ファールボールにご用心-アイティってなんですか?
痛っ!
プロ野球観戦中にファールボールが当たって失明した女性が日本ハム球団を訴えて勝訴したという記事があった。きっと痛かったことだろう。
■怖くなった野球場
昨年、数年ぶりに横浜スタジアムに行った。そこで内野のネットがずいぶん低くなっているのに驚いた。臨場感を出すための演出らしい。でもオヤジソフトボールチームでサードを守る私でも怖い。観客はグローブを持って構えているわけではない。ビールを飲んだり選手名鑑を見たりしているときもある。そもそも、一球たりとも見逃さないように注視するのは応援するチームの攻撃のときだけだ。相手の攻撃のときはピンチになるまでは気を抜いている。ネットを低くされるのは怖い。
■臨場感を出すために
だからといって、観客席のネットを高くしてネット越しで観るようにすると臨場感が失われてしまう。それはそれで面白くない。ではどうするべきか?
ミサイル追撃システムを配置してファールボールを小型ミサイルで撃墜する。あるいはダイハツムーブのCMのように小松菜奈型の守るアンドロイドを観客席に配置する。
そんな野球場があったら楽しいな。このように対策を妄想してみるのも面白い。まあ、有り得ないけど。
■痛いモノを飛ばさないで
錦織のエアーケイのショットやプリンセスメグのスパイクだったら、くらってもアザはできても死ぬことはないだろう。ボールが軟らかいから。
そもそも、当たったら死ぬかもしれないようなものを投げたり打ったりするスポーツってどうなんだろう。硬式野球、ハンマー投げ、ゴルフ。練習中や試合中に当たって骨折や失明や大ケガをした人が今までに大勢いるはずだ。心身を鍛える目的で始めたスポーツで、大ケガをして心も折れてしまっては本末転倒だ。同じスポーツでも、格闘技でやられて痛い思いをするのはまあ仕方がない。けれど球技などは相手を痛めつけるスポーツではない。だからもうちょっと軟らかいもので楽しめるルールにできないものだろうか、と私は思っている。スポーツ好きのあなたはどう思うだろうか?
ところで、小松菜奈型のアンドロイド。あのセリフいいなあ。「愛っテなんですか?」→「アイッテなんですか?」→「アイティなんですか?」 。やっとITのコラムになった(?!)
abekkan でした。
コメント
>内野のネットがずいぶん低くなっている
北米のベースボールパークを真似しているんでしょうねえ。であれば内野席の観客の役割は「十分な数の目」なんでわき見していたら怪我するからわき見しないと入場時に署名つきで宣誓させなきゃそこんところが落度じゃなかろかとか手ぶらで着た客には無理矢理にでも高級品の野球グラブを買うよう強要するとかすることがいっぱいある気がする。
観客席に落球する前になんとかする追撃システム配備はそれよりもみんな丸く収まるというのであればいいことだと思います。個人的にはそういうの好きです。
abekkan
>nsh1960 さん
コメントありがとうございます。
チケットの裏には、ケガをしても自己責任的なことが書いてあるそうです。ちゃんと読んだことないですけど。。。
追撃システムができたら、野球よりもそちらを見に行きたいですよね!