データサイエンティストはクローン人間のソフトを作れるか?
「ふう~ん。データサイエンティストかぁ!」
先日のonoTさんのコラム「データサイエンティストは占い師の職を奪うか?」で思いついたことがあったので書いてみる。
■データサイエンティストが作る思考回路
「スカイツリーなう」「二郎でラーメン食べました」「あの事件は許せない」などとSNSにつぶやかれたライフログ。特定の人のライフログデータを集めて解析するプラットフォームが構築されれば次世代の占い師が出現するかもしれない。
さらにもう一歩進んで、解析したデータからその人の好みや考え方を反映して、思考回路の設計図を作れるようになったらどうだろう。なにかの入力があったとき、あいつならこうするに違いない、とすべてお見通しになってしまう。データサイエンティストはライフログからのリバースエンジニアリングで個人の思考回路のソフトウェアを作り上げてしまうだろうか。
■3Dプリンタで作るハードウェア
また、最近3Dプリンターが話題になっている。安いものでは20万円程度で好きな立体を作ることができる。あなたの顔や体を3Dスキャナーで取り込めば、あなたにそっくりの人形を作ることだってできる。人形の中にモーターやセンサーを入れればあなたにそっくりなロボットができる。
ちなみに先日始まったテレビドラマ「安堂ロイド」では、5Dプリンターというもので木村拓哉そっくりのアンドロイドがプリントアウトされていた。ドラえもんのタイムマシンのように机の引き出しから出てきたのがちょっと気になったが。
■クローン人間のできあがり
3Dプリンターで作ったロボットに、データサイエンティストが作った思考回路のソフトウェアをインストールしてみよう。するとクローン人間ができあがる。
SFのマンガや映画に登場するクローン人間。そんなものは現実にはできるはずがないと思っていた。でもなんだか近い未来に実現しそうな気がしてきた。ちょっとワクワクするけど怖い。
いやもしかしたら、私たちが知らないだけなのかもしれない。実際にはすでにどこかででクローン人間が作られていて、徐々に本物と入れ替わっているのかも。あなたの回りにいないだろうか。最近急にミスがなくなった人、表情が豊かでなくなった人、コラムにオチがなくなった人、など。
コメント
abekkan
あれっ? 今週のコラムを書こうと思ったら、もう書かれている。
誰が書いたんだろう? もしかして....
abekkan(本物)でした。
onoT
なるほど。そういう思考回路に、モンキーテストとかさせるのも面白いかも知れませんね。
というか、コラムのオチをコメントで付けるとは(笑)
新しいですね!
abekkan
> onoTさん
ありがとうございます。
ネタを利用させていただきました。
コメントでオチをつけるって、そういえばブログでもやったことがありました。(*^_^*)
「女子トイレ内監禁事件」
http://ameblo.jp/abekkan/entry-11298743295.html