エンジニアとオサレ(8) 清潔感!
「オサレの必須要件は清潔感です!」
以上、終了~みたいな……。
結論を先に書いてみました。先に書いておかないと、また長くなってしまい、結論にたどり着けなさそうなので。
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IT業界で清潔感漂う男性は少ないですね。特に、年齢が上がるにつれ。若いうちは、若さプラスαでごまかせますが……。
清潔感を漂わせるにはどうしたらよいかを知らない、というのと、清潔感というものに対してアウトオブ眼中なのが原因です。そんなものは仕事に必要ないと思ってるわけですね(というか人生にも必要ないと思っているかも?)。
でも、必要なんです。今後充実した仕事をしていく上では。ゼッタイに。
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IT業界ってリアル草食系な方がかなりいらっしゃいますよね。「モテ」に対してまったく、そして無理なく興味を持たれない方々です。それはそれでいいのですが、草食系な人って結構清潔ですよね。
というよりは「潔癖」です。
清潔であるにもかかわらず「清潔感」を漂わせるに至っていない、ということです。それはなぜか?
清潔好きな人は、気にしない人に比べて、「清潔感を漂わせる」というゴールに対しては最初から優位に立ってます。アタリマエですが……。ですので、そういう人たちをみていると、もったいないなあと思います。もう一歩なのに。
そう、一歩踏み出してないんですよね。外に対して「開かれてない」といいますか。アピールが足りないのです。
清潔感を漂わせるためにはそのように振る舞わなくてはなりません。つまり、意図的であることが必要なんです。
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以前も書いたと思いますが、女性を見習わなければならないと思っています。例えば、いつもさりげないオサレでみんなから一目おかれている女性がいるとすると、それは「さりげないオサレ」としてアピールしているということであって、気付かれなければ「無」です。
実は気付かれるように、やっているのです。派手な服装やメイクでアピールするか、「さりげなく」をアピールするか、その人のポリシーとしてどちらの外見を選択しているかの違いだけです。もっとはっきり言ってしまえば、その人が、どちらの方がモテると判断しているか? ということです。
本当は、もっと無数の選択肢があるんですけどね。あくまで分かりやすいたとえで書いています。
この場合の「モテる」とは、これも以前書きましたが、異性にモテるという狭い意味ではありません。
女性で、外に向かってアピールしていない人は皆無です。モテなそうな格好を選択する場合であっても、それは同類を引き寄せるためのアピールですからね。それは、ある種の人にモテたいということに他なりません。
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われわれは、「清潔感というもの」をアピールしなければならないのです。ちょっと面倒くさいっちゃ面倒くさいのですが。
毎日風呂に入ってごしごし身体を洗ってバイキンがいない身体であっても、それを誰も気付かなければ「無」に等しい。身体を清潔に保てられれば、ある程度自己満足を得ることができますが、自己満足に終わってはいけないと思います。
おっと、風呂で思い出しましたが、「石鹸の香り」って清潔感の古典でしたよね。完全に清潔でも無臭ではだめで、清潔さのエビデンスとして対外的には「香り」が必要なのです。アピールとはそういうことです。
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次回に続けます。読んでいただきありがとうございました。