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本を出版するときに気をつけるべきこと

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新しい電子書籍を出版します

「週末パパ講座で子どもに自分で考える力を身に着けさせる3つの方法」という本を書きました。

 今までに私は何冊か電子書籍を出してきました。しかしそれらは自分で出したものだったり、出版社に企画を持ち込んで出版したものでした。今回は初めて、オファーが来て書いたものになります。

 そして今回はPOD(Print On Demand:注文してから印刷する本)ではありますが一応紙の書籍も出すことになりました。長年このコラムやブログを書いてきたのが認められたことになります。認められるというのは気持ちがいいものです。長く続けていれば認めてくれる人が現れる(かもしれない)ということですね。

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「出版しませんか」の美人編集者の誘いには気をつけて

 今回私に「出版しませんか」と声をかけてくれた人は一見チャラそうにも見える青年実業家でした。けれども話をしてみるとしっかりとしていて安心できる人でした。どんな事業をしているのかという話を聞き、私の希望も伝えて話がまとまりました。

 私のブログに「出版しませんか」の誘いが来たのは初めてではありません。実は誘いは何度か来ています。

 以前にはX社という会社から声がかかって担当者に会ったことがあります。待ち合わせの渋谷の喫茶店に着くと、そこにいたのは背の高い瀬戸朝香風の美人編集者でした。私のブログを見てその内容を本にしたいということですが、多少お金がかかるとのこと。私も何でもタダで済まそうと思っているわけではなく、自分の本が世に出るなら多少お金がかかってもいいとは思っていました。けれども話をよく聞くと結構高額です。都内の書店何店舗かと契約していてそこに出した本を置いてもらえるということでしたが。

 通常、出版社は本をたくさん売って儲けることを考えます。けれども中には自費出版を募って筆者からお金を取ることだけで儲けて本を売る努力をしないこともあるそうです。この後者のケースっぽいな、と思って私は美人編集者の誘いを断りました。

 1年以上経ってから、そのX社はいろいろ問題になっているという話も聞きました。「出版しませんか」の甘い誘いには注意も必要です。私は相手の美人編集者が一人だからよかったものの、もしPerfumeみたいな女性3人組に勧誘されていたら、きっと契約してしまったことでしょう。

 これを読んでいるあなたも、もし誘われたら気をつけてくださいね。相手がどんなに美人でも、たとえ48人の美少女編集者チームが来たとしても、騙されてはいけません。

最初の打ち合わせは綿密に

 出版の話をブログのメッセージで受け取ったときに、メールと電話で話をしましょう、と書かれていたのですが、私は出向いて行って直接話をしました。そのときに疑問に思ったことや気になったことを全て聞けましたし、相手の雰囲気も分かりました。それに私が思っていること、本に対する考えなど細かいことも伝えられました。

 そのおかげで書き始めてからのやりとりはスムーズに進みました。ちょっと修正してほしいなあと思ったことも遠慮なく伝えられたし、こちらの意図をちゃんと理解してもらえました。途中の進捗報告とそれに対するフィードバックもうまくできたように思えます。

 やはり最初に会ってじっくり話をしておいてよかったです。出版に限らず、新しい仕事を始めるときは最初に直接会ってじっくりと打ち合わせをした方がいいですね。

他の人を巻き込むと話に厚みが出る!

 私がこのコラムを書くときの技の一つとして他人のコラムの内容に突っ込んだり他のコラムニストを巻き込んだりしてきました。今回の出版でも、キャリアコンサルタント高橋さんともう一人の知人に協力していただきました。

 本でもコラムでも、一人だけで書ききるよりも他者の意見や言葉を取り入れた方が内容に厚みが出ます。知名度の低い人のコラムでも、「ジョブズはこう言ってた」とか書くともっともらしく思えたりしますよね。高橋さんがジョブズに勝てるかどうかは分かりませんが(!)。この手法は技術論文を書くときにも使えますので機会があったら使ってみましょう。

 ということで、「週末パパ講座で子どもに自分で考える力を身に着けさせる3つの方法」は近日公開します。どうかよろしくお願いします!m(_ _)m。

 あべっかんでした。

 「新しい本を出版します」

Comment(2)

コメント

キャリアコンサルタント高橋

こんにちはー。


> 高橋さんがジョブズに勝てるかどうかは分かりませんが(!)。


何だか、軽くもらい事故になってるような気がしますが…(汗


何はともあれ、出版おめでとうございます!

abekkan

>キャリアコンサルタント高橋さん

いやいや、勝てるかも?!

ご協力していただき、ありがとうございました。(^^)/

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