非エンジニア、ゆるIT女子のひとりごとです。

軽井沢で、ノマドワーカーについて考える

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 先週末、弾丸で軽井沢に行ってきました。昨年、友人が旦那さんの都合で軽井沢に引っ越し、今年の夏休みにでもふらっと行こうかな~と思っていたのですが、突然の前倒しです。私、よくよく考えたら週末に旅行ってしたことなくて。軽井沢なんて東京から1時間ちょいだし、日帰りだったし、旅行と呼ぶにはおこがましいのですが、リフレッシュした!! と思いたいがためにあえて旅行と言っております。

 GWや夏休みなど長期休暇中に行く旅行もいいけど、定番の休みはもともと待ち望んでるし、長く休めるだけで嬉しかったりするので、あえて日常の合間を縫って行くのもまた違った楽しさがありますね。自然が豊かで、天気にも恵まれて、一瞬でも都会を脱出した甲斐は十分にありました。

■軽井沢に住むなりゆきノマド

 軽井沢に転居した友人を、私は「なりゆきノマド」って呼んでいます。場所を選ばない遊牧民的ワークスタイル、ノマド。彼女は英語ができて翻訳の仕事をしており、もともと都内で会社員から結婚を機に会社に交渉して在宅勤務にチェンジ→軽井沢でも継続というルートをたどっています。仕事の依頼とパソコン、インターネットがある限りはどこでも働けるみたいで、手に職があるってうらやましい。

 ノマドワーカーって言葉自体が流行っているので、私もついつい使ってしまうのですが、彼女はあまり(というか全然)意識していないみたいでした。専門職に固執することもなく「翻訳の仕事がなくなったら、軽井沢のアウトレットかカフェで店員さんでもやろうかなと思って。未経験でもたくさん募集してるし~」とマイペースなところもまた素敵。環境の変化で、大変なこともきっとたくさんあったと思うのに。

■ノマドについて思うあれこれ

 世の中的には彼女のような結果的なノマドより、ノマドというスタイル自体を先に追い求める人が俄然、増えてきている気がします。自由そうだから? カッコイイから? 形から入ることに異論もあったりするようですが、私個人としてはたとえ「なんだか流行っているからよく分からないけどノマドワーカーになりたい!」という理由だったとしても別によいのではとゆるく捉えています。何を重視するかは本当に人それぞれなので、ワークスタイルに焦点を定める人もいるはず。 自分の大切な人にはあまり遠くに行って欲しくない! と思っている自己中な私ですが、友人知人が理由は何にせよノマドワーカーを選択したら快く応援できる自分でいたいです。ちょっと寂しいけど。

 もう1つ、「自由に見えて、結局インターネットという檻に拘束される」みたいなご意見も目にしました。が、インターネットに縛られようと、何時間費やそうと、そこに生産性があればいいのではないかと思います。勝手なイメージですがFacebookのエンジニアとか24時間パソコンやってそうだし、そこまでの中毒性やギーク感がなければあのサービスは生まれてないはず。そこを論じるより、やはり新しいスタイルを行こうとする人を素直に支援したいです。もう新しくはないのかもしれないけど、現実的にはまだまだすごくエネルギーが要ることだと思っているので。
 
■女子的ノマドスタイル

 話は変わりますが、ノマドのしなやかさって、なんとなく女子がはまるのではないでしょうか。環境順応性が高いと言われているのは男性より女性だし、場所を選ばないスタイルにも適合しやすいはず。女性のスーパーエンジニアでノマドワーカーなんて相当素敵ですよね~なんて思うのは私だけ? でもちょっと本気で憧れるかも。私も相当形から入るタイプなので。

 「話題の渋谷ヒカリエ フリーランス・ノマド女子が活用したい3点ピックアップ!」なんて記事も出ていて、ノマド+女子の組み合わせはこれからもっと楽しいことになりそうな予感がしています。都心のコワーキングスペースやカフェを横断するような都会的? ノマドは今回の話とはまた別ではありますが、パソコンやインターネットに強い女子もかなり増えてきたし、時代は追い風かと。

 旦那さんの仕事で引っ越したりや小さい子どもがいたりしても、それなりに自分の仕事ができる! というのはかなり魅力的ですよね。もちろん女性に限ったことではありません。ライフスタイルに合わせて柔軟に動けることは仕事をする上で大きなアドバンテージだと思うので、ノマドの可能性を探っておくことは男女問わずメリットがあるはず。ただ、なぜだか女子の方が圧倒的にノマドを楽しめそうなイメージがずっとあって、私の妄想のままにノマド女子は明るく強く生きていってほしいです(笑)。


 以上、ノマドについて断片的にパラパラと考えた、軽井沢日帰り旅行でした。私は今日も都内のオフィスに出社です。ただ、会社は会社でまたいいところもあるのかなとも思えるのは、週末に気分転換できた証拠でしょうか? それではまた次回。読んでいただきありがとうございました。





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