走しだします。なぜかいつもそのパターンです。

> 勝手に定義を緩くするのはやめたほうがいいですよ。それこそバグの温床だw

おっしゃるとおりです。気をつけます。
言葉というものはなぜか定義が緩くなりがちですね(「カリスマ」とか「ネ申」とか)。

Soda

凄く単純な話で、デスマーチを避けることができるなら避けたほうが良いというだけですよね?
なんか、「逃げる」という言葉だけに反応されてしまった感じがするんですが(^^;

デスマーチで成長できるってのは結果論だと思うんだよなぁ。
デスマーチなんて開発手順のなにかが間違っている失敗プロジェクトですよねぇ。
復帰する方法がないからデスマーチなわけで、復帰する手段があるのならそれはデスマーチではないと思う。

デスマーチにならないのが一番良いというのは共通認識だと思いたいですが・・・いいよね?
問題は、デスマーチに巻き込まれた場合で、ひでみさんはできるだけ早く脱出することを提案しているだけじゃないかな?
沈む船から降りれるなら、さっさと降りなさいと。
その船は、修理できないから、そのままだと一緒に沈んでしまうよと。

沈んでも奇跡的に生存できるかもしれないし、生存できたらたくましくなれるかもしれない。
でも、そこまでしてたくましくなる価値がどれぐらいあるんだと。
勇気と無謀は違うんだってことじゃないんですかね?

私はこんな感じで読んだので、ビガーさんの話は全体的にズレてる指摘だと感じたんですよねぇ。
「立ち向かうな」と言ってる人に「立ち向かい方を説明しろ」と強制している感じです。
ビガーさんは「立ち向かう」ほうが良いと考えているようですが、そうじゃないと考えている人もいるってことです。

>CMPさん
>本当の意味でのデスマーチってのは「肉体や精神を酷使しすぎ、死なないとこの状況から抜け出せないと感じること、または死への衝動にかられること」だよね。

うーん、違うと思いますねぇ。
死に向かってるのはプロジェクトであり、メンバーの健康状態の程度は明確に定義されてないと思います。
というか、人によってまちまちなんじゃないですかね、感じ方は(^^;

PS.
あぁ、アップしようと思ったら先にひでみさんがアップしてたー。
内容かぶってる部分があるけど、せっかく書いたのでそのままアプ(^^;;;;

コラムニストのちょりぽんです。こんばんは。

季節柄、就活生が抱く心象に配慮してビガーさんがコメントしているのは間違いないですよね。

学生も閲覧しているであろうメディアの上で、デスマーチの現状を生々しく発信するからには何かポジティブな思考も合わせて打ち出しておくべきで、キャリア20年超のひでみさんが、それを知らない訳がないだろう。というのがビガーさんの主張ですよね?(外してたらごめんなさい)そして、ひでみさんは『回避する』という解を示しているわけですよね。

心身を害してドロップアウトに追い込まれる人は、主に若手ではないかと思います。その若手が、デス臭を察知して回避行動がとれるのかを考えると、具体的な説明が本記事では不足しているように思います。

なので学生に対して『IT業界は悲惨だ』という感想だけが残ってしまうのでは?と言うのが正直な感想で、この業界への志望者が減ってしまう危険性を考えると勿体ない印象を受けました(事実を記しているだけに)。

コメントも全て読ませて頂きましたが、ひでみさんもビガーさんも正解に見えます。ですが、それでは何が何やらわからないので私にとっての解を示してみます。

過去8名ほどのチームで各人が300時間超の稼働を半年続けることになってしまった経験がありますが、最後まで団結することで何とか乗り切り、結果的に体調を崩しましたが、精神だけは守ることができました。

過負荷と重圧に押し潰されてしまう人に共通して言えるのは『孤独』だったのではないでしょうか。そんな孤独な者を出さないよう努めることが我々の役割です(リーダーかどうかは関係なく)。

デスマーチが生まれる原因を論じず、この様な考えをすることはナンセンスかもしれません。ですが我々こそが現場の改善を逸早く実行できる求心力だと思っています。差し当たり、私が考えうる答えはこんなところですが如何でしょう。

