筆者は1970年生まれ。先輩から、情報技術者を目指す若い方へ生きてゆくためのコラムです。

BSハタチ、ドキドキ!! ……に思うこと

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 インターネットを初期からやってきた人間なので、いろいろな人々が現れては消えてゆくのを目にしてきました。今ではすっかり目にしない彼らは、一体どこへ行ったのでしょうか。そういえば「風船おじさん」は、いまだに行方不明なんでしょうか。「紅茶きのこ」ってありましたね。あれは人体にとって安全だったのでしょうか。そういえば「ウーパールーパー」はまだ飼われているんでしょうか。それに、「エリマキトカゲ」は、今でも売っているのでしょうか。

「インターネットはつながない方が安全」はいま!!

 公共放送のインタビュー番組で、自称クラッカーと称する若者たちが出てきたのは約10年前のことでした。そこで「インターネットはつながない方が安全ですよ」と堂々と言ってのけたのが、覆面座談会の彼らたち。あれから10年後。初心者までにウイルス対策ソフトが出回ったいま、彼らは、どこで何をしているのでしょうか。

「睡眠時間は4時間でOK」はいま!!

 「睡眠時間を少なくして能率アップ!! 24時間をフルに使おう!!」といったコラムを残した有名大学卒の会社員はいま……。姿を見せないところを見ると、睡眠不足で病気になったのでしょうか。ぜんぜん姿を見ませんね。やはり、ダメージを受けた身体を修復するには、睡眠が一番、というわけで、このケースも自滅のパターンですね。

「セルラー電話」「アステル」はいま!!

 これも、ピッチなどで有名な会社でしたが、いつの間にか消滅してしまいましたね。メール送信は、当時の取扱説明書によると、ポケベルと同様の数字を入れて、カタカナ英数のみを送る方式です。時代を感じさせますね。携帯電話の台頭で、すっかり忘却の彼方に置き去られた「セルラー電話」そして「アステル」……。もう昔懐かしい響きになってしまっています。嗚呼、情報技術の進歩はある意味残酷です。その後、セルラー電話はauへ統合。KDDIグループとして現存。唯一「沖縄セルラー電話」という会社が現存。そういえば「アステル関西」の「待っTel」という着信専用サービスもありました。使ってました。当時はアステルが10年でなくなるとは、夢にも思わなかったですね。

「BSハタチ、ドキドキ」20年前、家電販売員でした!!

 自分自身、おじさんになったなあ、と思うことは、BSが公共放送とWOWOWだけの頃を思い出す時です。当時、僕は高校出たてで、第一家庭電器(これももう死語!!)や、千葉そごう(今は家電売り場はない)などの家電量販店で、テレビを磨いていたとき。まだBSアナログの頃でした。当然、どでかいブラウン管なので、ガラスクリーナーで画面を拭くと、時折ビシーッっと静電気が来るのですが。当時の自分は「へー、これが衛星放送かー」という具合で、あまりインパクトがなかったことを覚えています。当時の関心興味は情報機器でしたので、インパクトが無かったのですが、まさか20年後、CATVという形で、アンテナを立てずに、お手軽にBSを見ることができるようになろうとは……。

中島みゆきの「ミュージシャン」という曲

 「今から20年後に、もう一度会ったなら、僕は何をしてるだろう、どうやって暮らしてるだろう」で始まる歌詞にしびれています。(goo音楽・歌詞)20年後、僕は60歳。第2の人生、おそらく、駐車場の交通整理でもやっているのでしょうか。健康サプリで、軟骨成分か何かを飲んでいたりするのでしょうか……。「人生は長すぎて、僕の手に負えない」……まさに!! でも、公園のベンチで暮らすのだけは勘弁な(苦笑)。

(今後も不定期に、思索と模索は続く……)

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