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TOEIC 600点への道 2009(4):「iPhoneで単語のお勉強」

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 iPod touchを非常に気に入ったのもありまして……実は最近……

 docomoのAndroid携帯(HT-03A)を新規契約しました。

 もともとiPod touchを買いたかったのも、「アプリが作りたいから」という思いがありまして。「今ならHT-03Aが最大4万数千円割引!」の広告を見て、買っちゃいました。iPhone/iPod touchとAndroidではいろいろと違う部分はあるものの、いつか人様に公開できるようなアプリを作りたいです。

 さて、今回から、実際に使っているアプリ等をご紹介したいと思います。今回は、自分が一番苦手としている語彙力を鍛えるために使っているアプリです。

■定番

新TOEICテスト 英単語・熟語マスタリー2000(iTunesが起動します) icon

 iPod touchで英語学習してTOEICを受験しようと思ってから一番最初にダウンロードしたアプリです。App Storeの「教育」カテゴリの有料アプリランキングで当時4位だったのでダウンロードしました。すでに書籍として発売されている単語帳のiPhoneアプリ版です。例文や音声も収録されていて、また、4択形式の単語テストができるという点がアプリだなあっていう感じがしました。

 よく出る順に4つのチャプターに分かれているのですが、ここまで覚えたら何点レベル、という指標が示されていると良いのになあ、と思いつつ、最初は、このアプリで1日1セット(10単語)ずつ取り組みました。しかし、せっかく音声が入っているのですから、自動で1つずつ音声を流し続けてくれる機能が欲しくなりました。というのも、自宅から駅までの道が歩いて20分以上あるので、その時間がもったいないなあ、と。通勤のお供に、歩きながら単語を耳で聴いて学習できるアプリがないかと思って探しました。

■チャンツ(音楽)で覚える英単語

キク★英単語 TOEIC Test Score 600(iTunesが起動します) icon

 このアプリは「チャンツ」モードというのがありまして、ちょっとした音楽(チャンツ)をBGMに、英単語と和訳の音声を流してくれます。これが歩きながらの勉強に最適でして。毎日、これを集中して聴きながら駅(帰りは家)まで歩いています(あまりにも大音量で聴いたりリスニングに集中しすぎたりすると、自動車との事故に遭うなど非常に危険ですので注意してください)。

 他にも、通常の単語帳のモードでも、指定した秒数で次の単語を自動で表示し、音声を流してくれる機能や、赤いシートを上に被せて赤字で書かれた部分を消してくれる機能もあり、個人的にはかなり重宝しています。マスタリー2000のような単語テスト機能がないのは少々残念ですが。それでも、一番使っている単語帳アプリです。

■smart.fmの無料Podcast

おまかせ!TOEICシリーズ(iTunesが起動します) icon

 smart.fm(旧iKnow!)のTOEICに関するポッドキャストです。単語と例文の音声を流すと同時に、和訳やTOEICのPart1みたいに例文に沿った写真を表示してくれます。駅に着いて電車に乗っている間は、これを聴いています。ポッドキャストとしてiPod touchにダウンロードした音声は倍速再生できる機能がありまして、それも利用しています。この倍速再生機能は、リスニングの学習でも非常に使えます。その話は、またリスニングに関する話題の際にでも。

 ちなみに、smart.fmのiPhoneアプリ版もオフィシャルで提供しています。ただ、最近になってオフィシャルでアプリ提供をはじめたのもあり、使ってみると、まだちょっと、痒いところに手が届かない感はあります。

 というわけで、自分の単語勉強は、主にキクタンのアプリ(道を歩くとき)とsmart.fmのポッドキャスト(電車に乗っているとき)、単語テストがしたいときにマスタリー2000のアプリとsmart.fmのサイトを使っています。

 尚、今回はTOEIC受験のために、TOEICに偏った単語帳アプリを利用していますが、「時間はあるし、試験によく出る単語じゃなくて、ちゃんと単語を勉強したい!」という方は、例えばキクタンのBasic4000やAdvance6000、PowerWordsシリーズといったアプリを利用すると良いと思います。書籍でしたら、「Duo 3.0」という書籍が評判がいいようです。

■英英辞典は……

 よく「英語学習に英英辞典は使える」という話がありますが、自分は英英辞典のアプリはダウンロードしていません。価格が高い(無料アプリの英英辞典もありますが)という点も大きいですが、そもそもiPod touchを英語学習のメインに使っているので。

 というのも、iPhone/iPod touchは、シングルタスクでして。Androidのようにマルチタスクに対応していれば、あるアプリで勉強中にわからない単語が出てきたら、英英辞典アプリで調べる、といったことが出来ますが、iPod touchの場合、それができないので、使うとしたら、書籍の英英辞典を買おうかと思っています。勿論、iPhone端末をメインに使っていない方は、ロングマンなどの有名な英英辞典のアプリ版があるので、ダウンロードすると非常に使えると思います。(何ちゃらbreakとかやればマルチタスク化できるみたいですが……自分は興味なくてやっていませんし、セキュリティに関して不勉強だと非常に危険なので、お薦めはしません。)

■息抜きに

Bookworm(iTunesが起動します) icon

 海外製のワードゲームです。ワードゲームは、日本で言うところの「もじぴったん」とかも、そうだと思います。AからZまでがランダムに並んでいるので、繋がっている文字のパネルを選択して、英単語を完成させていくゲームです。一度発見した英単語は、オプションの単語リストに掲載され、コンプリート率が表示されるので、未発見の単語を集めたくなります。英語圏のゲームなので、TOEICや英検には不要だろこれ、と思うような英単語も多いですが、適当に選んでも英単語が完成しやすい(今の選択状態で単語として成立しているか否かは、画面上部のキャラクターの吹き出しでわかります)ので、けっこう面白いですよ。知らない単語が偶然にも完成したら、辞典で調べてみると良いのではないでしょうか。

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 単語編は以上です。次回は他のリーディング対策をどうしているか、について書きたいと思います。勉強すればするほど、確実に英語力が向上している事が実感できていて、今、本当に楽しいです。ココ最近、いつも退社時に「今夜はどうしよう、リスニング? 単語? 文法? リーディング? 何を勉強しよう?」と考えてばかりいます(笑)。

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