くたばれ実績偏重思考
実績、経歴、学歴、経験年数…… やたらと過去にばかりこだわる人が多くてうんざりする。
そんな人たちに、ぶちかましたい一言がある。
おっぱいは必ず垂れる。
男なら誰でも分かるだろう。おっぱいは大好きだ。好きだからこそ選ぶ。そして拘る。そして、理想のおっぱいを探求する。
まぁ、おっぱいといってもいろんなのがある。大きいおっぱい、小さいおっぱい、おわん型おっぱい、ロケット型おっぱい、……etc。
だが、どれも平等におっぱいだ。そして、どのおっぱいも無常という摂理に逆らえない。
どんなおっぱいも、いつかは垂れる。
いつまでもつややかに、そして凛とそびえ立つおっぱい。男性であれば、そんなおっぱいに夢を見る。だが、そんなおっぱいは幻だ。
確かに、適切なメンテナンスでおっぱいの張りを保つことはできる。また、おっぱいが垂れたとしても、補正下着でごまかすこともできる。しかし、そんな偽りのおっぱいでいいのだろうか。
そして全国のおっぱい愛好家に声を大にして言いたい。
見るべきはおっぱいではない。女性自身だ。
女性も女性で、お前はおっぱいなのだろうか？ それとも、おっぱいのついた人間なのだろうか？ お前という人があってこそのおっぱいではないだろうあか。つまりこうだ。
女性はおっぱいのみで見られるにあらず。
■やりたい放題やってスッキリしたので、いつものスタイルに戻る
実績偏重主義の人を見ていると、男性のおっぱいへのこだわりに似てる気がした。おっぱいと実績を置き換えれば、だいたい意味は通じるはずだ。
確かにおっぱいは、女性の外面的な魅力としては欠かせない要素だ。しかし、良いおっぱいが男性を幸せにするとは限らない。おっぱいのついている女性の性格がねじ曲がっていれば、男性は不幸にしかならない。
まぁ、なんでおっぱいを連呼したかというと、実績編重思考になると、実績という外面ばかり気にして、実力という中身が見えなくなるからだ。そんな様子を揶揄するには、まさにおっぱいが最適だと思ったからだ。
■実績という名の歪み
最近では、次の仕事を取るために強引な成功実績を積み上げようとするプロジェクトが多い。頑張れば頑張る程、条件が悪くなっていく。いったいどうしたものだろうか。本来であれば、無茶をした時点で失敗する。そして、そこで適切な方法を考え出す流れになるはずだ。
無理に成功をさせ続ける代償として、エンジニアは疲弊し、会社も儲からない。客も得られるものの品質が劣化する。という、皆で損をする流れになる。成功の実績より、失敗を通じて適切な予算と方法が分かる方が、トータルで皆が幸せになれるのではないだろうか。
実力、イコール実績と考える方も多そうだが、そうとも限らない。背景に無茶に支えられているのであれば、成功の条件に多くの犠牲が要求される。また、無茶に裏付けされた実績は、無茶を通す口実として利用される事が多い。中身のない実績を守るための消耗戦に、Win-Winの未来は見いだせない。