ITエンジニアとして時流に乗って高年収を掴み取り、勝ち逃げ人生謳歌に特化した戦略コラム

圧倒的な結果を出す為に必要な、たった1つの事

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圧倒的な結果を出す人ってかっこいいですよね?自信にみなぎっていて、なにかオーラのようなものを感じ取ることさえあります。自分もいつかは圧倒的な結果を出せる人になりたいと思っているITエンジニアは多いのではないでしょうか?

というわけで今回は圧倒的な結果を出すために必要なたった1つの事をお伝えしたいと思います。そんなに身構えなくても大丈夫です。これは誰にでも出来る事だし、その再現性も抜群です。才能の有無も関係ありません。ぼくは結論を焦らすのが好きではないので、先に結論から言います。圧倒的な結果を出す為に必要なたった1つの事とは、それは「圧倒的な量をこなす事」。それだけです。

天才なんて存在しない

10年に1人の逸材!100年に1人の天才!色々なキャッチフレーズでもてはやされる天才と言われる方たちですが、残念ながらこの世に天才なんていません。我々凡人は、圧倒的な結果を出す人たちを見るとすぐに秀才だ!とか、天才だ!とか言ってもてはやしますが、それらはまやかしです。結果を出す人たちは他の誰よりも量をこなしているから、圧倒的な結果を出しているに過ぎないのです。この点に置いて例外はありません。

1万時間の法則に足りないパラメータ

「1万時間の法則」って聞いたことありますか?どんなことでも1万時間をこなせばプロ級になる事が出来るというお話です。この法則、誰もが一度は聞いたことがあると思います。「1万時間の法則」は、一つの目安としては受け入れられている事には間違いありませんが、残念ならがきちんと証明されているわけではなさそうです。そのことに関して色々と諸説は飛び交っていますが、ぼくが思うに、この説には決定的なもう一つのパラメータが抜け落ちているからだと思ってます。その抜け落ちているパラメータこそが「質」です。「質」を加味しないと、正しい「量」を測ることは出来ません。なぜならば、「時間=量」なのではなくて、「時間×質=量」だからです。この「質」の部分がごっそりと抜け落ちているから、「1万時間の法則」はうまく証明しきれていないのだと思っています。

分かりやすくお風呂の水の量で例えます。未経験者は水が空っぽの状態で、圧倒的な結果を出す成功者は満タンな状態だと思って下さい。お風呂が空っぽの状態で蛇口をひねれば10分程度で満タンになります。この例だと未経験から成功者になる為に必要な時間は10分だと言えます。もし消防車のホースでお風呂の水を満タンにしたとしたらどのくらいの時間がかかるでしょうか?10秒位ですかね?わかりやすく10秒だとしましょう。全く同じ満タン(成功)という状態になるのに必要な時間は、通常の蛇口では10分、消防車では10秒と60倍の差が生まれます。これが「質」の差です。

独学で英語を1万時間頑張るのと、海外留学でかつ、マンツーマン講師と24時間付きっきりで1000時間頑張るのとでは、同じ位の結果が出せるのかもしれません。時間軸では10倍の開きがありますが、そのビハインドを「質」で取り返しているので、総合的な「量」で比較すると同じ程度となるわけです。

足りないのは才能じゃない。量だ!


もう少し身近な話をしてみましょう。自分にはITエンジニアとして才能が無いのでは?と悩んでいる若手エンジニアに聞きます。今のお仕事を1万時間やっても、ちっとも結果が出てこないのでしょうか?1万時間勤務といえば、毎日8時間頑張っても、だいたい5,6年はかかります。たかだが2,3年程度の社会人経験で結果が出せないなんて悩んでいるのであれば、それは無用な悩みです。結果が出ない理由は一つしかありません。全然「量」が足りてないからです。逆に10年やってるのに結果が出せないのであれば、こちらも理由は一つしかありません。やり方が間違っているのです。ようするに「質」がザルなのです。

「時間」には絶対軸が存在するので分かりやすいですが、「質」は数値化出来ないので表現が難しいとは思います。しかし「質」は、結果を出すために重要なファクターの1つなのでないがしろには出来ません。圧倒的な結果を出すためには、圧倒的な「量」が必要。圧倒的な「量」をこなすためには、「時間」だけではなくて、「質」も求められる事をしっかりと頭に叩き込んでおく必要があります。

どんなに天才だともてはやされていたとしても、「量」が足りていなければ結果は出せません。例え未経験者であっても、一時的に習得の早い人は確かにいますが、しかし、圧倒的な「量」の前には、無にも等しい微々たる誤差です。たまたま他の人と比べて「質」を掴む要領が良かっただけです。結果を出したければ、ただひたすらに「量」をこなす以外に無く、IT業界も例外ではありません。その圧倒的な「量」の前では、天才も凡人も存在しません。もちろんその領域には、簡単にたどり着くことは出来ませんが、しかしコツコツと積み上げることで、誰にでもたどり着くことが出来る世界でもあるのです。結果が出せないと悩んでいる暇があるのならば、少しでも多くの「量」をこなしていく。それこそが、圧倒的な結果を出すために必要な、たった1つの事なのです。

提供元:処世術で高年収を勝ち取るITエンジニアの戦略 kachinige.com

Comment(2)

コメント

山無駄

賛否はありますが、量は質に転化すると思います。
量とは訓練や練習、質とはクオリティ=「品質」「上質」「高級」
「本質」「性質」「素質」のことです。

特に技術職の仕事は、日々こなす作業の中に訓練や練習、試行錯誤、
学習、試行錯誤要素が含まれます。だから、仕事の量をこなすことで
クオリティを向上させることができます。仕事の量がたりなければ、
自主訓練等で量を補うことが必要です。

ブラックは悪だと思いますが、現在の働き方改革が、いつのまにか
働くな改善になってい風潮には、懸念をもっています。

勝ち逃げ先生

山無駄さん


20年前は業界全体がブラックでしたね。ぼく自身も最低月80時間以上の残業は当たり前でした。このご時世、長時間労働を勧めする気はありませんが、当時は毎月1.5人月以上やっていたわけですから、量を稼げたのは事実です。定時退社組の1.5倍のアウトプットを出していたわけなので、何もしなくても目立ってました。目立つと良質な仕事が回ってきます。良質な仕事は、時間辺りの量も稼げるので好循環になります。時代は変わりましたが、コロナ禍でチャンスを掴んでいる若者を見ていると、積極的に量を稼いでいっているようにも見えます。数年後に差がつくのは明らかですね。

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