いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。

さぁ、新年の決意を確認しよう。

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■あけましておめでとうございます。

 正月が過ぎて仕事もエンジンがかかってきた頃合いです。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?新年、決意新たに歩みだして、ちょうど現実に引き戻された頃合いだと思います。正月に美味しいものを食べ過ぎてちょっとお腹の肉が気になっているかもしれません。

 さて、新年ということで、何か決意はされただろうか。ちょうど今頃の時期が、新年に立てた決意と日常と言う名の現実が衝突している時期と思われる。最初の一週間は雰囲気で何とかなるが、新年という雰囲気が薄れると、あの日立てた決意が何か味気ないものに見えてしまうのですよね・・・。

■決意の失速

 新年に立てた決意が味気なく思えたら要注意だ。それは、変化に対して自分の中で摩擦が起きているからだ。今まででいいじゃないか。今の方が楽だよ。そんな思いが湧いてきたら、そこからが戦いだ。また、目新しいものに心が動いていないだろうか。

 ただ、今の心の状態はよく覚えておくといいと思う。新年という雰囲気が剥がれた、自分のしたそのままの決意の状態だからだ。今の時期に勢いが無くなるということは、元から勢いが無かったということだ。

■新年の決意を実現するために

 決意を実行するには意志の強さが必要だ。さてこの意志の強さだが、普段から鍛えている人はどれだけいるだろうか?意志の強さは実行に移すための土台だ。これは精神的なものなので、数値で表したり視覚化できない。

 決意の内容を問わず、常日頃から意志の強さを培う必要がある。意志の強さは心のスタミナだ。つけようと思ってすぐに身につくものではない。筋肉と同じで、普段から鍛えていないと身につかないのだ。

■今から来年の準備をしよう

 プロジェクトを成功させるのに綿密な下準備が必要なように、きちんと叶う決意をするには下準備が必要だ。下準備とは何か。しっかりと固めた精神的な土台だ。しんどい事があっても、別の誘惑があっても動かない部分を確保しよう。そういう土台が無いと意志の強さは成り立たない。

 どうすれば意志が強くなるか。これは人それぞれ考え方が違うと思う。ただし、生きてる以上、一生取り組むべきテーマには成りうる。節目節目の機会を活かすためには、やはり普段からの行動が重要だと思うのだ。

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