PODで紙の本を簡単に出版できるようになりました -本の情報も玉石混交!?
POD を出版しました
以前にこちらのコラムにも書かせていただいた私の電子書籍「週末パパ講座で子どもに自分で考える力を着けさせる3つの方法」が先日紙の本としても出版されました。この本では、子どもに「自分で考える力」を着けさせるには大人が楽しんで学ぶ姿を見せるべきだと書きました。そして大人がExcel VBA のプログラミングを楽しんでいる様子を書きました。
「週末パパ講座で自分で考える力を着けさせる3つの方法」PODの紙の本 今だけ3割引き
PODなら誰でも簡単に出版できる
今回出版したのは紙の本といってもPOD です。POD とは、Print On Demand つまり注文されてから印刷される本です。Amazonがやっている出版サービスです。
注文されるまで印刷されないので通常は本屋などに並ぶことはありません。ですから在庫が売れ残るリスクがないため低価格で出版すること可能です。私はファストブックというところから出版しましたが、もし自費出版するとしても、最低3万円程度の費用でPOD を出版することが可能です。もしPOD でない通常の紙の本を自費で出版すると100万円近くかかってしまいます。それがたったの3万円。まさに誰でも本を出版できるようになりました。
自分が書いた文章が本になるというのは気持ちがいいものです。起業している人なら著書があるということでハクがつきます。POD を出版してみたい、という人がいましたら、こちらで私がサポートしています。
インターネットの普及により、誰でも簡単に世界に情報発信ができるようになりました。そして電子書籍により誰でも簡単に著者になれるようになりました。そしてPODにより誰でも簡単に少ない投資で紙の本を出版できるようになりました。電子書籍は読まない、紙の本しか読まない、という人はまだまだ大勢いますから、PODがもたらす影響は大きいのではないでしょうか。
世の中の情報は玉石混交
インターネットの情報には、しっかりしたものがある一方、いい加減な内容、嘘、誇張、セールスへの誘導、など怪しいものもたくさんあります。信頼できる情報源を選ばなくてはいけません。あるテレビ番組で、池上彰が解説をしていました。そこである芸人が、「池上さんが言うんだから間違いがない」と言ったところ、池上彰に注意されました。あの人が言っているから、あそこにかいてあるから大丈夫だろう、というのがいけない、と。思考をそこで停止せずに、自分で考えて正しいものかどうかを判断しなくてはいけません。ネットの情報は玉石混交なのです。
ちなみに私は、「玉石混合」だと思っていました。「玉石混交」が正しい日本語です。怪しい情報を信じてはいけません。
誰でも本を出版できるようになると、本に書いてあることも怪しいことが増えてきます。「本に書いてあったから正しい」ということは通用しなくなります。思考を停止せずに、ネットの情報や本の情報の中から、正しいもの、いいものを自分で選択しなくてはいけません。そのためには、「自分で考える力」を身に着けなくてはいけません。「自分で考える力」を身に着けるには、「週末パパ講座で自分で考える力を着けさせる3つの方法」を読みましょう(笑)。
前回のコラムで「まちの本屋を救え」と言っておきながら本屋にない本ばかり出版してしまって、ちょっと申し訳なく感じているあべっかんでした。