#丸め過ぎたかも

CMP

Sodaさんへ

>うーん、違うと思いますねぇ。
>死に向かってるのはプロジェクトであり、メンバーの健康状態の程度は明確に定義されてないと思います。
>というか、人によってまちまちなんじゃないですかね、感じ方は(^^;
私がその前でコメントしているとおり、「デスマーチ」の定義はあいまいだと思ってます。
失敗プロジェクトは最後の最後まで失敗にならないように頑張るため、数多くの技術者を病気に追い込んでいると思うのです。でも、成功したプロジェクトでも病人は出ています。なので、私の経験や、一緒に仕事した技術者達の経験談を基に「人(技術者視点)」に関する定義をコメントしました。

ちなみに、Sodaさんの「死に向かってるのはプロジェクト」ってどんな感じですか?
私自身は開発途中で解散したプロジェクトは1回しかなく、しかも、その解散したプロジェクトはノー残業だったので。これは個人的に奇跡だと思ってます(汗)。それ以外は品質や納期はもちろんまちまちですが全て納品しました。
見てのとおり、プロジェクトの成功=納品、失敗=納品できずと思ってます。

P.S.
甘い言葉で使えない人が大量に入り込むよりは、厳しい言葉に動じず覚悟を決めて入ってくる人の方が、今のこの業界にあっていると思うのだが。

Soda

>CMPさん
>ちなみに、Sodaさんの「死に向かってるのはプロジェクト」ってどんな感じですか?

納期に間に合いそうもない、または納期を越えた状態ですね。
まぁ、納期を越えた時点で死んでるわけですが(^^;
程度の違いはあれ、デスマーチといったら納期までに納品するのが難しい状態ではないかなと。
人が死にそうな状態ではなく、プロジェクトが死にそうだというのが始まりだったような(^^;

ひでみ

こんばんわです。ひでみです。


Sodaさん。

> 凄く単純な話で、デスマーチを避けることができるなら避けたほうが良いというだけですよね?

その通りです。話が簡単に済んで助かります。

> 問題は、デスマーチに巻き込まれた場合で、ひでみさんはできるだけ早く
> 脱出することを提案しているだけじゃないかな?
> 沈む船から降りれるなら、さっさと降りなさいと。
> その船は、修理できないから、そのままだと一緒に沈んでしまうよと。

私自身は結局、一度も脱出できず、毎回最後まで乗船しちゃってたクチなんですが(苦笑)。
やっぱりどうしても、残されたメンバーのことを考えると逃げられないんですよ。
そんなわけで、自分ができなかったことをやれというのは心苦しいんですが、それでも「苦しいのなら逃げてもいい」と最初に言っておいてあげたいんです。
「逃げるべき」と思っているわけではありません。「楽しい」「やりがいがある」と思うのなら好きなだけ働けばいいと思います。


ちょりぽんさん。

> 心身を害してドロップアウトに追い込まれる人は、主に若手ではないかと思います。
> その若手が、デス臭を察知して回避行動がとれるのかを考えると、
> 具体的な説明が本記事では不足しているように思います。
> なので学生に対して『IT業界は悲惨だ』という感想だけが残ってしまうのでは?と言うのが
> 正直な感想で、この業界への志望者が減ってしまう危険性を考えると勿体ない印象を
> 受けました(事実を記しているだけに)。

具体的なことをあげすぎると就活生の皆様に恐怖心を与えてしまうのではないかと思って、ちょっと軽めに書いたつもりだったんですが、それが裏目にでてしまったということですか。
どうせ書くのなら徹底的にツッコむべきだったのかもしれません。
ご助言ありがとうございました。

> 過負荷と重圧に押し潰されてしまう人に共通して言えるのは『孤独』だったのではないでしょうか。
> そんな孤独な者を出さないよう努めることが我々の役割です(リーダーかどうかは関係なく)。

当時、私がみんなを守るんだ、という強い気持ちをもてなかったことが、今でも悔やまれるのです。
ツッコんだことを書けなかったのは、そういうとこを回避したかっただけなのかもしれません。

