「若手の教育は難しい」ならば若手が解決しましょう!

新人のココロをわしづかみ! ―入社日のその前に―

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 皆さま、はじめまして。後輩の指導に悩む平社員SE 山本です。

 もうすぐ5月です。4月入社の新人が、そろそろ各部署に配属されることでしょう。

 さてさて、この時期になると、教育担当者にとっては悩ましいことばかりです。

 その新人と、どう接すればいいのか?

 短期間で、社会人として働かせるには?

 来年の今ごろまでに、戦力にさせるには?

 ところで去年の新人は、ちゃんと育ったんだろうか?

 本当に、春は悩ましい季節です。

 初回なので、新人が来る前にあなたがしておけば「新人があなたの話を一生懸命に聞いてくれる」という、とっておきの方法をご紹介します。

■前日までにしておくこと

 新人の顔と名前を、前日までに覚えておくこと(人事部などで顔写真と名前の資料を提供してもらえるといいですね)。

■当日すること

 個別に話しかけるときは、名前で呼びかけること。

 ただ、これだけです。

 例えば、こんな感じ。

 朝一番で、

 「おはよう」→「XXさん、おはよう」

 研修中に、

 「じゃ、次、きみ」→「じゃ、次、△△さん」

 「あなたと、あなた」→「□□さんと、△△さん」

 これだけのことで、あなたのことを「いい先輩」と勝手に思い込んでくれます。

 ちなみに心理学では、これを「名指し効果」と呼んでいるそうです。

 さて、短いですが、第1回目はここまで。

 次回は「基準はシンプルなほうがいい! ―かっこよさで仕事をする―」でまいります。

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