MSX2エミュレータに寄せるノスタルジー
お久しぶりです皆さん。1日で、郵便局と信用金庫とコンビニとスーパーと自転車店と書店と灯油店と病院と100均ショップに行き、心底へとへとになっていて(全行程チャリ)もはやこれは文筆より眠るしか他になさそうです。
眠る前に一言、言っておきたいことがあります。ファミコンがはやる前、「ガキでも分かるBASIC付きゲームマシン」というのが、20年ほど前にあって、それが、MSX2でした。このたび、MSXPLAYerとして、アスキーから発売されました。もうすでにお求めになられた方も少なくはないでしょう。
MSXマガジン 永久保存版 表紙
■ちょっとした演算処理をさせるのに便利
10 FOR I=1 TO 10
20 PRINT I
30 NEXT
40 END
最低限、たったこれだけのソースで動くプログラム言語(インタプリタ)だったのです。今みたいに、イベントドリブン方式ではなく、ウインドウの制御や、ボタン類の配置を決めてからコンパイルしなくても、電子計算機としては、電卓よりも便利でした。なにせ、計算式だけ入れれば動くのですから、当然と言えば当然ですね。
MSX2エミュレータの起動画面
さすがに、20有余年も経つと、マシン語をいじくっていた昔とは違って、FOR文の文法さえど忘れしてしまうのですが、この、起動画面を見ているだけで、それはもうノスタルジーを感じるわけなのです。ちなみに、このエミュレータは、Windows Vista以降では動作しません。
■MS-DOSの基礎はここから学んだ
そうして、なぜ若くしてMS-DOSのコマンドが分かったかというと、実は、MSX-DOSでこっそり練習していたのです。1984年から、マイクロソフトフリークだったのです。なので、ファミコン前の世代は、MSXで育てられたと言っても過言ではないと思います。
MSX-DOSのファイル一覧
なんと、標準でZ80のコンパイラとアセンブラ、そしてデバッガ付きだったのです。まあ、Z80の知識しか身に付かなかったけどね。その後の Visual Basic は敷居が高くなってしまったのですが。お手軽という点では、MSXの他にないでしょう。
追伸:12月16日だというのに、もう鏡餅セットを展開してしまいました。僕には、クリスマスも神戸ルミナリエもお節料理もないのでした。
鏡餅セットを展開するの図
(というわけで、久しぶりの投稿でした)