ひでみさん

実は私も、目の前でドロップダウンした後輩がおります。『孤独だったのでは』という考えに至った根拠は、この後輩を見てのことでして、ひでみさんと同じく後悔しています。

できるものなら、元後輩には強さを分けてやりたかったです。でもそんなことは不可能ですし、人によっては逆効果。そもそも強さの源泉は遂行能力ですから、短いスパンで得られるものではないですよね。

本当に難しい問題ですが、我々先達にできることはある、と思ってコラムを執筆しています。

自分の誤字に失笑しました。

誤:ドロップダウン
生:ドロップアウト

丁度画面の設計してるもので(笑)
失礼しました。

泥沼です(若干酔ってます)

誤:生
正:正

ついでに一つ、ひでみさんにお聞きしたいことがあります。
今現在、指導係を兼任されてますでしょうか?
もしいらっしゃるようでしたら、是非それをテーマをして記事も読んでみたいものですし、今後いろいろと情報を交換したいと思いました(ご迷惑でなければ)。

CMP

Sodaさんへ

>人が死にそうな状態ではなく、プロジェクトが死にそうだというのが始まりだったような(^^;
言われてみれば、そんな気がしてきた(汗)。
で、そのようなプロジェクトのメンバーが「I Can Fly!」や「俺は鉄道を止めることができる!」とか「行ってきます(遠いところへ)」とか「行ってきます(さがさないでください)」とか(ry
きつきつのプロジェクトで技術者がどんどん壊れていったことが問題になったのと勘違いしたかも。すみませんでした。

ちなみに、私は「(東京の)中央線」が目の前を走っているときに導かれそうになったことが(汗)
あのオレンジ色はやばかったよ。温もりのあってやさしく包み込んでくれそうな雰囲気のある色だったからw

ひでみ

こんばんわです。ひでみです。


ちょりぽんさん。

> 実は私も、目の前でドロップアウトした後輩がおります。
> 『孤独だったのでは』という考えに至った根拠は、この後輩を見てのことでして、ひでみさんと同じく後悔しています。

自己申告がありましたので、勝手ながら誤字を修正しました(IT業界人らしい誤字だなあ)。
私が今までなんだかんだで乗り切ってこられたのは、「私が倒れたらみんなが倒れちゃう」という気持ちがあったからのような気がします(←なんだかどこぞのネトゲ廃人のよう)。
けれど、それを義務として感じていたら、多分、早々に潰れちゃってたんでしょうね。
「見捨ててはいけない」ではなく「見捨てるのはヤダなあ」という義理人情的なものが支えになるんだと思いますし、そう思えていたということは、私は孤独を感じてはいなかったということなんでしょう。

> 今現在、指導係を兼任されてますでしょうか?
> もしいらっしゃるようでしたら、是非それをテーマをして記事も読んでみたいものですし、
> 今後いろいろと情報を交換したいと思いました(ご迷惑でなければ)。

現在、社内に新人はいます。私がメインで指導係をしているわけではありませんけど、たまに言語を教えたりコードレビューをしたりしています。
新人さんの指導をテーマにした記事ですか……。ネタはありますけど、ご期待のものと方向性がだいぶずれちゃうかもしれません。
情報交換の件については私でよろしければ喜んで!


CMPさん。

> ちなみに、私は「(東京の)中央線」が目の前を走っているときに導かれそうになったことが(汗)
> あのオレンジ色はやばかったよ。温もりのあってやさしく包み込んでくれそうな雰囲気のある色だったからw

これは危険すぎますっ。誘惑に勝てて幸いでした(私は京浜急行の色の方が好きですが)。
私のショーウィンドウに突撃なんて、かわいいもんだったんですね。

ビガー

ビガーです。

お返しが頂けないという事でアレ(私のこんな感じの発言が発端で荒らしっぽくなっちゃうんだー)なんですが、最後に思ったことを少々。

>Sodaさん
>「立ち向かうな」と言ってる人に「立ち向かい方を説明しろ」と強制している感じです。
>ビガーさんは「立ち向かう」ほうが良いと考えているようですが、
>そうじゃないと考えている人もいるってことです。

