Apple Musicの開始で、いよいよiPod touchの終焉が見えた?
■定額制音楽配信サービスの本命Apple Music
筆者が定額制の音楽配信サービスの本命と思っているApple Musicのトライアルが始まっています。筆者は耳を悪くしてからめっきり音楽を聴かなくなり、契約することはありませんが、このサービスを待ち望んでいた方は多いと思います。
トライアル期間中にアップルがレーベルやアーチストに楽曲使用料を支払わないということで、テーラー・スイフトさんとの間で一悶着あり、それが新手の広報活動だったのではないかという噂もあります。
それはさておき、筆者が気になっていたことが現実味を帯びてきたと思います。
■iPhone 6登場時にiPod touchのリリースが見送られている
iPhone 6が登場したときにiPod touchのリリースが見送られていたので、嫌な感じがしていました。iPodラインナップの縮小に関する記事はいくつも報じられていて、iPod touchが遠からずなくなるだろうという読みは、だんだん確証を帯びてきました。
そこへもってきて、定額制音楽配信サービスApple Musicの開始です。iPod touchにはLTEモデルがなく、iPhoneとバッティングするので今後も出すことはないでしょう。そうなると、touchの行き場がなくなるように思うのです。
ちなみに、家人は、日本では相変わらず販売停止中のiPhone 6 Plus SIMフリーモデルにデータ通信用SIMを挿して使用しています。使い方としては、「iPod touchにLTE版があったらこんな感じだろうか?」と思います。
■iPod touchがなくなったら、iOSアプリは諦めるか
筆者自身が所有/使用しているiOS機器は、iPod touchだけです。iOS 8.4でも動作が結構もっさりしているので、iOS 9では耐えられないかもしれません。そのときには、iOSアプリを諦める可能性が高そうです。
2003年に第2世代iPodを購入してから早や12年が経ちました。長い間、iPodユーザーでしたから、ユーザーでいられるのもあと少しかもしれないと思うと寂しいものがあります。
筆者は、2007年6月30日に初代iPhoneが発売されたとき、たまたまサンフランシスコにいました。写真はApple Storeに並ぶ人の列です。右端の後ろ姿は筆者です。