情報システム部門での経験から生まれた、格言、迷言集です。

【負けるがカチーン】

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■原典:

 負けるが勝ち

■意味:

 負けるとカチーンと頭にくるということ。

■解説:

 勝負事で、負けるとすぐに頭に血が昇るようでは、ダメです。常に冷静に判断できなければなりません。

特に無理難題を押し付けてくる上司や、意味不明な顧客の要望(横暴?)に屈しても、平常心を保ちましょう。

とはいうものの負けん気が強いというのも成長の原動力となりますので、きちんと意見は言いましょう。

●用例:

 

古株部長

今市君。ヨソノ工業様の保守の件で、進み具合はどうだね。

 

今市課長

それが、軽井主任の担当分が、少し手こずっているようで。

 

古株部長

なんだね、その持って回った言い方は。

 

今市課長

お客様のご要望を取り入れたのですが、他の部署からクレームがついてその調整に時間がかかって……

 

古株部長

そんなことは、始めに調整しておくもんだろ、君は何をやっていたんだね。

 

今市課長

その仕様をまとめられたのは古株部長でして、根回しもしておいたとおっしゃっていたもので。

 

古株部長

それでも、導入前に確認くらいするだろ。きちんとしてくれなきゃ困るよ。

 

今市課長

以後、気をつけます。

 

軽井主任

「負けるがカチーン」ってか

 

今市課長

軽井君、後で、席まで来てください。

登場人物と相関図

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