なるほど、そう捉えられているのですか。そうではなく、立ち向かわないなら、それでどうやって「前向きに」仕事ができるのか、その具体的な方法を示すべきだと云っているのです。
ですから、強制しているわけでもなんでもなく、あるならその方法を提示してくれと云っているんですよ。

まぁ、私の一個前のコメントで「ないんですね」ということでオイトマしたつもりでした。


どうでもいいけど、本チラ見していたので、ひでみさんのこのコメント面白すぎでした(爆笑)

>私が今までなんだかんだで乗り切ってこられたのは、「私が倒れたらみんなが倒れちゃう」という気持ちがあったからのような気がします(←なんだかどこぞのネトゲ廃人のよう)。

Soda

>ビガーさん
>「前向きに」仕事ができるのか、その具体的な方法を示すべきだと云っているのです。

んー、私からみたら、十分高圧的に強制しているように見えましたが(^^;
「逃げる」のがベストだと言ってるのに、前向きもなにもないと思いますよ。
もう一度言いますが、ビガーさんの言ってることはズレてるんですよ。

そして、

>まぁ、私の一個前のコメントで「ないんですね」ということでオイトマしたつもりでした。

オイトマですか?
散々ひでみさんをバカにして捨てゼリフを残していったようにも見えますが・・・
ビガーさんにとっては、ひでみさんのいう「逃げる」という行為が許せないものだったんでしょう?
「逃げる」を認めずに後ろ向きな発想だと切り捨ててるだけじゃないですか?

実際問題として、「逃げる」ことが可能な状態は限定されます。
「逃げる」という言葉に引っ張られているようですが、「逃げる」を選択することも難しいのですよ。
「嫌だから逃げる」という軽い発想ではないですよ。

http://el.jibun.atmarkit.co.jp/yutavigour/2009/10/post-e0a9.html

こちらも読ませて頂きましたが・・・デスマーチの定義もズレてるような感じかなぁ。
ひでみさんにソコまで言っておいて、内容が前向きだったかといえば・・・なんとも(^^;
いや、リスクを提示していないので前向きといえば前向きなのかもしれませんが・・・
逆に言葉が軽く感じてしまうから不思議ですね。

たぶん、リスクに対する考え方が違うんだと思うんですよ。
リスクを恐れないことが勇気なのか、無謀なのか。
そして、リスクを恐れることが臆病なのか、賢明なのか。

自分の周りでツブれた人を見ていたら、デスマーチに立ち向かうことを薦めるのは難しいとは思いませんか?
立ち向かうことを否定しているのではないのです。
立ち向かわないことを否定しないで欲しいなと思うわけです。
「逃げる」が賢明な判断だと思う人もいるってことですよ、前向きにね。

ビガー

ビガーです。

>Sodaさん

なるほど、理解力の乏しい方には説明しても無駄のようですね。
これ以上は、本当の荒らしになるので、言いたいことがあるなら私のホームに来て下さい。大歓迎です。

その際は、ご自身の体験談を交えて具体的にお願いしますね。

ビガー

ビガーです。たびたびすみません。

私の伝えたい趣旨が理解されないのは大変残念ですが、ひでみさんやコメントされている皆様に不快ならびに高圧的な印象を与えてしまったことは、誠に不本意で、申し訳なく思う次第です。

根本的な考え方の違い、私の表現の稚拙さにより、今後も不快感をもたれてしまうと思うので、今後ひでみさんのコラムでの発言を自粛いたします。

失礼いたしました。

大空あゆむ

こんにちは。

デスマーチについて,わたしはその原因はプロジェクトマネジメントの失敗だと考えています。プロジェクトマネージャは,スケジュールを立て,プロジェクトメンバーを召集し,プロジェクトがスタートした後はスケジュールが遅れないために,プロジェクトメンバーを監督したり,メンバーの追加や交代を行ったり,それでも遅れそうな場合は顧客と納期の延長の交渉を行ったりなどして,プロジェクトを成功裏に終了に導くのが仕事です。

