オレの嫁は、空想上の生き物ではない
嫁を探すに際して、我々は、一般男子として同業者であるバリバリのエンジニアを想定することは少ない。もちろん、エンジニア向けの二次元の女性などは除いての話だ。
ということで、onoTさんのコラムの題名の語呂でインスピレーションがわいたので、勢いだけで一本コラムを書いてみた。
■エンジニアとしての相方の探し方
私には悩みがある。嫁がいない。
別に結婚願望があるわけではない。むしろ、一生独身でも構わないと思っている。だが、自分は女性から愛される事の無い存在なのか。そこには受け入れられない何かがある。結婚できなくてもいい。ただ、人としての魅力を欠いた、誰からも愛されない人でいることは問題だと思うのだ。
そして、誰かと何かを共有すること。結婚してる人を見てみると、そういう能力が高い。コレができないと社会人として痛い。愛する人と共に歩むことで、成長するチャンスをつかめるというのは嘘ではないようだ。
■つまりオレは痛い
見た目はかなりカッコイイ。音楽も嗜む。人前で堂々と喋れる。頭が良い。中川翔子並にヌンチャクを使える。そんな私が心に抱えている"痛み"がある。簡単に言おう。
モテない。
ということだ。別に何百人ものハーレムに囲まれたいとかそういうのではない。十人くらい侍らせれば十分なのだ。資質がありつつ、そういう些細な願いがかなわない。その心の痒みが、徐々に勢いを増し、痛みへと変わっていくのだ。
■そこで発想を変えてみる
普通に考えると、カッコイイ、有能、イコールモテると考える人が多いと思う。この黄金率のごとき法則を打ち砕く理論を考えた。
男女問わず、結婚すると誰かと何かを共有することを学ぶ。そして、いろいろな現実を知ることで、行動が変わっていく。だったら、先に誰かと何かを共有することを学んだり、理想ではなく現実を受け止めていく訓練をしてみてはどうだろうか。
■真に有意義な手段を選ぼう
これはキャリアでも同じことが言えると思う。堅実なキャリアをめざすなら、資格を取ったり職歴をどうこうするより、例えば、具体的なスキル、判断力、そういった仕事をすることで身につくであろう要素を身につけていく。そういう条件を固めていくことでキャリアを構築していく方法もある。
モテたい。その切り口からいろいろ考えてみたが、実は不安定な積み重ねや、その場の優位性だけで理想を実現しようとするアプローチが多いように思える。条件を固めていくという地道なアプローチを忘れがちなのかもしれない。
よくよく考えてみると、無理にモテよう、誰かに愛されたい。そんなことで躍起になることはないのだ。人と何かを共有できるようになればいいのだ。今まで得た技術を、勉強会で登壇したり、ネットに公開していく。そういう方法で誰かに共有することを学ぶこともできると思う。
もしかしたら、そんな努力が実を結ばないかも。そんなことで悩むなら僕はこう叫びたい。
「来世があるさ!」
もう、何もこわくない。嫁は来世にいる。何も恐れずに頑張っていきたいと思う。
コメント
仲澤@失業者
まぁ結婚のほぼ全ては身近な相手になります(言い切りっ)。
殺人と同じですね。まったく知らない間同士では原理的に不可能。
んで、経験上、IT屋はそれ同士でくっつくのが普通です。
ちなみに最近の調査によると、IT技術者はモテるらしいですよ。
んで、それは置いといて、IT技術者が選ぶべきIT嫁について一言。
1.意外ですが、Mac屋とWin屋の組み合わせはOK。
距離感と諦感の微妙な組み合わせですね。
2.同様にDB屋と組込屋などもよし。
理由は、え~と、帰宅時間がだいたいあってる・・・とかっ。
とりあえず相手かいなければ話になりません。
「キーボードを捨てよ。町へ出よう」
とかいうスローガンでしょうか・・・違(vv;)。