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健康について第4回 100%の気の持ちよう。

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 お世話になります。龍澤と申します。

 前回は自分のワークスタイルについて、「間違いを認めましょう」と、そして、間違いを認めるというのは大変なことなのです、いったようなことを書きました。

 ただし、自分のワークスタイルが「一点の曇りもない」という方は、主観では間違っていないわけですから、間違いを認める必要もありません。

 とりあえずは主観がすべて、で問題ありません。傍目から見れば不健康そうな生活を送っているようでも、自身が一点の曇りもないと断言できる生活をしていれば、なんら問題ないのです。

 その自信が、すべてを凌駕してゆきます。定期健診の結果数値が悪い値が出ていても問題はありません。もしかしたらやがて、その自信でもって数値が好転してゆくかもしれません。

 いわゆる「健康」であるか否かの基準もほとんどすべては気の持ちようであり、なので、一般論として100%通用する健康法というのは存在しないのです。

 自分は健康である! と断言できる人間は、その自信の根拠として結局それなりに健康的な生活を送っているわけで、それが自信につながっているわけですから、自信(メンタル面)と健康的な生活の相乗効果で、ますます健康になってゆきます。

 自分が不健康な生活を送っているという自覚がある場合、そして「間違いを認め」てそのような自分を変えたいと強く願うのであれば、以下のどちらからのアプローチでもよいのです。

  1. 自分は健康である! と(半ばウソでも)100%思い込むことで健康になってゆく。(行動がついてくる)
  2. 分かりやすい健康法を実践し、リアルに(数値的に)健康になることで自信を持つ

 私は、この連載では1を強く推奨してゆこうと考えています。なぜなら、まず思い込む方が早いし、カンタンだからです(本当は、深く突き詰めれば1.の方がムズカしいのですが……)。

 

 前回書いた「ワークスタイル」についてですが、間違っていると認めることができれば、正しい方向へ舵を切るために、何かしなければならない、と思うようになります。そこが、スタート地点です。

 まず、スタート地点に立つこと。

 いわゆる一般的な「健康法」……何を食べましょうとかジョギングしましょうとか体操しましょうとか、そういうものはすべて、スタート地点にすら 立っていない人に方法だけを与えてもまったく意味がありません。

 そして、スタート地点に、他人にうながされて無理やり立たされてもダメなのですね。自らスタート地点に立たなければ……。

 たとえば、「楽してやせたい!」とか「好きなものだけを食べて健康になりたい」というのは、「スタート地点には立つ気はないけど(このオレ様を) ゴールさせてくれ」といっているようなものです。

 また、「楽してやせられます」といったようなダイエット法は星の数ほどありますが、それらは「スタート地点に立つ気がないあなたをゴールへ運ぶ努力はします(が、成功するかどうかは分かりません)」といっています。

 ダイエッターは、怠惰な自分を「ゴールへ運ぶ努力をしてくれる」というところまでで満足してしまってお金を払います。

 そのようなダイエット法は怠惰な(自分で動こうとしない)ダイエッターを、ゴールどころか、「とんでもないところ」に連れていってしまいます。

 極端にいえば「地獄の一丁目」のようなところへ……。

 

 自らの足でスタート地点に向かい、それなりの意志を持って走りださなければなりません。

 そうすれば、自分が思うゴールに、「到達」はできないかもしれませんが方向は間違わないのです。ゴール方向には、亀の歩みであっても、向かっていくわけです。

 方向性が間違っていなければあとは、「継続する力」をつけるだけでよいのです。

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