やけくそでコラム書いてみた
■未だに新年が来る気がしねぇ
なんか、デスマってる。デスマといっても、激しく燃えるというより、炭火のようにじわじわと消耗するタイプだ。炎上している当人たちにはその自覚は無い。「炎上って、こう、ぶわーってなるやつだろww」なんて顔しているが、炎上には色々なタイプがある事を認知していないようだ。
デスマで何が崩壊したかというと良識と効率が崩壊している。作業全部丸投げで隣で眠そうな顔をして半眠りだ。ダブルチェックで作業するというのが約束だが、そんなの無視だ。その割に、「エビデンスしっかり撮れ」と急かしてくる。
今日、取得したエビデンスの画像ファイルを数えてみると、たまたま108枚あった。除夜の鐘かよ。エビデンスで数えたのは煩悩だったのか。初詣は会社。神社ではない。神のいない社だ。皮肉にもこの社では、人が人を奉っている。何の願いが叶うというのだ。
そんなことで、明日も出勤だぜ。いえーい。
■新年の抱負だと?
新年だから気を新たに新たな決意!・・・なんて、問屋がおろさねーぞ。なんか、去年か一昨年だかも同じような事を書いた気がする。抱負の前に、己の人生の清算もセットでヨロシク、こんにゃろう。
抱負もいいが、計画立てる前にきちんとデータ集めよう。今年こそタバコをやめるというなら、去年吸ったタバコの本数と金額くらいは弾き出そう。新しい言語覚えるのもいいが、今まで勉強した言語がどの程度のレベルに達したかを確認しておこう。新たな決意に対して、現実はしっかり把握しておこう。
人は過去を忘れながら生きてはいけない。自分の立ち向かうべき相手は過去の自分だ。過去の自分に飼いならされた家畜で終わるか。過去の自分へ立ち向かう狼として歩むか。それはそれぞれの決める事だ。
■さぁ新年だ、懺悔の時間だ!
新年って、あれだよな。みんなで懺悔したらどうだろう。せっかく休みで時間あるわけだし、普段の自分の行動を振り返るのだ。忙しい中では振り返れないだろう。たまにはビジネス忘れよう。
ビジネス大好きな人たちは、何かにつけて成長、成長と煩い。もういいよ。寝てろ。成長と言って大きくなるのは、理想と現実の差ばっかりだ。そんなもののために、多くを犠牲にしたり、無茶な背伸びをしても疲れるだろう。
新春と浮かれるテレビに、森田童子の「ぼくたちの失敗」をエンドレスで流してやりたい。いや、新春で浮かれてられないうちの現場にもエンドレスで流してやりたい。そんな心境だ。
お互いの意地の張り合いに気をとられて、簡単なデータすらまとめていない。そんな状態で計画など立つはずがない。急かすだけで納期間に合うならマネージャーいらねーよ!正月、サーバ室でスリットから吹き付ける冷風に打たれて、懺悔でもして欲しいものだ。
■こんな卑屈な正月を過ごさないために
正月といえば、サーバメンテの第一候補日だ。正月を泣かないためには、しっかりと計画を立てて取り組もう。・・・と、ここまではよく聞く話だ。じゃ、計画ってどうやってたてるん?という話が抜けてる人が多いと思う。
計画を立てるには、まずはデータが必要だ。簡単な情報から地道に積み上げることだ。あと、きちんと記録を取ろう。時間を割り出したり、段取りを組むのに必要になる。これが抜ける人が多い。
計画が崩れると、ごまかしや無茶が増える。それに伴って、モラルやら秩序が崩れていく。まったく、今のプロジェクトのノリはマッドマックスだ。仕事をこなす能力が無いと、人間的なものまで崩れるんだなぁと痛感している。
殺伐とせずに済むために、まだまだ多くを学ぶ必要があるのだろう。もちろん、スキルだけでなく人間的なところや処世術にいたるまで、多岐にわたると思う。カッコよく言うならばば、誰かの笑顔に繋がるような。そんな仕事ができるようになりたいものだ。
・・・懺悔しとく。