情報システム部門での経験から生まれた、格言、迷言集です。

【焼け石にミス】

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■原典:

 焼け石に水

■意味:

 焼け石に水でも効果がほとんど期待できないのに、その上ミスをすると、どうしようもなくなる状況になっていること。

■解説:

 焼け石に水なら、効果は期待できないが、良い方向に向かっていることは確かです。ここでは、そのような状況に、ミスが出ると、さらに、事態が悪化していることを表現しています。

●用例:

 

川伊さん

現木さん。最近忙しそうだけど、疲れてない。

 

現木さん

ああ。まずは上位システムとのデータ連携を仕上げないといけないんだ。

 

今市課長

現木くん。ヨソノ工業様の会計システムの連携で、テキストファイルの排他制御はしているかね。

 

現木さん

はい。ファイル書き込み中は、別のファイルを作成しておき、その存在チェックで排他制御をしています。

 

今市課長

ん~。多分、作成側の処理が失敗して、そのロックファイルが残ると、それ以降の処理がすべて停止してしまうようだね。

 

現木さん

そうですか。そのあたりも加味して、もう少し検討してみます。

 

軽井主任

「焼け石にミス」やね。

 

今市課長

軽井君も、「別件バウアー」でミスってる箇所があるんだがね。


登場人物と相関図

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