デスマーチを引き起こさないためには,スケジュールや必要なメンバー数を決める元になる作業量の見積の精度を上げるのがまず必要な課題かと思います。

ところで,ビガーさんとひでみさんのやり取りを読んでて思うのは,ビガーさんはおそらくプロマネかそれに近い立場,すなわちデスマーチの原因を作ってしまう側の人なのではないかと思います。それに対してひでみさんはプログラマ一筋の人なので,プロマネが引き起こしてしまったデスマーチの被害を一方的にこうむる人なのでしょう。
これを交通事故に例えるなら,ビガーさんは車を運転する人,ひでみさんは歩行者で,運転手目線のビガーさんは事故を起こさないために「安全速度を守る」とか「人が車道を渡っていたらブレーキをかける」とか言ってほしいのに,歩行者目線のひでみさんは「車が猛スピードで突っ込んできたら?逃げるしかありませんよね」としか言えない,というのがすれ違いの原因なのでは,と思います。

ひでみ

こんばんわです。ひでみです。

大空あゆむさん。

> デスマーチについて,わたしはその原因はプロジェクトマネジメントの失敗だと考えています。

私もそう思います。
たまにキーマンが諸事情で抜けてしまったことが原因になることもありますが、たった1人が入れ替わったくらいでプロジェクトが動かなくなるというのも、マネジメントに問題があると言わざるを得ません。

大空さんがおっしゃるような可能性に私も途中で気づいたんですが、そうだとしても私にマネージャよりの視点を求める理由が理解できなくて、ちょっとこじらせてしまったようです。
ご不快な思い、もしくは、ご心配をおかけしてしまったのなら、申し訳なく思います。

Soda

>ビガーさん
うーん、なんでそんなコメントになっちゃうのかなぁ(^^;
私の解釈がおかしいなら、具体的におかしいと思う箇所を指摘して頂きたいのですが・・・

>これ以上は、本当の荒らしになるので、言いたいことがあるなら私のホームに来て下さい。大歓迎です。
別の方にも言ったことがあるのですが、誘導するなら誘導先のアドレスを表示して下さい。
ホームと言われても色々ありますし・・・
コラム=ホームグランドという意味で使われているような気もしますが、じゃぁーここはアウェイなのかなとw
あと・・・その書き方だと荒らしになるのは私とも読めるのですが・・・(^^;

>ひでみさんやコメントされている皆様に不快ならびに高圧的な印象を与えてしまったことは、誠に不本意で、申し訳なく思う次第です。

本気でそう思っているのなら、先の私への中傷を取り消して頂きたいと思いますが、いかがでしょうか?
取り消す必要は無いということでしたら、その理由を書いた場所に誘導してください。

>大空あゆむさん

大空あゆむさんの仮説が真だとすれば、ズレてる幅が大きすぎるので、さすがにソレはないんじゃないかなと(^^;

>ひでみさん
@ITのコラムニストには独立した方も多いし、そういう人達からみたら「逃げる」ってのは有り得ない選択肢なのかもしれませんねぇ。
ざっとみて「逃げる」は少数派みたいにも見えますしw

まぁ、「逃げる」という表現が駄目だったような気もしますがw
「断る」だったらまた違ったのかなぁ・・・
実際の現場で言葉通り「逃げる」なんてできるわけありませんし、やっちゃいかんことなわけで(^^;
あぁ、ブラック企業だったら別か、言葉通り逃げないと危ないかも?w

ひでみさんの言う「逃げる」は、主に「断る」という意味ですよね。
ユーモラスで、やや自虐的に「逃げる」と表現したのではないかと思っています。
実際には「断る」ってのも難しいんですよねぇ。
なにもやらずに「無理」と言っても駄目だし・・・そもそも「無理」だと自分が正しく判断できないといけないし。
かといって、「無理」だと言うのが遅れるとプロジェクトは死んでしまう。
プライドが高く「できない」ということを認めることができず言えない人もいますね。
小さい会社だと1つのプロジェクトの死が会社自体を殺してしまうかもしれない。
自分の実力+αぐらいの仕事が一番いいのでしょうが、現実は自分に合わせてくれるわけでもないしw
プロジェクトリーダーは、このようなこともコントロールできないといけないんでしょうね。

