個人事業主の心意気（仕事がほしくてやってるのではないです）
今日は、若干愚痴モードか！？と思われる方もいるかもしれませんが、そうではないです。
起業してそろそろ5年になりますが、今まで何回か言われた言葉があります。
「仕事がほしいから、そんなこと言うんでしょ。」
この言葉は脱力感でいっぱいになります。
起業して、今後も起業を続けようとしている個人事業主の方は恐らく、
「目先の売上よりも、自分のブランドや信頼が大事」
と思うはずです。
個人事業主の仕事の継続の最低条件は、お客様の成功なのです。
もちろん、人によっては売り上げが厳しくて、嘘をついても目先の売上を獲得しないと生きていけない人もいるかもしれません。それは、その人の目を見たり、その人の儲かり具合を見ればわかるはず。少なくとも軌道にのっている個人事業主の方は、「その会社と契約したら、プロジェクトがかなりの確率で成功する」ブランドと信頼を得る方を優先するはずです。その理由はそのブランドこそが将来の永続的な売り上げにつながるからです。
それ故に、多少は自分が我慢しても「お客様の成功」を最優先に考えます。
それこそが、個人事業主の心意気だと思います。
もし、過去に「仕事がほしいから、そんなこと言うんでしょ。」と言ったことがある方や、業者に対してそう思っている方がいるのでしたら、その方は良い業者に恵まれていない可能性が割とあると思います。
良い業者は、自分の価値を認めてくれるところとしか契約しなくて済みます。それは実力と見合ったサービスを提供し続けられているからです。良い業者に恵まれていない方の大半は、サービス提供者の価値とは関係なく、値引きを要求するクライアントのような気がします。
「ほかの業者全てに割引をお願いしています」や「私の顔を立ててください」とか「値引きしないと注文したくないです」というような発言をされると良い業者は逃げていきます。
ビジネスは信頼関係と投資対効果のバランスですので、当然業者側にも改善点はあります。お互いに改善してよいビジネスをしたいですね。
そろそろ創業5年になるので、いろいろと過去を振り返り、思い出したようにコラムを書きました。