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キャリア講座のはなし

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こんにちは、キャリSEのMocoです。

最近は

私のところに所属している、去年末から稼働の高かったチームが少しずつ落ち着いてきて、すこし安心しています。
一方で、稼働を下げる→遅延が拡大、というネガティブな進め方になってしまっては本末転倒ですよね。

だからと言って、新しく人をアサインしても、立ち上がりまでは既存メンバーのリソースが割かれてしまう。

あるあるですが、悩ましいです。

さて、今回は先日社内で実施したキャリア講座のお話です。

エンジニアの皆さんも、社内外の研修で「キャリア」に関する講座に参加した方も多いのではないかと思います。

「キャリア」という言葉にはどういったイメージがありますか?

(大手キャリアとか、そっちじゃないですよー)

キャリア官僚、キャリアウーマン、キャリアアップ、ハイキャリア○職

なんだか、すごいスキルを持っている人をイメージさせられますね。
では、本来はどういう意味なのでしょうか。

「キャリア」とは、一般に「経歴」、「経験」、「発展」、さらには「関連した職務の連鎖」等と表現され、時間的持続性ないし継続性を持った概念とされています。「キャリア」を積んだ結果として、「職業能力」が蓄積していくのです。
「引用:厚生労働省HP」

少し解りにくい言葉が並んでいますが、本来キャリアとは
「その人自身の経験や生き方そのもの」
そしてキャリア形成とは、
「キャリア」の概念を前提として、職業能力を形成していくこと
「引用:厚生労働省『キャリア形成を支援する労働市場政策研究会』報告書」

そうです。あなたの人生そのもの、それがキャリアです。

「パラレルキャリア」って、ハードルが高くて自分はそんなもの...、と思わないでください。
生きてるだけで「パラレルキャリア」です。

少し話を戻して、

社内で実施したキャリア講座

キャリア講座を実施した場は、

「全社員が参加し、組織が目指していること、それを実現するには、今後の方向」

といった内容で対話を行う場です。
わたしからは、ツールを使った個人ワークとグループワークを実施しました。

・やったこと、流れ
1.その人が持っているものの見方、考え方、価値観、に焦点を当てていきます。
2.数名のグループで、なぜその価値観なのか、何を大切に思っているか、を語ります。
3.各チームから、全体に向けて発表。
4.では、企業のトップの価値観は?ということで、トップ陣から発表いただく。

・感じたこと
1.では、
・SEは自身の価値観をシステマティックでロジカルに考える傾向がある
・焦点を当てる価値観に個性がわかれる
2.3.では、
ここが盛り上がりどころ!!
・お互いに、「意外!」「それな!」という価値観の共有ができた
・その後、会ったときに「どうだった?」という共通の話題でまた盛り上がれる
4.では
・トップの価値観を知ることによって、帰属意識の変化(同じ価値観を持っている、その観点に好意的、など)
・トップの価値観を知ることで、方向づけや重みづけ、など良い状態に持って行けるのでは

そこから考えたこと

中小企業では、キャリアに関する講座等は、所属する企業が契約したオンデマンドの講座で受講する機会が多いのではないでしょうか。
興味があれば、空いている時間でPCやスマホから受講する、といったサービスも充実しています。

確かに、スタンドアロン状態で自分自身にダウンロードすることも必要です。


一方で、お互いにおなじ空気感で、周りと自分の変化を感じながら、自分自身に気持ちを向ける、他者と自分との違いを受け入れる、そんな場はいかがでしょうか。
わたしは、その場が好きだなーって思います。

そしてその場を作っていきたいと思います。

今回は、大勢の社員が参加する会でした。
その後、各プロジェクトでは、チームメンバー内で「あの時の価値観どうだった?」という会話もあったと聞き、チームビルディングに少し貢献できたかな、と思います。

その人自身の持っている価値観は、その人が築いてきたキャリアの上に成り立っています。
あなたの価値観を大事にしてください。
そして、キャリアは仕事だけではないです。

「自分には人に言えるキャリアなんてない」
なんて言わないでくださいね。

ロール=キャリア

ロール=キャリア、ということなのです。
続きは次回でお話しようと思います。

そして、

今回から「キャリSE」というロールを自分に付与しました!

引き続きキャリアコンサルタントの視点、システム屋の視点、そしてフレッシュ熟女のママ視点でコラムをお届けできたら幸せです。

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