ひでみ

こんばんわです。ひでみです。

Sodaさん。

> まぁ、「逃げる」という表現が駄目だったような気もしますがw
> 「断る」だったらまた違ったのかなぁ・・・

「逃げる」と「断る」でそんなにニュアンスが変わりますか。ナチュラルに「逃げる」って言葉を使っちゃってたんですけど。
「断る」の方が穏便な感じになるのかしら。

> なにもやらずに「無理」と言っても駄目だし・・・そもそも「無理」だと自分が正しく判断できないといけないし。
> かといって、「無理」だと言うのが遅れるとプロジェクトは死んでしまう。

そうなんですよね、リタイアするのならできるだけはやめにして欲しいんですよ。プロジェクトのためにも本人のためにも。
でも、ほとんどの人はギリギリまでねばってしまうんです。
責任感の強さや、エンジニアとしてのプライドがそうさせてしまうと理解はできるんで、責める気にはなれないんですけど、そのインパクトを考えるとどうしても「どうせ倒れるんならもっとはやくに倒れようよ」とか思ってしまって、それで自己嫌悪におちいるという……。

ビガー

ビガーです。煽るのがとても上手な方がいる(コメントしないと言っているんだからできないとわかりきっているのにね)ので、リンク先だけ提示させてもらいます。

> Sodaさん

前後の「自分の文章」を見れば、わかりきっていることだと思いますが。。。
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/yutavigour/2009/10/post-e0a9.html

>本気でそう思っているのなら、先の私への中傷を取り消して頂きたいと
>思いますが、いかがでしょうか?

当然あなたは対象外ですよ。
ちなみに中傷と受け取られた部分を「私のコラム」で発言して下さいね。

>散々ひでみさんをバカにして捨てゼリフを残していったようにも見えますが・・・
>ビガーさんにとっては、ひでみさんのいう「逃げる」という行為が許せない
>ものだったんでしょう?
>「逃げる」を認めずに後ろ向きな発想だと切り捨ててるだけじゃないですか?
>実際問題として、「逃げる」ことが可能な状態は限定されます。
>「逃げる」という言葉に引っ張られているようですが、「逃げる」を選択する
>ことも難しいのですよ。
>「嫌だから逃げる」という軽い発想ではないですよ。

この解釈が的外れなんですよ。逃げるとしても、逃げる前までに実施していた作業がありますよね。それらの作業の中で意味のあるものないものを整理して、次回は逃げないような方策を考えることができるはずで、実際どういう行動をとっているのかを提示してほしいといっているのですよ。以下の私の発言で。

>そうではなく、立ち向かわないなら、それでどうやって「前向きに」仕事が
>できるのか、その具体的な方法を示すべきだと云っているのです。

ちなみにSodaさんの分析力にはとても興味があり、リスクについて話がしたいので、是非とも来て下さいね。

Soda

>ひでみさん
>「断る」の方が穏便な感じになるのかしら。

穏便というより、ネガティブなイメージが少ないって感じかなぁ。
「逃げる」という単語だけ見ちゃうと、責任を負わず、投げ出してしまうようなー。
何も考えず、こー嫌だーって感情が全面にでてるようなw

「断る」だと、何らかの判断の結果ってのが連想しやすいかなーと。

>でも、ほとんどの人はギリギリまでねばってしまうんです。

そうですよねぇ、本人が「無理」だと冷静に判断できるタイミングってのは限られてるんですよねぇ。
プロジェクト開始前から開始直後ぐらいですかね。
ただ、この時期だと「やる気」のほうが上回ってて、判断を鈍らせる可能性も高いんだよなぁ(^^;
いよいよ「無理」だと気がつけるのは、わりと手遅れになってる状態ってとこかなぁ。

>ビガーさん

うーん、なんでそんな感じなのかなぁ。
コメントしないと言った後でも、リンク先を張るぐらいでどうこう言う人は少ないと思いますが・・・
煽ってるように見えるのかぁ・・・うーん、コメントしずらいなぁ(^^;

あと、読み取るのが難しい表現じゃないかなーと思うのですが・・・
この続きはリンク先コラムのコメントとして書きますね。

コメントを投稿する